ドレディア - ポケモン対戦考察まとめWiki|第八世代(ソード・シールド)

ドレディア [編集]

No.549 タイプ:くさ
通常特性:ようりょくそ(晴れの時に素早さが2倍になる)
     マイペース(混乱状態にならない、特性いかくを受けない)
隠れ特性:リーフガード(晴れのときに状態異常にならない)
体重  :16.3kg(けたぐり・くさむすびの威力40)
おさきにどうぞ葉緑素HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ドレディア7060751107590480ようりょくそ/マイペース/リーフガード
マラカッチ7586671066760461ちょすい/ようりょくそ/よびみず
キレイハナ7580859010050480ようりょくそ/いやしのこころ
ラフレシア7580851109050490ようりょくそ/ほうし

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)ほのお/こおり/どく/ひこう/むし
いまひとつ(1/2)みず/でんき/くさ/じめん
いまひとつ(1/4)---
こうかなし---

第五世代出身で、エルフーンの対となる単くさポケモン。
種族値は特攻以外は平凡ながら、ちょうのまいを習得するため高速アタッカーとして使用可能。
しかしタイプ一致の草技は通りが悪く、一致以外の攻撃技もほとんど習得しない。
結果、積みアタッカーでありながら有利・不利が激しく居座りが難しいというアンバランスさが欠点。

今作ではめざめるパワーの廃止、ゆめくいの没収により範囲が致命的に狭まった。
新規習得したかふんだんごは性能こそ悪くないが、範囲がくさと被り気味。
くさ、ノーマルむしというアンバランスな攻撃範囲となり、はがねに対する有効打を完全に失う羽目に。
他の新規習得技は物理技ばかりで、どくどく、いばる、くさぶえも喪失しサポート性能も少々低下。
見せあい段階で試合に出せる・出せないがハッキリ出るポケモンで、編成全体でドレディアを活かす補完が必要な上級者向けポケモン。

ようりょくそ持ちの中で最速のおさきにどうぞ、ねむりごな使いというアイデンティティーは変わらず。
ダブルではようりょくそを発動させ、上からおさきにどうぞ、アンコールを用いたサポーターとして活躍。
かふんだんごもダブル向けの性能を持つので、今後はダブルが主戦場になると思われる。

ダイマックスとの相性は微妙。
前述の通り技範囲が非常に狭く、ダイマックスをしても引かざるを得ない相手が多い。
追加効果との相性は悪くないが、アイデンティティでもあるちょうのまいと内容が似通っている点もマイナス。
ダイマックスをしても相性関係があまり変わらない事も多く、敢えてダイマックスで戦う必要は薄いだろう。

なお、他の石進化ポケモン同様、チュリネ限定技はドレディアでも思い出せるようになり育成難易度は低下している。



特性考察 [編集]

ようりょくそ
晴れの時は素早さが2倍。同特性でおさきにどうぞを使用可能な最速のポケモン。
第八世代ではダイバーンで晴れに出来るようになったが、自身は使用できないので味方のサポート前提。
習得技・晴れにする手間の双方からダブル向けの特性。
マイペース
混乱しない。はなびらのまいを使っても混乱せず、また効果終了時のアナウンスも無くなる。
相手に行動固定解除のタイミングを悟られなくなり、起点にされづらくなる。
とはいえ最低2ターンは交代も出来ず、半減範囲が広いので使いづらいことは変わりない。
第八世代からはいかくも無効化できるようにはなったが、特殊アタッカーのドレディアにはほぼ関係なし。
リーフガード
隠れ特性。晴れている時のみ状態異常を防ぐ。特性発動前に状態異常になっていた場合は回復できない。
タイプ特性で粉技無効、特殊アタッカーなのでやけども怖くない。
前述の通り自力で晴らす手段がにほんばれ頼りで仲間のサポートが前提となり、維持も難しい。
更に発動しても恩恵は受動的、かつ本人に有効な状態異常はまひぐらい。基本的には候補外。

技考察 [編集]

特殊技タイプ威力命中効果解説
エナジーボール90(135)100特防↓10%タイプ一致技。性能安定。
ギガドレイン75(112)100HP吸収1/2タイプ一致技。回復効果付き。
ソーラービーム120(180)100溜め技タイプ一致技。晴れやダイマックスとあわせて。
はなびらのまい120(180)100行動固定タイプ一致技。行動固定が痛い。ドラゴン等に起点化される恐れも。
リーフストーム130(195)90特攻↓↓タイプ一致技。通りは悪いがドレディア単体での最大火力。
かふんだんご90100-草以外では、ほぼ唯一の攻撃技。ダブルでは味方に使うと回復。ぼうだんで防がれる。
はかいこうせん15090次ターン行動不可こちらも貴重な草以外の技。反動が怖いが他の技が無い。
りんしょう60/120100身代わり貫通ダブル用。草以外の攻撃技。
物理技タイプ威力命中効果解説
グラススライダー70(105)100GFで優先度+1タイプ一致技。唯一の先制技。
はなふぶき90(135)100全体攻撃タイプ一致技。ダブルでのそうしょく持ちの味方とのコンボや
低火力を活かした味方のじゃくてんほけんの発動に。
変化技タイプ命中解説
ちょうのまい-代名詞とも言える強力な積み技。
やどりぎのたね90草タイプの定番技、しかし自身の耐久は低い部類であり相性は良くない。
こうごうせい-晴れを利用することの多いドレディアと相性の良い回復技。
アロマセラピー-ようりょくそを活かすのであれば麻痺が致命的になるので持つ価値はある。
ねむりごな75ダブルでようりょくそと合わせて、ダイマックスタイミングが読めれば最高の妨害になる。
おさきにどうぞ-コータスと組んで晴れ噴火がメジャーなコンボ。
にほんばれ-シングルで使う他、ペリッパー等の後出しに対処できる。
あまえる100物理アタッカー、特にダイマックスポケモンに合わせれば弱体化できる。
アンコール100いたずらごころではないので悪タイプにも使える、その他ねこだましの牽制など。
なかまづくり100ようりょくそを味方に配る。
なやみのタネ100眠り粉と相性は悪いが、特性を強制的に変えるため強力。
てだすけ-ダブルにおけるサポート型の定番技。

ダイマックス技考察 [編集]

ダイマックス技元にする技威力効果解説
ダイソウゲンソーラービーム140(210)場:GF一致技。フィールド展開で草技威力1.3倍&小回復&地震半減。
リーフストーム
エナジーボール130(195)
ギガドレイン
ダイワームかふんだんご130相手:C↓くさ。蝶の舞と合わせ、特殊アタッカーに強くなれる。
ダイアタックはかいこうせん150相手:S↓蝶の舞を積まなくても抜けるようになる。
アタッカー型では攻撃範囲を広げるためにほぼ必須。
ダイウォール変化技-まもる状態ダイマックス技を含むすべての技を防ぐ。
連続使用で失敗しやすくなる。

型考察 [編集]

ちょうのまい型 [編集]

特性:マイペースorようりょくそ
性格:ひかえめorおくびょう
努力値:CS252を基に調整
持ち物:きあいのタスキ/ラムのみ/いのちのたま
確定技:ちょうのまい/ねむりごな/ギガドレインorエナジーボールorはなびらのまい
攻撃技:はかいこうせん/かふんだんご
補助技:アンコール

ちょうのまいを積んで攻撃するドレディアの基本型。
攻撃範囲が狭いため上手く選出誘導を狙い、不利な相手にはねむりごなで隙を作って複数回積む。
無振りサンダー程度なら1舞ダイソウゲンで高乱数2発なので、相手のダイマックスを消耗させることも重要。

主な仮想敵は低中速の高耐久水・地面など。カプ・レヒレカバルドンヌオーなど、メジャーどころの役割対象はそれなりに多い。
前述のサンダーしかり、草半減の相手もねむりごなによる誤魔化しと合わせて突破は不可能ではないが、草1/4の相手は流石に無理。
ナットレイテッカグヤなどの鋼複合は勿論、フシギバナリザードンなども天敵。

メインウェポンはギガドレインが回復も兼ねられ、ダイマックス時は威力130と大きく強化できる為使いやすい。
はなびらのまいは高威力でマイペースと相性が良いが、受けられた場合に大きな隙を晒すため使いづらい。

【ダブル】ようりょくそサポート型 [編集]

特性:ようりょくそ
性格:おくびょう
努力値:S252&H252orC252
持ち物:きあいのタスキ/こうかくレンズ/からぶりほけん/メンタルハーブ
攻撃技:エナジーボールorギガドレインorソーラービームorリーフストーム/かふんだんご/りんしょう
補助技:ねむりごな/おさきにどうぞ/アンコール/なかまづくり/なやみのタネ/にほんばれ/アロマセラピー/あまえる/てだすけ/まもる

ダブル適性のあるドレディアのサポート型。
主にひでり持ちと一緒に繰り出しようりょくそ発動による高い素早さから、相手の妨害や味方のサポートを行う。
コータスと一緒に出しておさきにどうぞで晴れ噴火をする展開が有名。

今作では晴れから別の天候に変わった瞬間ようりょくその効果がなくなってしまうが
逆に言えばひでり持ちを後出しすることで、上から相手のダイマックスポケモンを眠らせるなどの妨害も可能。
ただしドレディアがアクティブな状態では水、氷、岩のダイマックス技を使いにくくなってしまった。
※ねむりごなを使う場合は電、妖も。

多くのサポート型とは異なり自身の攻撃性能も高く、ピンポイントに機能する草技や
新たに習得した“かふんだんご”は味方を回復できる効果もあるため無駄にならない。

参考までにH振りトリトドンであれば無補正無振りギガドレインでピッタリ確1である。


対ドレディア [編集]

注意すべき点
晴れ下では高速おさきにどうぞ使いとなり、コータス等のアタッカーのサポートに長ける。
不利な相手にも高速ねむりごなによって無理矢理勝ち筋を見出してくる。
自身もちょうのまいを持ち、草技の威力は侮れない。
対策方法
ダブルでは相方ありきのサポート役なので、ねこだましで連携を崩したり、ちょうはつで補助技を封じるのが有効。その際、ようりょくそ+ねむりごなには注意が必要。
味方への体力回復、状態回復、おさきにどうぞでSサポート、てだすけで火力補助…などなど、
一つ一つの補助はフリーにすると厄介ではあるが、技スペースの都合上全部を入れるのは不可能。
なので、ドレディアというよりも組んでいるポケモンが誰であるかをよく見ておき、何をするつもりなのかのアタリを付けておこう。
 
シングルではちょうのまいによるアタッカーが多いが、サブはむし・ノーマルのみと貧相。
はがねタイプ相手には通る技がなく、とりわけナットレイにはねむりごなも効かないのでドレディア単体ではどうすることもできず、エアームドアーマーガアなら状態異常さえしのげば余裕を持って起点に出来る。
シングルでは草半減できない選出をした場合を除き、ほぼ脅威にはなり得ないだろう。
ただし破壊力自体は積みアタッカーとして合格。草の一貫が取れない限りはほぼ選出されないとはいえ、甘く見すぎて一貫を作ると途端に暴れだすので油断はしないように。

外部リンク [編集]