ルージュラ - ポケモン対戦考察まとめWiki|第八世代(ソード・シールド)

ルージュラ [編集]

No.124 タイプ:こおり/エスパー
通常特性:どんかん(メロメロ状態にならない、ちょうはつ・いかくを無効化)
      よちむ(相手の技が1つわかる)
隠れ特性:かんそうはだ(みずタイプの技を受けた時、その技を無効化しHPが最大HPの1/4回復する。
            ほのおタイプの攻撃技で受けるダメージが1.25倍になる。
            天気が「あめ」の時、ターン終了時、HPが最大HPの1/8回復。
            天気が「ひざしがつよい」の時、ターン終了時、HPに最大HPの1/8のダメージ)
体重  :40.6kg(けたぐり・くさむすびの威力60)
同複合HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ルージュラ6550351159595455どんかん/よちむ/かんそうはだ
バリコオル80857511010070520ちどりあし/バリアフリー/アイスボディ
Gバリヤード5065659090100460やるき/バリアフリー/アイスボディ
107145557しんかのきせき無振り

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)ほのお/むし/いわ/ゴースト/はがね/あく
いまひとつ(1/2)エスパー/こおり
いまひとつ(1/4)---
こうかなし---

特性「かんそうはだ」の場合、みず無効・ほのお2.5倍


初代出身のこおり×エスパー複合。
前世代までは固有タイプだったが、第八世代ではバリコオル、禁止級伝説のバドレックス(白馬)が登場。
バリコオルには耐久面、特に物理耐久でかなりの遅れをとっているが、ルージュラの方がかなり素早い。
競合先としてはむしろ進化前のGバリヤードの方。どちらにせよ特攻で勝り、特性も全て異なるので差別化は容易。

第八世代では大量の技が没収されたが、めぼしいものはめざめるパワー、オーロラベール、リサイクルぐらい。
オーロラベールはゆきふらし全員が習得しており、優位点に乏しい為に失ったことは然程痛手ではない。
むしろ新規習得技として、ダブルにおいて条件付きながら優秀な全体攻撃となるワイドフォース、
および高めの素早さ、極端に差のある耐久やどんかんと相性の良いアンコールが大きい。

新要素のダイマックスとの相性はほどほど。威力や命中の低さをカバーできる。
また一致技がそれぞれ天候、フィールドを展開。ダイサイコは一致技を補強しつつ苦手な先制技をブロックする。
耐久面も、特殊方面についてはかなり底上げされ、かんそうはだ+一致ほのお以外なら概ね耐える。
ただし物理はダイマックスしても、通常時の特殊耐久未満しか無く、弱点を食らうと容易に吹き飛ばされてしまう。
またみず技は過去作限定の為、ランクマッチでかんそうはだを能動的に活用する手段はあまごいしか無い点にも注意。



特性考察 [編集]

どんかん
ちょうはつを無効化。純粋なアタッカーとしては少々力不足で、補助技を絡めるルージュラとは相性が良い。
ゆうわく・メロメロも無効化するが、前者は技廃止、後者も採用が極稀で考慮する必要はなし。
第八世代でいかくも無効になったが、ルージュラの種族値で物理型は流石に無謀なのであまり意味はない。
よちむ
相手の技の中から、最も威力の高い技を1つ確認できる。
とはいえアタッカー相手の場合、大抵のポケモンは種族値からどちらを使用するか予測できる。
物理か特殊か判別がつかないようなアタッカーは両刀も多く、特殊技が見えたからと安心出来ない。
一応登場時にアナウンスのある特性を持つ相手の場合素早さ確認に使えるが、他の特性の方が有用。
かんそうはだ
隠れ特性。みず技無効+吸収、雨時に毎ターンHP回復と雨パメタの極致と言える特性。
ほのおに弱くなるが物理技ならどの道耐えきれないので、特殊技の確定数が変化する程度。
ルージュラの大きな個性だが晴れパ相手にタスキが潰れる弱点は無視できないので、パーティ単位で構築を考えたい。
トレースされるとみず技が通らなくなる。本人は習得しないが、後続との相性に注意。

技考察 [編集]

特殊技タイプ威力命中効果解説
れいとうビーム90(135)100凍り10%一致氷技。
ふぶき110(165)70凍り10%氷技の中では最も威力が高いが霰下でなければ使いにくい。
サイコキネシス90(135)100特防↓10%一致超技。
サイコショック80(120)100-特殊受けによる止まらなさを重視するなら。
アシストパワー20(30)~100-タイプ一致技。能力上昇で威力上昇。
積み技や味方からのバトンタッチとあわせて。
ワイドフォース80/120
(120/180)
100-タイプ一致技。サイコフィールドで威力1.5倍&相手全体攻撃。
きあいだま12070特防↓10%補完に優れているが、命中不安定。
エナジーボール90100特防↓10%かんそうはだ型でのみずタイプへの役割遂行技として。
トリトドンヌオーなどに。
くさむすび20~120100-スイクンブルンゲルといった重い水に。
他にもバンギラスマンムーなどに。
シャドーボール80100特防↓20%エスパーゴーストギルガルドに。
ドレインキッス50100HP吸収3/4貴重な回復手段。かんそうはだと併せてもよい。
物理技タイプ威力命中効果解説
ねこだまし40100優先度+3
怯み100%
シングルでは無理して入れるほどの技ではないが、
ダブルでは縛りを解除できる技として非常に重要となる。
変化技タイプ命中備考
あくまのキッス75専用技。くさタイプや特性ぼうじんで無効化されないため、催眠対策をそれらに任せているパーティに強い。
ちょうはつ100素早さはなかなか高いため、上から掛けやすい。
めいそう-物理攻撃が飛んでくることを考慮しなければ、高めの特攻と特防を強化できる優秀な積み技。
わるだくみ-低耐久のため積むタイミングを作るのは難しいが、一回でも積めればかなりの火力を出せる。
リフレクター-物理耐久を強化できるが、元の物理耐久が低すぎるため耐久無振りなら壁を貼ったところであまり変わらない。
ひかりのかべ-特殊耐久を強化できる。味方へのサポートにも。
まもる-様子見などに。
みがわり-きあいのタスキとは相性が悪いが、状態異常技やふいうち読みなどに。
トリック100こだわりトリックなど。
くろいまなざし-有利な相手をうまくキャッチしたり、ほろびのうたと合わせて相手に圧力を掛けたりできなくもないが、ゴーストタイプには効果無し。
トリックルーム-素早いため恩恵は少ない。ダブルなどでの味方のサポートに。
ほろびのうた-居座る相手を流せる。特性どんかんならちょうはつを受けないためダブルでの滅びパなどに組み込みやすい。
アンコール100無駄な技に固定して有利な場を作る。マジックコートに注意。

ダイマックス技考察 [編集]

ダイマックス技威力元にする技効果解説
ダイアイスふぶき140(210)天候:霰一致技。ふぶきと相性がいい。霰でタスキつぶし。
れいとうビーム130(195)
ダイサイコみらいよち140(210)場:PF一致技。サイコフィールドで超技威力1.3倍&先制技封じ。
サイコキネシス
サイコショック
アシストパワー
130(195)
ダイソウゲンエナジーボール
くさむすび
130場:GF対水や地に。グラスフィールドで草技威力1.3倍&小回復。ダイサイコと相性×
ダイホロウシャドーボール130相手:B↓対霊や超に。
ダイウォール変化技-まもる相手のダイマックスのターン切れ狙いに。

型考察 [編集]

アタッカー型 [編集]

特性:かんそうはだ/どんかん
性格:おくびょう/ひかえめ
努力値:特攻252 素早さ252
持ち物:きあいのタスキ/こうかくレンズ/こだわりメガネ/いのちのたま/たつじんのおび
攻撃技:れいとうビームorふぶき/サイコキネシスorサイコショック/きあいだま/シャドーボール/エナジーボール/ねこだまし
補助技:あくまのキッス/めいそうorわるだくみ/ちょうはつ/みがわり/くろいまなざし/ほろびのうた/アンコール/トリック

無効化手段が少なく命中率も悪くない催眠技「あくまのキッス」により、他の催眠技を覚えるアタッカーと差別化出来ている。
ねこだましも覚えるため、シングルよりはダブルでの活躍が見込めるだろう。
特性はちょうはつを意識するならどんかんみずタイプに強く出たいならかんそうはだ

こうかくレンズは実用性あるだろうか?持たせたところであくまのキッスが75→82、
ふぶきやきあいだまが70→77になるだけだから無意味な気がする。
だったらきあいのタスキで行動回数を増やすなり強化系で突破力上げる方が実用的。
↑自分もアタッカーはスカーフかタスキでしか使ったこと無いものの、こいつは乾燥肌のおかげで流し性能はそこそこ。
紙耐久と思われがちだが特殊技なら素で耐えることも多く、選出次第ではタスキに頼らずとも技の試行回数が稼げる場面が意外とある。
その場合は命中上昇は少なからず戦績に影響を与えるだろうし、あとは構築で他にどうしてもタスキを回す必要がある場合にも選択肢になるのではなかろうか?

スカーフ型 [編集]

特性:かんそうはだ
性格:おくびょう/ひかえめ
努力値:特攻252 素早さ252
持ち物:こだわりスカーフ
確定技:れいとうビームorふぶき/サイコキネシスorサイコショック/トリック
攻撃技:きあいだま/シャドーボール/エナジーボール
補助技:あくまのキッス/わるだくみ

最速スカーフで実数値241、レジエレキ以外の大概のポケモンは抜ける。
準速スカーフは220で剣ザシアンと同速で、フェローチェには最速の場合抜かれるので注意。
高速ドラゴンひこうに先手氷技で奇襲を狙いつつ、耐久型にはスカーフトリックで機能停止を狙う。

無補正C252れいとうビームの火力は無振りドラパルト確1、同サンダーを中乱数1。
等倍でもサイコキネシスで無振りウォッシュロトムを確2圏内に押し込める程度の火力がある。
補正ありやふぶき採用で確定数が変わってくる相手も多いので仮想敵に合わせて要検討。

あくまのキッスはどうしようもない相手に対する誤魔化しに。
わるだくみはトリックでこだわり解除後、機能停止した耐久型の前でそのまま起点化できる。

ほろびのうた型 [編集]

特性:どんかん推奨
性格:おくびょう
持ち物:きあいのタスキ/こうかくレンズ
努力値:HP252or防御252or特攻252 素早さ252
確定技:くろいまなざし/ほろびのうた
優先技:あくまのキッス
攻撃技:ふぶきorれいとうビーム/サイコキネシスorサイコショック/ねこだまし
補助技:まもる/みがわり/ちょうはつ/アンコール

プクリン等の他のほろびのうた起動役との差別点はちょうはつで止まらない点と催眠技。差別化のためにあくまのキッスは優先したい。
特にちょうはつで止まらないのは大きく、マイナー故に無意味なちょうはつが飛ぶ事もあり美味しい。

先発で繰り出し、あくまのキッスをしてからほろびのうた、そこからソーナンスゴチルゼルなどに繋げる型。
ほろびのうた使用後に交代するか否かの選択をさせ、交代されても睡眠撒きとして起点を作れる。

努力値振りについてはHS振り・・・・・・と言いたいところだが、余りに物理耐久が低いので攻撃技を入れるならCS振りでも構わない。
きあいのタスキでない場合、先制技一発で沈んで次に繋げられない、ということがあるので先制技を持ってそうな相手には要注意。
相手が持ち物による補正無しなら攻撃特化カイリューのしんそくでも耐えるので、
落ちるとしたらタイプ一致弱点(かげうち、バレットパンチ)辺り。
当然ふいうちはタイプ不一致でも落ちるが、積極的に攻撃する型ではないので透かしやすい。
また、当然ながら相手のスカーフには要注意。物理技だと不一致ですら沈みかねない。


対ルージュラ [編集]

注意すべき点
専用技「あくまのキッス」が厄介。それ以外の補助技もそこそこ使える。
特性がどんかんならちょうはつ無効、かんそうはだなら水技無効。
対策方法
B種族値が35という絶望的な低さ、紙物理防御のフーディンすら下回る数値なので、物理技で攻めればあっさり落ちる。
きあいのタスキ持ちが多いので、連続技が有効(ミサイルばり、ロックブラストなど)。
あくまのキッス対策としてラムのみがあれば安心。

外部リンク [編集]