バシャーモ - ポケモン対戦考察まとめWiki|第八世代(ソード・シールド)

バシャーモ [編集]

No.257 タイプ:ほのお/かくとう
通常特性:もうか(自分のHPが最大値の3分の1になったとき、炎技の威力が1.5倍になる)
隠れ特性:かそく(毎ターン素早さが1段階上がる)
体重  :52.0kg(けたぐり・くさむすびの威力80)
バトンタッチ炎エースHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
バシャーモ80120701107080530もうか/かそく
エースバーン80116756575119530もうか/リベロ

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)みず/じめん/ひこう/エスパー
いまひとつ(1/2)ほのお/くさ/こおり/あく/はがね
いまひとつ(1/4)むし
こうかなし---

第三世代のほのお御三家にして、ほのお×かくとう複合の一角。現在はゴウカザル、エンブオー未解禁につき固有タイプ。
両刀アタッカーの配分で素早さは中速だが、強特性かそくと高威力の一致技により、高いアタッカー適性を持つ。
耐久は紙とまでは行かないが低めなので耐久調整やタスキ、まもるなどで稼ぎたいところ。

第八世代ではメガシンカが廃止され、攻撃と初速の大幅低下を受けてしまった。同時にめざめるパワーの廃止でこおり技を失い、一部の相手への有効打が損なわれた。
また、代名詞的存在であったとびひざげりがまさかの剥奪。一方でインファイトを新規習得しており、威力は僅かに劣るがゴーストが躍進している環境では受け出されて致命傷を負うリスクが減ったとも言える。
他にはとんぼがえり、ねっさのだいち、はどうだんを新規獲得し、どちらかというと火力面よりも搦め手に長じることに。

ただし、第八世代はダイジェットが流行しておりかくとうタイプ全体が向かい風にある。
強みであるかそくに追いついてくる相手が増加し、単なる抜きエースとしての信頼性は低下傾向。
また、固有タイプとはいえ実際には新顔のエースバーンが両方のタイプを事実上の一致で撃てる。
攻撃の差も技の威力で埋められる上、素の素早さで上回る強力なライバル。
こちらはバトンタッチや、特殊方面の火力も用いて差別化を図りたいところ。
ただしインファイトについてはバトンタッチと相性が悪い。

本人はダイマックスとの相性はなかなか良い。技範囲が広く、追加効果を選びやすい。
更に低めの耐久もカバーされ、ダイウォールで確実にかそくの機会を増やしつつ相手のダイマックス技を無効に出来る。
ダイナックル、ダイアース、ダイジェットと、能力上昇の効果を持つ技を多く習得するのでバトンとも相性が良好。
反面、相手にダイマックスされるとまもるを貫通されてしまい、天候変更もあってタスキを無駄にされやすい。

ワカシャモの考察はノートにあります。



特性考察 [編集]

もうか
悪い効果ではないが、かそくがあまりに強力、かつバシャーモの採用理由に直結する。
フレアドライブやオーバーヒートとの相性も悪く、基本的には候補外。
かそく
隠れ特性。ターン毎に素早さが上がる。シンプルに強力な特性であり、基本はこちら。
バトンタッチも習得するが低耐久の為、先制技やダイマックス技には注意が必要。
かそく全般に言えることだがトリックルームも天敵となる。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力命中効果解説
フレアドライブ120(180)100火傷10%
反動1/3
タイプ一致技。反動が痛い。きあいのタスキとの相性は悪い。
A特化で火力指数34020。
ブレイズキック85(127)90火傷10%
急所率+1
タイプ一致技。反動は無いが低威力。
A特化で火力指数24007。
インファイト120(180)100防御特防↓タイプ一致技。高威力かつ命中安定だがバトンタッチと相性が悪い。
けたぐり20~120
(30~180)
100相手体重依存タイプ一致技。威力不安定。ダイマックスに対しては無効。
かみなりパンチ75100麻痺10%ギャラドスカプ・レヒレに。
ブレイブバード120100反動1/3対格闘。反動が痛い。ダイジェットと合わせて。
ストーンエッジ10080急所ランク+1リザードンウルガモスに。
いわなだれ7590怯み30%かそくとあわせれば怯みを狙える。
がんせきふうじ6095素早↓100%追加効果が優秀。サポート用。
じしん100100-対炎・毒。ドヒドイデアーゴヨンシャンデラに。
とんぼがえり70100攻撃後交代対エスパー。不利対面回避に。
きしかいせい20~200
(30~300)
100残HP依存タイプ一致技。タスキやこらえるとあわせて高火力。
カウンター-100優先度-5タスキと合わせて。使用後もかそくのお陰でアタッカーとしての役割は損なわない。
まもる読みのダイマックスにも強いがみがわりや積み技は裏目になる。
特殊技タイプ威力命中効果解説
オーバーヒート130(195)90特攻↓↓タイプ一致技。連発は利かない。両刀・撃ち逃げ向き。
無補正C無振りで火力指数25350。
だいもんじ110(165)85火傷10%タイプ一致技。高威力・命中不安。
ブラストバーン150(225)90次ターン
行動不可
タイプ一致の超火力技。ラス1やダイマックス技に。
ねっぷう95(142)90火傷10%タイプ一致技。ダブルでは相手全体攻撃。シングルでは中途半端。
きあいだま120(180)70特防↓10%タイプ一致技。高火力・命中不安。特性ぼうだんには透かされるので注意。
はどうだん80(120)必中-タイプ一致技。命中安定だが威力不足。こちらもぼうだんに注意。
ソーラービーム120100溜め攻撃対水。晴れ・ダイマックスとあわせて。
ねっさのだいち70100火傷30%追加効果が優秀。だいちのちからは覚えない。
変化技タイプ命中解説
まもる-かそくの発動に。みきりよりPPが多く戦闘が長引いた時に有利。
みきり-まもると同じ。ダブルでのふういん対策に。PPは最大8と少ないが、問題にはなりづらい。
みがわり-補助技対策や、かそくの発動に。
つるぎのまい-攻撃を強化。物理型の抜き性能の向上に。
ふるいたてる-攻撃・特攻を補強。両刀型の抜き性能の向上に。
きあいだめ-急所ランク+2。ピントレンズとあわせれば確定急所を狙える。
バトンタッチ-かそくや積み技、みがわりとあわせて。
おにび85物理アタッカー対策。炎やこんじょうに注意。
こらえる-かそくのターン稼ぎ。ダイマックス枯らし、きしかいせいとのコンボなどに。

ダイマックス技考察 [編集]

ダイマックス技元にする技威力効果解説
ダイバーンブラストバーン150(225)天候:晴2発目から威力1.5倍。
呼ぶみずタイプの火力半減も。ソーラービームと相性がいい。
フレアドライブ
オーバーヒート
だいもんじ
140(210)
ねっぷう130(195)
ダイナックルけたぐり100(150)味方:A↑一致技。威力は低め。ただし物理型の場合は火力補強ができる。
きあいだまの命中不安を嫌う際に。
インファイト
きあいだま
95(142)
はどうだん90(135)
ダイサンダーかみなりパンチ130場:EF対みず。催眠対策にも。
ダイジェットブレイブバード140味方:S↑かそくと併せて更に素早さ上昇。
ダイロックストーンエッジ
いわなだれ
130天候:砂嵐むしひこう。格闘との補完に優れる。スリップダメージに注意。
がんせきふうじ110
ダイアースじしん130味方:D↑格闘技と範囲が被りがちだが追加効果は優秀。
ねっさのだいち120
ダイソウゲンソーラービーム140場:GF地震を半減し、地面の弱点をつける。
ダイウォール変化技-まもる相手のダイマックス切れを狙う。かそくのターン稼ぎにも。

型考察 [編集]

物理アタッカー型 [編集]

特性:かそく
性格:いじっぱり/ようき/むじゃき(特殊技採用時)
努力値:AS252
持ち物:いのちのたま/きあいのタスキ/ラムのみ
確定技:フレアドライブ/インファイト
選択物理技:ストーンエッジorいわなだれ/かみなりパンチ/じしん/ブレイブバード/とんぼがえり
選択特殊技:オーバーヒート/ソーラービーム(ダイマックス)
選択補助技:まもる/みがわり/つるぎのまい/ふるいたてる/バトンタッチ

特性かそくによる圧倒的素早さで上から叩いて全抜きを狙うバシャーモの基本型。
特に、相手が消耗している終盤での抜き性能は圧倒的。

まもるは味方の壁張りなどのサポート後に出す前提であれば、代わりにつるぎのまいを入れることも視野に入るが、
型を見るための様子見や相手のスリップダメージの時間稼ぎ、そして何より安全にS上昇できる事を考えると、かなり有用なのも事実。
フレアドライブとインファイトで大部分はダメージが通るので、まもる/つるぎのまいの両立も視野に入ってくる。

補助技をつるぎのまいのみにして、ダイウォールをまもるの代用とするといった運用も考えられる。

ダイマアタッカーとして信頼性を置くのならこの型でも弱点保険はありだと思う。
今の環境では襷も無駄になりやすく、4倍弱点も無いから意外と耐える。

バトン型 [編集]

特性:かそく
性格:ようき/わんぱく/ずぶとい
努力値:耐久振りでS調整 余りAC
持ち物:きあいのタスキ/じゃくてんほけん/ラムのみ/マゴのみ系/たべのこし
確定技:バトンタッチ/まもるorみがわり(両立可)orこらえる
積み技:つるぎのまい/ビルドアップ/ふるいたてる/きあいだめ
物理技:インファイトorけたぐりorかわらわり/フレアドライブorブレイズキック/じしん/きしかいせい
特殊技:かえんほうしゃorだいもんじ/ソーラービーム/ねっさのだいち

能力上昇をバトンして後続をサポートする型。
バトン先は全抜き狙いの物理アタッカーのほか、
素早さが重要などくみが・やどみが持ちも候補。

バシャーモはアタッカー性能が高く、バトンが読めていても対処が難しい点が他のバトン役に比べ優秀。
状況によっては自身がエースとなることも可能なので、ダイマックスで暴れてから能力上昇をバトンする戦術にもスイッチできる。

先制技や流し技に弱い点は同じ。ダイマックスもまもる貫通なので厄介。
一応、貫通されても耐久無振りでA特化ドリュウズのいのちのたまダイアース(じしん)を70.3~83.2%のダメージで耐える。
そうそう一撃で落とされることは無いものの、それでも削れた状況での安直なまもるは厳禁。

剣の舞→こらえる→きしかいせいでザシアン確1。
襷→こらえる→きしかいせいでカイオーガ確1。

持ち物考察

きあいのタスキ
弱点攻撃も一撃は耐えられるが、連続技やスリップダメージに注意。
じゃくてんほけん
積み技とあわせれば1ターンでA3~4段階アップが可能。ただし発動は相手依存。
またバシャーモ自身の耐久が低いため、事前に壁張り等のサポートが必要になる。
ラムのみ
状態異常技対策の定番。第七世代からの麻痺・でんじはの弱体化により需要低下。
マゴのみ系
みがわり連打で発動。ただし回復量が減少したのでみがわり1回分のHPしか回復できず、オボンのみと大差がなくなった。
麻痺撒き等とあわせれば、みがわりを残して積み技やバトンを使えることも。
たべのこし
まもる・みがわりとあわせて。マゴのみ系が3分の1回復に弱体化したので需要が出るか。

対バシャーモ [編集]

注意すべき点
強特性かそくと高火力の一致技・豊富なサブウェポンを併せ持ち、攻撃性能が非常に高い。
珠やダイマックスによる役割破壊も可能なため、受け出しは困難。
アタッカー型を装ったバトン型も存在し、読み違えるとパーティを半壊させられてしまう。
対策方法
相手の技やパーティ構築によるものの、比較的有利なポケモンは以下の通り。
+  先制技持ちのポケモン
+  一致技に強いポケモン
+  がんじょうやばけのかわ、タスキ持ちのポケモン
+  その他

外部リンク [編集]