スイクン - ポケモン対戦考察まとめWiki|第八世代(ソード・シールド)

スイクン [編集]

No.245 タイプ:みず
通常特性:プレッシャー(受けた技のPPを1多く減らす)
隠れ特性:せいしんりょく(怯まず、威嚇の効果を受けない)
体重:187.0kg(けたぐり・くさむすびの威力100)

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)でんき/くさ
いまひとつ(1/2)ほのお/みず/こおり/はがね
いまひとつ(1/4)---
こうかなし---

三聖獣:ライコウ | エンテイ | スイクン


第二世代の三聖獣(通称三犬)の一体で単みず準伝説ポケモン。
耐久値と耐性に優れ、数値受け耐久型ポケモンの代表格として知られる。
みず単は半減4、抜群2と耐性も悪くなく、耐久型としては素早さも高めな点も高評価。

第八世代ではどくどくが剥奪、めざめるパワーが技ごと消滅。ダメージ源が減少することに。
とはいえ一致ねっとうを始めとした耐久向けの技は相変わらず習得するので、そこまで痛いわけではない。
配布限定だったしんそく、エアスラッシュが追加、ウェザーボールを新規習得した。
他にも新規技は多数存在するが多くが物理技なので、あまり採用することはないだろう。
一方、回復手段がねむるしか無いのも相変わらず。場持ちは良いが必然的に使い捨てになりがち。

新要素であるダイマックスとの相性は微妙。火力面が中途半端なので自身のスペックとは噛み合っている。
のだが、役割・技構成が追加効果を意識したものとするケースが多く、それが失われるのは少々痛い。
技範囲自体は悪くないどころか優秀なので、耐久力を活かして殴り合いを制する運用を予定するならば切ることはある。

とくせいパッチの登場により、せいしんりょくも第八世代単独で採用可能。

+  スイクンとクレセリアポリゴン2との比較


特性考察 [編集]

プレッシャー
通常特性。高耐久と相性が良く、まもるやみがわりでPP切れを狙える。
相手の特性によっては、登場時の発動順でS調整を見抜くこともできる。
せいしんりょく
隠れ特性。ねこだましやいわなだれが飛び交うダブルで真価を発揮する。
第8世代からはいかくを無効にする効果が追加された。
霊獣ランドロスガオガエンに対し、タイプ相性もあわせて優位に立てる。
VC金銀クリスタル、ハマナスパーク(BDのみ)か、とくせいパッチを使用することで入手できる。

技考察 [編集]

特殊技タイプ威力命中効果解説
ねっとう80(120)100火傷30%
凍り解除
タイプ一致技。追加効果が優秀。耐久型で。
なみのり90(135)100全体攻撃タイプ一致技。中威力・命中安定。
ハイドロポンプ110(165)80-タイプ一致技。高威力・命中不安。
うずしお35(52)85拘束ダメージタイプ一致技。しめつけバンドとあわせて。
れいとうビーム90100凍り10%対草・ドラゴン。水定番のサブウェポン。
ふぶき11070凍り10%命中不安だが火力を求める場合に。
こごえるかぜ5595素早↓100%追加効果が優秀。サポート用。
バークアウト5595特攻↓100%追加効果が優秀。サポート用。みがわり貫通。
ミラーコート-100優先度-5高い特殊耐久を活かして倍返し。
エアスラッシュ7595怯み30%ダイジェットに。
ぜったいれいど-20一撃必殺耐久型対策。氷やがんじょうには無効。詳細は後述。
物理技タイプ威力命中効果解説
しんそく80100優先度+2タスキ潰しに。他の先制技より速い。
じならし60100全体S↓100%ダブルでのサポート用。基本的にこごえるかぜの方が優秀。
A無振りで味方のじゃくてんほけん発動用に。
変化技タイプ命中解説
ほえる-積み技対策。まもる・みがわり貫通かつ必中。
めいそう-特攻・特防を補強。特殊方面を補える。
ねむる-状態異常も含め全回復。カゴのみとあわせて。
まもる-ターン稼ぎや、プレッシャーとあわせて。
みがわり-補助技対策や、プレッシャーとあわせて。
おいかぜ-サポート用。味方の素早さ倍増。
リフレクター-サポート用。味方の物理耐久を強化。

ダイマックス技考察 [編集]

ダイマックス技元にする技威力効果解説
ダイストリームハイドロポンプ140(210)天候:雨一致技。雨で威力1.5倍。
なみのり
ねっとう
130(195)
ダイジェットエアスラッシュ130味方:S↑素早さ上昇。めいそうから一気に抜いていきたい。
ダイアイスれいとうビーム
ぜったいれいど
130天候:霰水定番のサブウェポン。だがスリップダメージが痛い。
こごえるかぜ110
ダイサイコじんつうりき130場:PF先制技封じ。苦手なフィールドの解除にも。
ダイアークバークアウト110相手:D↓サブウエポンとしては火力が低めだが追加効果がうれしい。
ダイウォール変化技-まもる相手のダイマックスターン枯らしに。

ぜったいれいどに関して [編集]

第七世代からレベル技に追加された。第八世代でも変更はない。
高耐久・低火力のスイクンとの相性は良いが、性能は大幅に低下した。
PPは最大8で、試行回数と最低1回でも命中する確率は以下の通り。

1回:20%(1回目で命中)
2回:36%(1回目または2回目で命中)
3回:約49%(1~3回目のいずれかで命中)
4回:約59%
5回:約67%
6回:約74%
7回:約80%
8回:約84%

弱体化したとはいえ3回で約50%、8回なら8割以上の確率で1回は命中する計算になる。
同じ耐久型対策のどくどくに比べ即効性があり、無効化される相手が少ないのも利点。


型考察 [編集]

ねむカゴ型 [編集]

特性:プレッシャー
性格:おくびょう/ずぶとい
努力値:H252 B252orS調整 残りB
持ち物:カゴのみ
確定技:ねっとう/ねむる
選択技:れいとうビーム/ミラーコート/ぜったいれいど/めいそう

有利対面からねっとうを放ち、相手後続に負荷をかけていく。
特殊が居座ったらめいそうを積んで全抜きを狙うことも可能。
ねむカゴにより積んでから全回復でき、状態異常にも強い。

低火力の耐久型を起点にできるので、物理アタッカーと相性が良い。
カプ・レヒレのミストフィールドに弱いため、カプ・ブルルと組ませるのも手。

ねっとうの追加効果である火傷はダメージ水増しにも優秀だったが、
第七世代以降火傷ダメージが減少し、遂行速度が落ちてしまった。

まもみがプレッシャー型 [編集]

特性:プレッシャー
性格:おくびょう/ずぶとい
努力値:HBS調整
持ち物:たべのこし
確定技:まもる/みがわり/ねっとう/めいそう

まもる・みがわりと特性プレッシャーでPP切れを狙う耐久型。
ねっとうの火傷やめいそうとあわせればみがわりを残しやすい。

受けループにも強く、H実数値を204以上にすればみがわりがちきゅうなげを耐える。
ほえるはエアームド等のふきとばし対策。みがわりごと流される前に先手で流す。

ゴツメねむねご型 [編集]

特性:プレッシャー
性格:ずぶとい
努力値:HBベースでC調整
持ち物:ゴツゴツメット
確定技:ねむる/ねごと/ハイドロポンプorねっとう/れいとうビームorこごえるかぜ

ゴツゴツメットで相手を削りつつ、ねむるで回復する物理受け型。
耐久型対策のどくどくに強く、眠っている間もねごとで攻撃できる。
接触技中心の物理アタッカーに効果覿面。
じしんやストーンエッジを持つ岩や地面には水技や氷技を撃てる。

ゴツメ対面型 [編集]

特性:プレッシャー
性格:ずぶとい/ひかえめ
努力値:H252 BCS調整
持ち物:ゴツゴツメット
確定技:ねっとう/れいとうビームorこごえるかぜ/ミラーコート/リフレクター

対面構築向き。こごえるかぜやリフレクターの習得により速攻物理アタッカーに強い。
他にも積み技にはほえる、特殊型にはミラーコートで対応可能。

アタッカー型 [編集]

特性:プレッシャー
性格:ひかえめ/おくびょう
努力値:C252 HorS252
持ち物:とつげきチョッキ/オボンのみ/じゃくてんほけん
確定技:ハイドロポンプ/れいとうビームorふぶき
攻撃技:ねっとう/なみのり(ダブル)/たきのぼり/ダイビング/こごえるかぜ/ミラーコート/ぜったいれいど/しんそく
補助技:めいそう

水+氷の攻撃範囲を活かし、主に特殊と撃ち合うアタッカー型。
めいそう+ハイドロポンプやチョッキ+ぜったいれいどが強力。

持ち物考察

とつげきチョッキ
一致弱点を突かれてもミラーコートで倍返しできる。
低火力の相手にはぜったいれいどの試行回数を稼げる。
オボンのみ
物理・特殊を問わず発動するため腐りにくい。
補助技も使えるので相手の計算を狂わせられる。
じゃくてんほけん
両刀が可能に。
積み技のスペースも省け、AC以外にも努力値を割ける。

選択技考察

ぜったいれいど
チョッキと相性が良く、耐久型に圧力をかけられる。
+  型サンプル

対スイクン [編集]

注意すべき点
耐久値は高く、弱点は少ない。どくどくもねむるで回復されてしまう。
プレッシャー、めいそう、ぜったいれいどを持つため、長期戦は危険。
対策方法
高威力の一致弱点技、一撃必殺技で短期決戦を狙いたい。
ねむるを封じられるカプ・コケコカプ・レヒレ
水技・ぜったいれいど無効のラプラスなどが有利。

外部リンク [編集]