ミュウ - ポケモン対戦考察まとめWiki|第八世代(ソード・シールド)

ミュウ [編集]

No.151 タイプ:エスパー
特性:シンクロ(どく、まひ、やけど状態にさせられると相手も同じ状態になる)
体重:4.0kg(けたぐり・くさむすびの威力20)
能力比HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ミュウ100100100100100100600シンクロ
ミュウツー1061109015490130680プレッシャー/きんちょうかん

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)むし/ゴースト/あく
いまひとつ(1/2)かくとう/エスパー
いまひとつ(1/4)---
こうかなし---

初代幻のポケモン。
専用技は持たないものの、全てのわざマシン・わざレコード、ほぼ全ての教え技[1]を覚えるのが特徴。
種族値はオール100族、単エスパーという平凡なタイプながら、その性質からミュウでしか不可能な技構成が多数存在する。

一方でアタッカーとしては技範囲こそ広いが火力不足で、特に禁止級解禁ルールではミュウツー等の伝説に比べ中途半端さが否めない。
そのため、サポートや起点作成など、豊富な変化技の活用が鍵となる。
「へんしん」をはじめ、バトンタッチ、ステルスロック、アンコールなど、有用な技を多数習得し、その技の豊富さから型も非常に読みづらい。
変化技が主体になる以上ちょうはつに弱いが、スカーフトリックや挑発読み攻撃技も組み込めるため、型が割れるまでは画一的な対処はされにくい。

第八世代でもわざマシン・わざレコード・鎧の孤島の教え技で多くの新規技を獲得。
逆に、多数の有用な技も過去作限定となっていしまった。
今作での新規技は大半が攻撃技ということもあり、強化されたとも弱体化したとも言い難い。

第八世代では禁止級・幻が使用可能なルールが登場し、それが適用される期間ではランクにも参加可能。
ただし、バトルレギュレーションマークをつける為には過去作限定技を失うことになる。
カジュアルマッチでは廃止された技でなければ使用可能なので、マークをつける際は注意。
特にXD技のねこだましは非常に貴重な技であるため可能であればこれ以外の個体を使いたい。
通常個体のミュウはピカブイのセーブデータがあればBDSPで比較的容易に確保可能。



有用な技一覧 [編集]

攻撃技 [編集]

桃字は過去作限定技、太字は特に有用なもの

タイプ物理技特殊技
 無 じばく/だいばくはつ/いかりのまえば/ねこだまし/つのドリルさわぐ/ハイパーボイス
 炎 フレアドライブ/ブレイズキック/ほのおのパンチ/ニトロチャージだいもんじ/オーバーヒート/かえんほうしゃ/ねっぷう
 水 アクアブレイク/たきのぼり/アクアテールハイドロポンプ/なみのり/ねっとう
 電 かみなりパンチ/ワイルドボルト10まんボルト/かみなり/ボルトチェンジ
 草 パワーウィップ/タネばくだん/リーフブレードリーフストーム/くさむすび/ギガドレイン/エナジーボール
 氷 ゆきなだれ/れいとうパンチ/トリプルアクセル/つららばりれいとうビーム/ふぶき/こごえるかぜ/こおりのいぶき
 闘 インファイト/ばかぢから/かわらわり/けたぐり/
ドレインパンチ/グロウパンチ/ちきゅうなげ
はどうだん/きあいだま/しんくうは
 毒 どくづき/ダストシュートヘドロばくだん/ヘドロウェーブ
 地 じしん/じわれ/10まんばりきだいちのちから/ねっさのだいち
 飛 ブレイブバード/つばめがえし/ゴッドバード/そらをとぶ/とびはねるぼうふう/エアスラッシュ/エアカッター
 超 サイコファング/しねんのずつきサイコキネシス/サイコショック/みらいよち/
アシストパワー/ワイドフォース
 虫 メガホーン/きゅうけつ/とんぼがえりむしのさざめき/かふんだんご
 岩 いわなだれ/ストーンエッジ/がんせきふうじげんしのちから/パワージェム/メテオビーム
 霊 ポルターガイスト/ゴーストダイブ/シャドークローシャドーボール/たたりめ
 竜 ドラゴンクロー/げきりんりゅうのはどう
 悪 DDラリアット/ふいうち/イカサマ/はたきおとすあくのはどう/バークアウト
 鋼 アイアンヘッド/アイアンテールラスターカノン
 妖 じゃれつくマジカルシャイン/ミストバースト

変化技 [編集]

桃字は過去作限定技。

変化技効果習得方法備考
へんしん相手コピーLv耐久でも素早さでもメタモンより高い。覚える場合はHPに意識すると良い。
メタモンと異なり普通の技との共有、様子を見てからのへんしんも可能。
攻撃未考慮でもアタッカーになり得る他、相手の技構成の確認もできる。
ふういん相手技封印Lvふういんの後にへんしんをすることで相手の技をわるあがきにできる。
相手がダイマックスしていると封印できないので注意。
ミラータイプ相手タイプコピーLvタイプを変えて弱点を変えることで、ミュウツーと共通の対策を覆す。
仮想相手を待つよりもダブルでの味方を考える方が確実的。
バトンタッチ能力引継Lv非常に豊富な補助技を引き継げる。技レコード化により習得可能な伝説・幻が増えた。
はねやすめHP1/2回復7th:技19ひこうタイプではないのでタイプ変化はない。
いのちのしずく味方HP1/4回復Lv第八世代で習得できる回復技。ダブルでは有用だが、シングルでの回復量は物足りない。
いたみわけ回復技7th:教え相手のHPも削れる回復技。
ねむるHP全回復+眠り技マ21ねむカゴに。
リサイクル消費道具復活7th:教えねむカゴで消費したカゴのみやラムのみを再利用できる。
トリック道具入替技レ38スカーフトリックに。
スキルスワップ特性入替技レ40かたやぶり系やこおりのりんぷんなど強力な特性持ちに使って弱体化させ、こちらを強化する。
ふとうのけんを奪えばこちらのAが上がる。
いかくの再発動などにも。
シンクロを渡した相手にうっかり状態異常技を使わないよう注意。
とおせんぼう交代不可7th:教え有利な相手を逃さない。ただしゴーストタイプにはタイプ特性により無効。
ほえる強制交代7th:技05起点化防止や、状態異常撒きなど。ぼうおんに無効化される。
ふきとばし強制交代VC1st:技04ぼうおんに無効化されないが、さいみんじゅつ等と両立できない。
ちょうはつ変化技不可技レ37ミュウ自体ちょうはつに弱いため、S100を活かし先にちょうはつを入れる。
マジックコート変化技反射7th:教え優先度+4。ちょうはつ等を跳ね返せるが、読み必須。
いとをはく素早↓↓HGSS教えダブルなら2体同時に2段階ダウン。命中は95で稀に外す。伝説で使えるのはミュウのみ。
うらみPP削り7th:教えダイマックス特攻技・りゅうせいぐん・ストーンエッジなど、強力だがPPが少ない技を削る。
状態異常
でんじは(マヒ)/おにび(火傷)/どくどく&どくびし(猛毒)/さいみんじゅつ(眠り)
積み技:バトンタッチで引き継げる
つるぎのまい(攻撃↑↑)/てっぺき(防御↑↑)/わるだくみ(特攻↑↑)/ドわすれ(特防↑↑)/こうそくいどう(素早↑↑)
ビルドアップ(攻撃↑防御↑)/ふるいたてる(攻撃↑特攻↑)/りゅうのまい(攻撃↑素早↑)/つめとぎ(攻撃↑命中↑)/コスモパワー(防御↑特防↑)/めいそう(特攻↑特防↑)
場作り:だいばくはつで退場できる
トリックルーム/ワンダールーム※/ステルスロック/どくびし/おいかぜ/じゅうりょく
リフレクター/ひかりのかべ/あまごい/にほんばれ/すなあらし/あられ/しんぴのまもり

※防御と特防が入れ替わるワンダールームは、全ステータス100のミュウにはデメリットが少なく、物理/特殊受けの無力化が期待できる。
例)特殊受けで来たマンタインを特殊技で倒す事ができる。


型考察 [編集]

場作りサポート型 [編集]

性格:ずぶといorわんぱくorおくびょうorひかえめ
努力値:HP252 素早252or防御252or特攻252
持ち物:メンタルハーブ/きあいのタスキ/だっしゅつボタン/レッドカード/ひかりのねんど
場作技:トリックルーム/おいかぜ/ステルスロック/天候技/リフレクター/ひかりのかべ
選択技:だいばくはつorミストバーストorテレポート/いかりのまえば/ちきゅうなげ/おにび/でんじは/さいみんじゅつ/サイコキネシス

場作りをメインとした型。
覚えられる技が豊富なので場作り後にとれる行動も非常に多い。パーティ全体でより有利になるものを選択するといいだろう。

積み物理型 [編集]

性格:ようきorいじっぱり
努力値:AS252
持ち物:ラムのみorいのちのたま
確定技:つるぎのまいorりゅうのまい
攻撃技:しねんのずつき/インファイト/ブレイブバード/じしん/トリプルアクセル/ポルターガイスト/ふいうち/ドレインパンチ など
変化技:はねやすめ/バトンタッチ/へんしん/ちょうはつ/どくどく/ワンダールーム

剣盾ではミュウツーもわるだくみを習得して特殊アタッカーとしての差別化は難しいため、
ミュウツーが覚えない物理面の積み技を搭載し、物理アタッカーを目指す。

伝説戦で通りがよく、抜群範囲も優秀な「地面&氷」の組み合わせが一般的。一致エスパー技は威力と通りがいまひとつのため必須ではない。
他には、範囲が優秀な「ゴースト&格闘」や追加効果が優秀な「ドレインパンチ&ふいうち」、ダイジェットをメインとしたブレイブバードなども。
積んでからのリターンが最大限になるようなるべく高威力の技を選択したい。

苦手な相手は後続にバトンタッチするか、へんしんで対応。
物理受けには、ワンダールームも効果的。

スカーフへんしん型 [編集]

性格:せっかちorむじゃきorおくびょう
努力値:HS252 
持ち物:こだわりスカーフ
確定技:へんしん
攻撃技:イカサマ/いかりのまえば/ちきゅうなげ/上記の一覧から選択
変化技:トリック

こだわりスカーフによる高速へんしんで、相手の技を見るのが主な役割。
技構成からある程度道具も推測できる。
また、へんしん先によってはそのままスカーフにより先手攻撃が可能。

耐久ポケモンはスカーフトリックで機能停止させることができ、
低HPでB/Dに頼っている耐久ポケモンにへんしんできれば、HPは100族のままなので、高い耐久も得られる。

攻撃技は技範囲が広いが火力は低めなので弱点を突きやすいものを優先してパーティと相談。
HP252でようきガブリアスのじしんくらいなら2発耐えて返り討ちにできる。

バトン型 [編集]

性格:ようきorおくびょうorわんぱくorずぶといorしんちょうorおだやか
努力値:HP/防御/特防/素早さ調整
持ち物:オボンのみ/メンタルハーブ/じゃくてんほけん
確定技:バトンタッチ
積み技:つるぎのまい/てっぺき/わるだくみ/ドわすれ/こうそくいどう/ビルドアップ/ふるいたてる/りゅうのまい/つめとぎ/コスモパワー/めいそう
選択技:さいみんじゅつ/でんじは/はねやすめ
攻撃技:イカサマ/いかりのまえば/ちきゅうなげ など

ミュウならではの個性と長所を活かせる型。
より取り見取りの積み技の中で、どれを選ぶかはパーティと相談となるだろう。
いざという際に自分で攻撃できるように攻撃技は最低1つは入れるべし。

積む隙はさいみんじゅつやでんじはで作る。
ミュウ自体がちょうはつを受けやすいので注意すること。

【ダブル】へんしん型 [編集]

性格:ようき
努力値:HP252 素早さ252
持ち物:オボンのみ/ラムのみ/メンタルハーブ
確定技:へんしん/ねこだまし
優先技:まもる/マジックコート
選択技:いかりのまえば/フリーフォール/しんぴのまもり/てだすけ

ゼルネアス(ジオコントロール)などを相方にし、上昇した能力ごと相方をコピーする。

バトルレジェンドでの主な使用率。
性格:ようき(32%)、おくびょう(20%)、しんちょう(12%)
技 :へんしん(92%)、ねこだまし(80%)、マジックコート(20%)、まもる(16%)
道具:オボンのみ(44%)、ラムのみ(24%)、たべのこし(12%)

【ダブル】ひるみ型 [編集]

性格:ようき
努力値:HP252 素早さ252
持ち物:おうじゃのしるし/メンタルハーブ
確定技:いとをはくorこごえるかぜ/いわなだれ
選択技:まもる/いかりのまえば/てだすけ/スキルスワップ

いとをはくで相手2体の素早さを2段階ダウンさせ、いわなだれの2体攻撃でひるみを狙う。
こちらの相方もいわなだれを使えば、かなりの確率でひるませることができる。
ワイドガードには注意。

調整例
しんちょうH252-A4-B60-C0-D156-S36 @オボンのみ
B:無補正こだわりハチマキBキュレムのげきりん超高乱数耐え
 いじっぱりカイリューまでのげきりん超高乱数2耐え
D:いのちのたまミュウツーのシャドーボール、こだわりメガネラティオスのりゅうせいぐん、しらたまパルキアのハイドロポンプ2耐え
 無補正カイオーガのしおふき、補正有ディアルガ・無補正Wキュレムのこだわりメガネりゅうせいぐん耐え
S:最速バンギラス抜き

対ミュウ [編集]

注意すべき点
全てのわざマシンの技・ほぼ全ての教え技を習得可能。
加えて自力で豊富な補助技を習得するため、状態異常付与や場作りなど非常に型が多く、初見ではまず何をしてくるか分からない。
全てのタイプのわざを習得できて積み技も多く覚えるので、アタッカーとしても脅威を発揮することがある。
「ふういん→へんしん」のコンボを喰らうと「たたかう」を選択した時点でわるあがきになってしまう
こちらがダイマックスしていない状態でやられるとダイマックスすら不可能になるので、変身されたら絶対にそのまま「たたかう」ボタンを押さず、控えと交代すること。
対策方法
根本的にはタイプ・特性・種族値共に平凡なエスパー単タイプ。
素の最大火力はみらいよちを除けばサイコキネシス止まりで、積み技が無ければさほど脅威ではない。
補助技を全く覚えていない個体はまずいないため、ちょうはつが有効。
ただしミュウ側もマジックコート、ちょうはつといった対抗策を覚えている可能性がある点は留意。

外部リンク [編集]


[1] 御三家専用反動技・各種ちかい・りゅうせいぐん・てっていこうせんを除く