ジュナイパー - ポケモン対戦考察まとめWiki|第八世代(ソード・シールド)

ジュナイパー [編集]

No.724 タイプ:くさ/ゴースト
通常特性:しんりょく (HPが1/3以下のときに草タイプの技の威力が1.5倍になる)
隠れ特性:えんかく(接触技を非接触技にする)
体重:36.6kg(けたぐり・くさむすびの威力60)
草/ゴーストHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ジュナイパー781077510010070530しんりょく/えんかく
オーロット8511076658256474しぜんかいふく/おみとおし/しゅうかく
パンプジン特大85100122587554494ものひろい/おみとおし/ふみん
ダダリン70131100869040517はがねつかい

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)ほのお/ひこう/こおり/ゴースト/あく
いまひとつ(1/2)みず/でんき/くさ/じめん
いまひとつ(1/4)---
こうかなしノーマル/かくとう

第七世代の草御三家で、くさ×ゴースト複合タイプの一体。
合計種族値は最も高いが配分が悪く、中速両刀で特防の高さも微妙なHPによって活かしきれていない。
様々な役割に就けるだけのポテンシャルはあるが、上手く役割を想定しないと器用貧乏になりがち。

第八世代ではめざめるパワーが廃止。ほのおこおりじめん技を失った。
また、どくどく、のろい、くろいきり、はねやすめといった有力な補助技も剥奪。
一方でグラススライダー、ポルターガイスト、ダブルウイング、ぼうふうを獲得。
一致技およびひこう技は充実し、技範囲はやや狭いがアタッカーとしての運用が主流になっている。

専用技のかげぬいは相手の交代を禁止するゴースト技。
同タイプのダダリンが同様の効果を持つアンカーショットを習得するが、あちらははがね技。
無効耐性があるので安定はしづらい一方、等倍範囲が広くノーマル以外には負担を与えやすい。
ただし有利不利が明確なダダリンと比べると、相手の交代を誘いづらいので釣り出しからの有利対面構築はやや不得手。

新要素のダイマックスとの相性自体は悪くない。中途半端な耐久を補強することが出来る。
一致技で(ダイホロウは間接的に)火力を底上げでき、ダイジェットも使用可能。
ただし技範囲が狭いので、不利な相手に勝てるようになるケースは少ない。
ランクマで使用できなくなった耐久型3つはこちらにあります。→ジュナイパー/ノート



特性考察 [編集]

どちらも技構成によっては無駄になるので、構築と相談して選択。

しんりょく
通常特性。HP3分の1以下でくさ技威力1.5倍。
仮想敵の攻撃をぎりぎり耐えるような調整も可能な絶妙な耐久なので、発動機会はそれなり。
ただし、通りの悪いくさ技より一貫性の高いゴースト技のほうが撃つ機会は多い。特殊型は基本これ一択。
えんかく
隠れ特性。自分が使用する技の接触判定を無くす。
当然ながら、接触技を採用しなければ効果が無いので基本的に物理型で、かつ接触技を採用する場合に。
ナットレイガブリアスを受け出されても負担をかけられることなくサイクルを回せる。かげうちやふいうちでの追撃にも有用。
有効な相手は然程多くないが、しんりょくよりも安定感は高まる。
ダイマックス技は非接触技のためダイマックス時は効果のない特性になる。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力命中効果解説
リーフブレード90(135)100急所ランク+1タイプ一致技。性能安定。
ソーラーブレード125(187)100溜め攻撃タイプ一致技。晴れやダイマックスとあわせて。
かげぬい80(120)100交代封じタイプ一致技。性能安定。追加効果も優秀で非接触。
ゴーストタイプは拘束できないが、抜群を取れるので倒しきりやすい。
無効化された場合も拘束できない。
ゴーストダイブ90(135)100溜め攻撃タイプ一致技。時間稼ぎができる。
ポルターガイスト110(165)90-タイプ一致技。高威力だがたまに外す。
かげうち40(60)100優先度+1タイプ一致の先制技。
ふいうち70100優先度+1読みが要るが高威力の先制技。
はたきおとす65/97100持ち物排除範囲は霊と被る。補助技感覚で。
ブレイブバード120100反動1/3対草・虫。反動が痛い。
アクロバット55/110100-対草・虫。消費アイテムとあわせて。
ダブルウイング40*290-対草・虫。反動も条件も無いがたまに外れる。
とんぼがえり70100自分交代対草・悪。攻撃しつつ撤退。かげぬいとあわせて。
ローキック65100素早さ↓100%対無・鋼・悪。追加効果が優秀。
特殊技タイプ威力命中効果解説
リーフストーム130(195)90特攻↓↓タイプ一致技。高威力。連発には向かない。
エナジーボール90(135)100特防↓10%タイプ一致技。性能安定。
ギガドレイン75(112)100HP吸収1/2タイプ一致技。耐久型との相性が良いが、かげぬいが優先されやすい。
くさむすび20~120
(30~180)
100タイプ一致技。100.0kg以上ならエナジーボール超え。
ソーラービーム120(180)100溜め攻撃タイプ一致技。晴れとあわせて。
ハードプラント150(225)90行動不可タイプ一致技。ラス1やダイソウゲン用に。
リーフストーム習得により価値は下がった。
シャドーボール80(120)100特防↓20%タイプ一致技。性能安定。
ぼうふう11070混乱30%対草・虫。雨やダイマックスとあわせて。
エアスラッシュ7095怯み30%ダイジェット後の怯み狙いを想定するなら。
変化技タイプ命中解説
みがわり-補助技対策や、しんりょくの発動に。
まもる-たべのこしのターン稼ぎに。
フェザーダンス100物理アタッカーを弱体化。自身にも有用。
ひかりのかべ-味方の特殊耐久を強化。主にサポート用。
あやしいひかり100妨害技。ローリスクローリターン。
つるぎのまい-攻撃を強化。物理型で。
1回積むとHBに全振りしない限り、相手のイカサマがタイプ不一致でも確1になる点には注意。
わるだくみ-特攻を強化。特殊型で。
バトンタッチ-積み技やみがわりとあわせて。
にほんばれ-ソーラーブレードやこうごうせいの強化に。相手の炎に注意。
こうごうせい-回復技。第八世代でははねやすめを覚えなくなったのでその代用。回復量は天候に左右される。

ダイマックス技考察 [編集]

ダイマックス技元にする技威力効果解説
ダイソウゲンハードプラント150(225)場:GF一致技。フィールド展開で草技1.3倍。
小回復や地震半減のおまけもつく。
ソーラーブレード140(210)
リーフストーム
リーフブレード130(195)
エナジーボール
ギガドレイン
くさむすび
ダイホロウポルターガイスト140(210)相手:B↓一致技。物理技なら追加効果の恩恵はある。
かげぬいの交代封じの追加効果が利用できなくなる点に要注意。
かげぬい130(195)
シャドーボール
ダイジェットぼうふう140味方:S↑対草・虫。最速なら130族まで抜ける。
ブレイブバード
ダイナックルローキック85味方:A↑霊との補完に優れる。物理型の火力補強に有用だがイカサマには注意。
ダイウォール変化技-まもる相手のダイマックスによる猛攻をしのぐ場合に。
+  使用率の低い技

型考察 [編集]

物理アタッカー型 [編集]

特性:えんかくorしんりょく
性格:いじっぱり/ようき
努力値:A252 S調整 残りH
持ち物:とつげきチョッキ/いのちのたま/じゃくてんほけん/こだわりハチマキ/こだわりスカーフ/ラムのみ/オボンのみ/半減実
確定技:かげぬいorポルターガイスト
優先技:リーフブレード/つるぎのまい
攻撃技:かげうちorふいうち/ブレイブバード/とんぼがえり/ローキック/はたきおとす
補助技:みがわり

種族値に沿った役割をもたせた物理型。
一貫性の高いかげぬいをメインに据えられるほか、サブウェポンの選択肢も豊富。

特性は先制技やとんぼがえりを入れるなら、接触ダメージが無効になるえんかくを推奨。
サブウェポンにこだわらず、一致技と各種変化技を組み合わせて動くならしんりょく。

特殊耐久を補強し受け出し回数を稼げるとつげきチョッキもタイプとの相性がよく、打ち合いに強くなるため有用。

ダイホロウの追加効果が活き、少し物足りない決定力を補うことができるのは物理型の利点。
ダイジェットも使えるため、ダイマックスとの相性は良好。

特殊アタッカー型 [編集]

特性:しんりょくorえんかく(物理技採用時)
性格:ひかえめ/おくびょう/れいせい/せっかち
努力値:C252 S調整 残りH
持ち物:いのちのたま/とつげきチョッキ/じゃくてんほけん/こだわりメガネ/こだわりスカーフ/ラムのみ/オボンのみ/半減実
確定技:リーフストーム/シャドーボール
優先技:わるだくみ
攻撃技:ぼうふう/かげうちorふいうち/とんぼがえり/はたきおとす
補助技:みがわり

同タイプの中で最高の特攻を活かした特殊型。
物理型ほど技の選択肢は豊富ではないものの、高火力の草技が採用できるのが魅力。
リーフストーム以外は威力90止まりと物足りないのでわるだくみはぜひとも採用したい。物理型と違って相手のイカサマに利用される心配もない。
もちろん先制技や物理技を入れるのもあり。
特性は特殊メインの場合接触を気にする場面は少ないため、基本的にしんりょくで良いが、ふいうちやとんぼがえり等を採用する場合はえんかくも一考の余地はある。

とはいえ、草は霊に比べ一貫性が低いため、こちらをメインに据えるのは不安が残る。
貴重な個性であるかげぬいを捨てることにもなるため、採用には一考を要する。

第八世代ではぼうふうを習得、ダイジェットにより抜き性能も上がる。
弱点も5個ある為じゃくてんほけんとの相性もよい。
HPの調整しだいでしんりょくも発動しやすく、草技の威力も相当なものになる。


対ジュナイパー [編集]

注意すべき点
専用技かげぬいが強力。補助技も豊富で、交代封じからの妨害や場作りが非常に厄介。
物理型、特殊型ともにつるぎのまい、わるだくみも覚えダイジェットによる抜き性能もある為、起点にされないようにする。
特殊耐久も高めでじゃくてんほけんも発動されやすい。
対策方法
安易な後出しはかげぬいで拘束される恐れがあるため、なるべく対面からで倒したいところ。
突出して高い能力は無いので、積み技を使われる前に弱点を突いて落とす。
つるぎのまいを搭載している場合はイカサマでも対処可能。
かげぬい・ふいうちを半減できる悪タイプなら対処が楽。じゃくてんほけんに注意。草に耐性があればなおよいが格闘弱点のポケモンはローキックに注意。
ガオガエンならいかくも入り草・ゴースト共に半減できる。

外部リンク [編集]