カモネギ - ポケモン対戦考察まとめWiki|第八世代(ソード・シールド)

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カモネギ [編集]

No.083 タイプ:ノーマル/ひこう
通常特性:するどいめ(命中率を下げられない・相手の回避率上昇を無視して攻撃できる)
     せいしんりょく(怯まない・いかくも効かない)
隠れ特性:まけんき(相手に能力を下げられた時、攻撃が2段階上がる)
体重  :15.0kg(けたぐり・くさむすびの威力40)
専用道具:ながねぎ(急所ランクが+2される)
ノーマル/飛行HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
カモネギ529055586260377するどいめ/せいしんりょく/まけんき
ウォーグル10012375577580510するどいめ/まけんき
ケンホロウ8011580655593488はとむね/きょううん/とうそうしん

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)でんき/こおり/いわ
いまひとつ(1/2)くさ/むし
いまひとつ(1/4)---
こうかなしじめん/ゴースト

第一世代よりおなじみのノーマル×ひこう複合タイプ。こちらは進化形が無い。
合計種族値が低いだけでなく配分も平たく、そこそこの攻撃以外は総じて低く、対戦向けとは言い難いポケモン。
一応準専用道具のながねぎ、独自の技レパートリーなど個性は割と多いのだが、数値不足がどこまでも付きまとう。

特性面もあまり有用とは言いづらく、実用的なまけんきはよりによって同タイプのウォーグルと被る。
習得技の違いも種族値の差を覆せるとは言い難く、相変わらず採用理由に悩まされることに。
確定急所持ちとしては攻撃種族値が低く、いかりのつぼの発動要員に出来はする。
この場合は自身が鈍足なことも加味して、確定にはならないがフェイントを使うなどの選択肢も存在する。

技方面はタイプの違うリージョンフォームの登場に伴い、まさかのインファイトを獲得。
ダブルウイング、バトンタッチ、ソーラーブレードなど、有力なものを多数習得した。
反面、おいかぜは過去作限定に。オウムがえし・おんがえしは技自体が消滅し、ノーマルの安定技が失われる羽目に。
技自体は結構な強化を受けているのだがとにかく種族値の低さが足を引っ張るのは変わらない。
タイプは異なるとはいえ、ながねぎの恩恵を受けられるネギガナイトの登場により、更に肩身が狭くなったのが実情。

+  折りたたみ


特性考察 [編集]

するどいめ
命中低下なし、相手の回避率無視という効果だがかなりピンポイント。
アタッカーとして使うならいかくや能力低下に強くなるまけんきを優先すべきだろう。
せいしんりょく
ひるまなくなるのでダブルで多いねこだましに強くなる。
ダブルでサポートを務めるなら選択肢。
剣盾からはいかく無効の効果も追加されたが、それだけが目的なら下記のまけんきの方が良い。
まけんき
隠れ特性。能力が下降するたびに攻撃が2段階上がる。
環境にいかく持ちが増えているため、相対的に本特性の需要も高まっている。
こごえるかぜやがんせきふうじも弱点であるため打たれやすく、特性の発動を誘える場面は少なくない。
アタッカー運用するなら堅実に役割をこなせるこの特性が良いだろう。
ただ同じ特性で種族値で大幅に勝るウォーグルの存在は覚えておきたい。

技考察 [編集]

攻撃技タイプ威力命中効果解説
ブレイブバード120(180)100反動1/3高威力の一致技。きあいのタスキが潰れてしまうのが難点。
ダブルウイング40(60)x290-たまに外れるが、癖のない飛行技。タスキにも強い。
ゴッドバード140(210)90急所ランク+1
怯み30%
ながねぎで確定急所。ただし溜めが必要。
鈍足低耐久なため、パワフルハーブ以外での使用は現実的ではない。
アクロバット55/110
(82/165)
100-きあいのタスキを持たせる場合に。
きりさく70(105)100急所ランク+1おんがえしを失ったので候補に。ながねぎを持てば確定急所。
のしかかり85(127)100麻痺30%性能安定、追加効果が優秀。小さくなるに必中+威力2倍。
ながねぎの場合、威力の期待値は158となりきりさくより上。
じたばた20~200
(30~300)
100-きあいのタスキを持たせる場合のメインウェポン。
まけんきとの両立はカモネギのみ。
インファイト120100防御・特防↓新規習得。対鋼・岩。一致技と相性が良い。
リーフブレード90100急所ランク+1一致を半減する岩タイプや草4倍勢に有効。
つじぎり70100急所ランク+1ゴーストに有効。ウォーグルは覚えないがシャドークローで代用できる。
エアカッター60(90)95急所ランク+1低威力かつ特殊技。ダブルでいかりのつぼ発動用に。
はたきおとす65→97100道具無効化相手の道具を落とす+威力上昇。ウォーグルは覚えない。
どくづき80100毒30%補完はないがフェアリーに有効。
とんぼがえり70100自分交代交代読みや退却に。
フェイント30(45)100優先度+2先制技合戦に強い。ダブルでならまもる解除効果も活かせる。
であいがしら90100優先度+2しんそくと同じ優先度を持つ先制技。使えるのは場に出たターンのみ。
タイプによって無効化はされないが半減されやすい。
変化技タイプ命中備考
つるぎのまい-低めの火力を強化できる。耐久力的に積む余裕はあまりない。
こうそくいどう-最速だと最速スカーフオノノクスまで抜ける。
みがわり-じたばたの調整に。
こらえる-同上。
シンプルビーム100対象の特性をたんじゅんに変更。主にダブルでのサポート用。
てだすけ-ダブル用、優先度+5で使用ターンの味方火力1.5倍。

ダイマックス技考察 [編集]

ながねぎの恩恵を受けるものの、ダイマックス下では確定急所は狙えなくなってしまうので注意。

ダイマックス技元にする技威力効果解説
ダイアタックじたばた130(195)相手:S↓一致技。
のしかかり
からげんき120(180)
きりさく
でんこうせっか90(135)
フェイント
ダイジェットブレイブバード140(210)味方:S↑素早さを補強出来る一致技。
最速で1回撃った後の素早さは最速115族のチラチーノを上回る。
ゴッドバード
そらをとぶ130(195)
ダブルウイング
アクロバット110(165)
ダイナックルインファイト95味方:A↑火力を補えるが元技より威力は落ちる。
ダイアークじごくづき130相手:D↓ゴースト。本来の追加効果はなくなる。
つじぎり120
はたきおとす
ダイワームであいがしら130相手:C↓技の制約を踏み倒せる。
ダイソウゲンソーラーブレード140場:GFみずじめん。フィールドの恩恵は受けられない。
リーフブレード130
ダイスチルアイアンテール130味方:B↑フェアリー。追加効果とHP倍増を併せて高火力を無理やり耐える。
はがねのつばさ120
ダイアシッドどくづき90味方:C↑威力が低いので現状ダイスチルで十分。
ダイウォール変化技-まもる相手のダイマックスのターン切れ狙いで。

型考察 [編集]

じたばた型 [編集]

特性:まけんき
性格:いじっぱりorようきorやんちゃorむじゃき
努力値:攻撃252 素早さ252
持ち物:きあいのタスキ
確定技:じたばた
優先技:インファイト/フェイント
攻撃技:ダブルウイング/リーフブレード/はたきおとす/ねっぷう
補助技:つるぎのまい/みがわり/こうそくいどう

低耐久を逆手にとり、きあいのタスキを発動させて一致じたばたで殴る型。
A特化最大威力のじたばたの火力は無振りカプ・コケコを確1。
まけんきのお陰でいかく込み(A1段階↑)ならH252霊獣ランドロスを確1となかなかの火力を誇る。
相手のタスキつぶしを狙えるフェイントがあるとより動きやすい。

ギルガルドには一致技が通らずキングシールドも苦手だが、こちらも影打ち無効なのでつるぎのまいやみがわりがあれば読み合いに持ち込める可能性がある。

飛行技はタスキを潰さないダブルウイング推奨。

物理アタッカー型 [編集]

特性:まけんき
性格:いじっぱりorようき
努力値:攻撃252 素早さ252
持ち物:ながねぎ/きあいのタスキ
確定技:ブレイブバード/インファイト
優先技:リーフブレード/つじぎり/きりさく/であいがしら
攻撃技:はたきおとす/ねっぷう/フェイント
補助技:みがわり

まけんきによりいかくに強い型。
ながねぎの50%急所は魅力だが、鈍足低耐久なため何も出来ず出落ちすることもしばしば。
きあいのタスキのほうが安定性は高いため選択となる。

ながねぎなら一致技にも確定急所になる技はあるが、ゴッドバードは溜めが必要で、きりさくは急所でも威力が低く使いにくい。
もともと耐久はないので、ブレイブバードなどの高火力技を50%急所に賭けて瞬間火力を高める方が優先度は高い。

ウォーグルには無いリーフブレード(確定急所)があるが、火力指数はドデカバシスキルリンクタネマシンガン以下。
USUMで悪技も使えるようになったため先制技のであいがしらがないと差別化は難しい。(ウォーグルも悪技は覚えないがシャドークローで代用できる)
↑PGLで見てもじたばた不採用の物理型はほぼいない模様。基盤の型考察自体情報が古いので記録WIKIへの移動が妥当かもしれない。

【ダブル】いかりのつぼサポート型 [編集]

特性:せいしんりょく
性格:おくびょう or ずぶとい or おだやか
努力値:HS252 or 耐久特化ベースでS調整
持ち物:ながねぎ
推奨技:つじぎり/フェイント/まもる
候補技:きりさく/リーフブレード/おいかぜ/はたきおとす/てだすけ/シンプルビーム

ながねぎによる急所ランク補正を利用して、味方の「いかりのつぼ」を強制的に発動させようという型。
味方に攻撃する性質上性格はA下降補正で、耐久振りをベースにして運用する。

自前確定急所勢の中で特筆すべきなのが、特性「せいしんりょく」と「フェイント」の存在。
「フェイント」は相手のワイドガード等を崩せるほか、ながネギを持たせた「せいしんりょく」カモネギであれば、
50%の賭けとなるが「ねこだまし」や、鈍足による「このゆびとまれ」「いかりのこな」で妨害されずに高速いかりのつぼ始動という荒業も可能。

同じく高い優先度で高確率急所技を扱えるポケモンに、「しんそく」持ちのピントレンズ「きょううん」トゲキッスがいるが、
同条件であればカモネギの「フェイント」の方が味方へのダメージは僅差ではあるが少ない。

レベル50、A下降補正、個体値0、努力値0
トゲキッス49 × タイプ不一致「しんそく」80=3920、急所により5880
カモネギ85 × タイプ一致「フェイント」45=3825、急所により5737

シンプルビームを追加。

  • いかりのつぼポケモンのメイン技のじしんを透かす「ふゆう」を上書きできる。
  • いかりのつぼポケモンが潰れたあとも、シンプルビームで味方の積みポケモンを強化できる。
  • 単純に強特性を上書きできる。
    もちろん、相手の積みポケモンも強化してしまう技なので読みスキルは必須。

対カモネギ [編集]

注意点
専用道具ながねぎ+急所技で確定急所なので、リフレクターや防御上昇の積み技を無視されてしまう。ながねぎのみでも50%で急所に当たる。
特性まけんきいかくに強い。
ダブルではせいしんりょくによりねこだましで怯まないいかりのつぼ始動役、フェイント、てだすけ、シンプルビーム等意外とサポートに向く。
対策方法
耐久は紙なので、弱点でなくてもアタッカーが一致技で殴れば大抵落ちる。
ながねぎではなくタスキ+じたばたの可能性もあるので、何らかの方法でタスキを潰しておけば問題なし。
ただ、であいがしらの存在は留意しておくこと。

外部リンク [編集]