ギルガルド [編集]
No.681 タイプ:はがね/ゴースト 特性:バトルスイッチ(戦闘モードで姿が変わる) 体重:53.0kg(けたぐり・くさむすびの威力80)
フォルム | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計種族値 | 特性 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
シールドフォルム | 60 | 50 | 140 | 50 | 140 | 60 | 500 | バトルスイッチ |
ブレードフォルム | 140 | 50 | 140 | 50 |
ばつぐん(4倍) | --- |
ばつぐん(2倍) | ほのお/じめん/ゴースト/あく |
ふつう(1倍) | みず/でんき |
いまひとつ(1/2) | くさ/こおり/エスパー/いわ/ひこう/ドラゴン/はがね/フェアリー |
いまひとつ(1/4) | むし |
こうかなし | ノーマル/かくとう/どく |
唯一のはがね×ゴーストの複合タイプを持つポケモン。
専用特性のバトルスイッチで高火力のブレードフォルム、高耐久のシールドフォルムを入れ替えられる。
独自の耐性やゴーストの一貫性もあって、対面・サイクル戦双方に高い適性を持ち、前世代まではトップメタとして活躍した。
第八世代では種族値が下方修正され、ブレードフォルムの火力、シールドフォルムの耐久がそれぞれ低下。
具体的には前世代まではHP振りだけで確2に抑えた特化ドリュウズのじしんで乱数に入る程度に。
強引に対面できていた相手からも退くしか無い盤面が増加したことで、汎用性を欠くことに。
また、新要素のダイマックスはキングシールドがダイウォールに変化することからシールドフォルムに戻れなくなる。
一度攻撃したが最後、戻すかターンが経過するまで鈍足低耐久を晒してしまい、技範囲は悪くないにもかかわらずダイマックス適性が低い。
相手にダイマックスされるとギルガルドの火力でも打ち負けやすくなり、対面性能を活かせなくなってしまう。
更にはそのキングシールド自体も、過去世代では2段階下げていたのが1段階しか攻撃を下げられなくなり弱体化。
ダイマックス技が全て非接触、キングシールドを一部貫通してダメージを通してくるなど、全体的に相性が悪い。
技方面は攻撃技が更に充実し、インファイト、きしかいせい、てっていこうせんといった高威力なものが追加。
範囲もサイコカッター、ソーラーブレードの習得と広がり、失った技も攻撃技に限れば廃止されためざめるパワー程度。
攻撃技については強化されている一方で、どくどくが剥奪されどくどく+みがわりの耐久型は消滅。
突破不能な耐久型を崩すためのどくどく単機採用も出来なくなり、良くも悪くも直接的な火力に依存するように。
総じて根本的な強みこそ変わらないものの弱体化が目立ち、仕様との相性が悪く過去世代から採用率は大幅に減少している。
それでもダイマックスしていない相手との対面性能は相変わらず、むしろ技範囲の拡大で強化されている面もある。
結果、未だに一定の需要自体は保っており、サザンドラとの相性の良さも継続したままである。
進化前のニダンギルの考察は別ページにあります。
特性考察 [編集]
- 「バトルスイッチ」について
- 通常ギルガルドは「シールドフォルム」という形態。
- 攻撃技を選択した際、技を繰り出す直前に「シールドフォルム」から「ブレードフォルム」にフォルムチェンジする。
変化技ではフォルムチェンジはしない。- ねむり、こんらん等で攻撃技が使えなかった場合にはシールドフォルムのまま。
- ねごとによって攻撃技が選ばれた場合にはブレードフォルムにチェンジする。
- ブレードフォルムの状態で技「キングシールド」を使用すると「シールドフォルム」に戻る。
- ねむり、こんらん等でキングシールドが使えなかった場合にはブレードフォルムのまま。
- ねごとによってキングシールドが選ばれた場合にはシールドフォルムにチェンジする。
- ブレードフォルムの状態で手持ちに戻ると「シールドフォルム」に戻る。
- 変化するのは実際の数値ではなく種族値。そのため変化後のステータスは交代前のつよさをみるで確認できる。
- フォルムチェンジしてもHPと素早さは変わらない。
- みずびたしなどでタイプが変わっていても、フォルムチェンジの際に元のタイプに戻る。
- なかまづくり、シンプルビームなどで特性を書き変えられない。
- 特性トレースが働かない(トレースの特性を持つポケモンの特性が書き変えられない)。
- トレースが対峙した場合、ギルガルドが交代して他のポケモン(トレースが有効な特性)が場に出たとき、そのタイミングでトレース発動。
- 第七世代からは特性バトルスイッチが混乱や麻痺の判定の後に判定されるようになり、混乱の自傷などで行動できなかった場合はバトルスイッチが発動しないようになった。
これは防御の面ではキングシールドでフォルムチェンジができない点で弱体化だが、シールドフォルムから攻撃技を選んでも行動不能時はシールドフォルムのまま隙を晒さず済むので、攻めの視点からみれば強化としても見られる。
- まとめ
- シールドフォルム時は高い防御・特防に低い攻撃・特攻だが、
ブレードフォルム時は攻撃・特攻が跳ね上がり防御・特防が大幅に下がる。
これにより後攻時には事実上680という禁止伝説級の合計種族値を得る事になる。よって素早さを上げない場合は最遅も選択肢になる。
攻撃に努力値を振っているとシールドフォルム・ブレードフォルム双方で適用される。
Lv.50時の実数値はシールドフォルムでは(50+52)*1.1で最大112。ブレードフォルムでは(140+52)*1.1で最大211。
その他はフォルムチェンジも参照。
技考察 [編集]
専用技「キングシールド」について [編集]
- 優先度+4
- 相手の攻撃技を防ぐ(ダイマックス技は1/4ダメージ)。変化技は防ぐことができない点に注意。
- 防いだ攻撃技が接触技の場合、相手の攻撃を1段階下げる。
第七世代から、防いだ技が無効タイプ(ギルガルドならノーマル・かくとう・どく)であっても接触技なら発動する。- 接触技の連続攻撃(トリプルキックなど)を防いでも、攻撃を下げるのは1回のみ。
- ふいうちに対してキングシールドを使った場合、ふいうちは技の発動自体に失敗するため、攻撃を下げることはできない。
- とびげり・とびひざげりに対してキングシールドを使った場合、キングシールドの技の効果でA↓が発生し、とびげり・とびひざげりの技の効果で最大HPの1/2のダメージを受ける。
- 連続使用で成功確率が下がる。確率判定も他のまもる系統の技と共通(まもる→キングシールド→まもる・・・で守り続けることはできない)。
- ギルガルドがブレードフォルムの状態で使用するとシールドフォルムに戻る。ギルガルドにへんしんしたポケモンが使用してもフォルムチェンジしない。
第七世代から、ブレードフォルム時にこんらん等によりキングシールドの使用に失敗した場合、フォルムチェンジしない。性能比較 接触攻撃技 非接触攻撃技 変化技 まもる 防ぐ 防ぐ 防ぐ ニードルガード 防ぐ・HP1/8ダメージ 防ぐ 防ぐ トーチカ 防ぐ・毒 防ぐ 防ぐ キングシールド 防ぐ・攻撃↓ 防ぐ 防げない
ダイマックス技考察 [編集]
ダイマックスして一度でも攻撃するとシールドフォルムに戻れなくなる。ゆえにダイマックスとの相性は最悪。
基本はPTの他ポケモンにダイマックスを譲った方がよいだろう。
しかし、ダイマックスでHPを2倍にしないと相手の攻撃を耐えられない、ダイマックスすれば相手の交代先のポケモンを一撃で倒せるといった
重要な局面ではダイマックスを使用したほうが良い場合もある。PTの控えの状況とも相談して柔軟に対応したいところ。
勿体ない気もするが、3ターン経過もしくは交代すれば再びキングシールドを使えるようになることを頭の片隅においておくとよい。
なおダイウォールは守る判定のため、ダイウォール→キングシールドの連続使用は失敗する可能性が高くなるため注意(シールドフォルムには戻れる)
使用率・採用率の低い技 |
持ち物考察 [編集]
- たべのこし
- 貴重な回復ソース。耐久補強アイテムの中では高い採用率を誇る。
キングシールドやみがわりと相性がよいが、じゃくてんほけんでないことが相手に知られてしまうため、
高火力の弱点技を受けるとターン数を稼げないまま落とされる恐れがある。
- じゃくてんほけん
- かつての定番アイテム。採用率はかなり低下したものの未だに警戒される。
非発動時には相手の立ち回りを制限させるメリットと、持ち物なしで戦うのと同じであるデメリットがある。
じゃくてんほけんを回避される等倍のタイプは水・電気の2つしかなく、相手はじゃくてんほけんをわかっていても弱点で攻撃せざるを得ない場合も少なくない。
今作では種族値の低下とダイマックス技の火力上昇があるため、無補正全振りで種族値130クラスのダイマックス技や珠の火力が加わると
一般的なH振りでも一撃で落とされるようになってしまった、それ故耐久調整と共に扱うと使いやすい。
- いのちのたま
- 物理特殊両技の威力増。つるぎのまい+かげうちによる全抜き性能確保。高耐久とは相性が悪い。
こちらもたべのこし同様、じゃくてんほけんではないことが相手に知られてしまう。
ギルガルドミラーだとC特化シャドーボールでH振りシールドフォルムに中乱数1(56.2%)。
- くろいてっきゅう/パワー○○/きょうせいギプス/こうこうのしっぽ
- 後攻を取りやすくする。くろいてっきゅう/パワー○○はジャイロボールが扱いやすくなり、こうこうのしっぽはより遅い相手やトリックルーム下でも後攻を取れる。
最鈍鉄球時のSはS29となり、最鈍クレベースと同速。
おみとおしなどを受けた時に、くろいてっきゅうはジャイロボールが読まれやすいが、パワー○○は持ち物ミスと誤認させやすい。
レンズなら特殊型と誤認させる事もできる。
その代わりにくろいてっきゅうはトリックやすりかえを受けた時に相手により大きなデメリットを押し付けられる。
最大威力ジャイロ(225)はAランク+2アイアンヘッド(240)に迫る威力。
- オボンのみ
- ターン数を稼げない時にも安定した耐久補強が見込める。
てっていこうせんと好相性。
- きあいのタスキ
- 超火力アタッカーとの対面時の行動保証及び、じゃくてんほけん回避のために積み技を使ってきた相手に刺さる。
無駄になることも多々あるが、退かざるを得ない状況で強気に突っ張ることができギルガルドに堅実な成果を期待しやすくなる。
- ふうせん
- 構築における地面の一貫性を消すための採用が主。
フィールドの影響を受けなくなるのは忘れずに。
- こだわりハチマキ
- 序盤は撃ち逃げしてサイクル崩し、終盤はかげうちで全抜き。
- こだわりメガネ
- 基本的にこだわりハチマキと同じ方針だがこちらは一貫性の高いゴースト技をより高威力で撃てる。
一方でかげうちの火力が大幅に落ちるため抜き性能は低下。どちらかというとサイクル崩し重視。
- こだわりスカーフ
- 終盤の抜き性能に期待できる。
- ぼうじんゴーグル
- 粉による催眠戦法に強くなるため、それらを使うポケモンに対して役割を期待する場合に採用されていた。
エレキフィールドやミストフィールドにより代替可能になったことや、
剣盾では代表的なねむりごな・キノコのほうし使いの多くが欠席していることなどから現在は下火。
- ラムのみ
- 汎用アイテムの一つ。第6世代で脅威である状態異常対策として採用されていたが、
麻痺や混乱の弱体化、バトルスイッチの仕様変更等により採用率は低下。
- カゴのみ
- ねむカゴ用。
型考察 [編集]
特殊アタッカー型(HCベース) [編集]
性格:れいせい/ひかえめ
努力値:HC252 D4
持ち物:じゃくてんほけん/ふうせん/いのちのたま/こだわりメガネ/オボンのみ
確定技:シャドーボール
優先技:キングシールド/かげうち/ラスターカノンorてっていこうせん
攻撃技:せいなるつるぎorインファイト
補助技:みがわり
物理型の有効な対策の一つであるおにびで機能停止しない点が利点となる。第7世代のレート対戦では、特殊型の方が数は多かった。
シャドーボールを半減以下に抑える悪やノーマルには特化ラスターカノンより無補正無振りせいなるつるぎの方がダメージが15%ほど高い。
現時点ではダウンロード持ちがいないので残りの努力値はAに振る。
かげうち、格闘技の威力を補うならHかDを削りAに回す。
↑もうポリゴン2いるからD振りに変更。
物理アタッカー型(HAベース) [編集]
性格:ゆうかん/いじっぱり
努力値:HA252 D4
持ち物:じゃくてんほけん/くろいてっきゅう/ふうせん/ラムのみ/いのちのたま
確定技:かげうち
優先技:キングシールド/つるぎのまい/アイアンヘッド/インファイト
選択技:せいなるつるぎ/シャドークロー/ジャイロボール/もろはのずつき/からげんき/みがわり
特殊型と同様に後手からの攻撃を主体とする。
つるぎのまいや格闘技を扱え、かげうちを高威力で打てるのが物理型の利点の一つ。
シャドークローの威力が低いのが難点。
高い耐久から積めるため独特の抜き性能がある。
レートには特殊型がとても多いためおにびなどは飛んできにくいが、技を撃つとほぼバレるので注意。
相手がキングシールドを警戒して攻撃してこないのを読み、みがわりやつるぎのまいを使っていきたい。
ただし相手のみがわりには対応し辛いので、控えに特性すりぬけや連続技持ち、音系の技などのみがわり対策を何かしらで用意しておきたい。
耐久両刀型(HDベース) [編集]
性格:なまいき
努力値:HD252 A4orC4orB4
持ち物:じゃくてんほけん/くろいてっきゅう/ふうせん/たべのこし/オボンのみ/ラムのみ
確定技:かげうち
攻撃技:ラスターカノンorアイアンヘッドorジャイロボール/シャドーボールorシャドークロー/せいなるつるぎorかわらわり/からげんき/もろはのずつき
補助技:キングシールド/つるぎのまい/みがわり
後攻前提のため、行動回数を増やす事を狙った耐久特化。じゃくてんほけんやつるぎのまいが扱いやすくなる。
ブレードフォルムでも不一致抜群くらいなら耐えられるためキンシ読みの裏をかきやすい。
シャドーボール&せいなるつるぎの無理のない撃ち分けなど、両刀にしやすいメリットもある。
弱点・等倍タイプで物理寄りなタイプは地面・悪のみであり、キングシールドも警戒されるため、仮想敵を定めないなら特殊特化の方が良い。
いかくを撒きやすいダブルでは採用しやすい。
サイクル導入フルアタ型(HAベース) [編集]
性格:いじっぱり
努力値:HA252 D4
持ち物:こだわりハチマキ/いのちのたま/たつじんのおび/ゴツゴツメット/とつげきチョッキ
確定技:アイアンヘッド/シャドークロー/インファイトorせいなるつるぎ
攻撃技:いわなだれorもろはのずつき/つばめがえし/かげうち
バトルスイッチがサイクル戦向きであることを活かし、
格闘・エスパーなど有利な相手に後出しし、交代先へ負担をかけていくことに特化した型。
相手交代先に攻撃した後、ギルガルドを引っこめるのでキングシールドは不要でこだわりアイテムも使用できる。
霊鋼闘岩技を全て扱えるのが最大のメリットであるため、基本的には物理型。霊技の威力を求めるなら特殊型。
ゴツゴツメットはげきりんを主力にするドラゴンなど一部の物理に繰り出す時に有用。
きあいのタスキ型(最速ベース) [編集]
性格:おっとり(推奨)/せっかち
努力値:CS252 A4
持ち物:きあいのタスキ
確定技:シャドーボール/かげうち
攻撃技:インファイトorせいなるつるぎorかわらわり/てっていこうせんorラスターカノン/いわなだれ
補助技:みちづれ
きあいのタスキによって本来苦手な相手にも居座ることができ、広い範囲、高火力と先制技で返り討ちが狙える。
S振りによる低~中速の相手への制圧能力もあがっているため、主に対面構築の先発役として採用される。
物理流し型(HBベース) [編集]
性格:ずぶとい/のんき
努力値:HB252 A4orC4
持ち物:たべのこし
確定技:シャドーボール/キングシールド
選択技:ラスターカノン/せいなるつるぎorかわらわり/かげうち/みがわり
極端に高い耐久種族値を活かして攻撃を耐えつつ、
固有技のキングシールドを物理流し用の技として活かす型。隙を見て攻撃を行う。
キングシールドの他、耐性の多さ・火力の高さ・猛毒と砂のスリップダメージを受けないなどの利点がある。
みがわりはたべのこし+キングシールドと相性がよく、耐久力の高さゆえ一撃で壊れない事もある。
なお、ゴーストタイプだがおにびは覚えない。
積みエース全抜き型(HASベース) [編集]
性格:ようき/いじっぱり/おくびょう/ひかえめ
努力値:HASかHCSで調整
持ち物:じゃくてんほけん(推奨)/いのちのたま
確定技:ボディパージ
選択技:つるぎのまい/シャドークローorシャドーボール/インファイトorせいなるつるぎorかわらわり/からげんき/アイアンヘッドorラスターカノン/みちづれ/もろはのずつきorいわなだれ/かげうち/みがわり/キングシールド
高耐久で積んだ後高火力に切り替えて攻撃していける事を利用した型。
ギルガルドには鈍足のイメージが強く定着しているため非常に読まれにくい。
かくとう技、つるぎのまいの存在もあり基本は物理型。
ギルガルドは上述のとおりダイマックスとの相性は悪いが、フォルムチェンジを活かしにくくなるこの型ではキングシールドの優先度が低いため、比較的相性がよい。
ダイマックスで上がった耐久で弱点保険を発動させやすいのもよい。
全抜き狙いなら壁張りやタスキ対策などのサポートも欲しいところ。
【ダブル】基本型 [編集]
特性:バトルスイッチ
性格:れいせい/ひかえめ/おだやか
努力値:HC252べースでS調整
持ち物:じゃくてんほけん/いのちのたま/たべのこし/3分の1回復実/オボンのみ/きあいのタスキ
確定技:シャドーボール/キングシールド
優先技:ワイドガード/ラスターカノンorてっていこうせん
選択技:かげうち/インファイトorせいなるつるぎ/みがわり
良耐性と高火力を併せ持つ単体性能の高さはダブルにおいても通用する。
ダブルに多いエスパー・フェアリーの対策要員として声がかかりやすく、ワイドガードの習得やいわなだれ半減などダブルに噛み合った要素も多い。
ガオガエンなどのダブルで強いポケモンと相性補完が優秀な傾向にあり、様々なパーティへ自然に組み込める。
シングルではれいせい最遅運用が基本だが、ダブルでは仮想敵の大半が自分より圧倒的にすばやいため、ミラー意識で控えめやS調整を施した個体も多い。
ただし、トップメタな上一致弱点を突かれるガオガエンが同速であることに留意。
また、威嚇の飛び交う環境であるため物理型にするメリットはあまりなく、基本は特殊ベースとなる。
ダブルの性質上、タイマン性能よりもシールド状態維持による場持ちの良さが重要であるため、キングシールドが確定、かげうちの優先度はあれば役立つという程度。
キングシールドがちょうはつやアンコールで縛られやすいため、相手のまもるとの読み合いも考え、慎重に使う必要がある。
まもる読みでアドバンテージが取れるみがわりとの同時採用も考えられる。
相性考察 [編集]
サザンガルドと称されるサザンドラとの相性補完がかなり良好で、
この2体だけでお互いの弱点はおろか全てのタイプを半減以下で受ける事ができる。
(特性きもったまの格闘技は双方に抜群、特性かたやぶりの地面技も一貫)
対ギルガルド [編集]
- 注意すべき点
- はがね・ゴーストの優秀な固有タイプと習得技、特性バトルスイッチにより、攻守共に隙が無い。
物理型・特殊型の双方が存在し、攻撃範囲も広いため非常に受けづらい。
キングシールドやじゃくてんほけんの存在により迂闊に攻めることもできない。
後続に相性補完のよいサザンドラ等が控えていると攻略難度がさらに増す。
- 対策方法
- 相手との読み合いを制し、ブレードフォルムの時に攻撃するのが安全かつ理想的。
シールドフォルムの時は攻撃しない、弱点を突かない等の立ち回りも必要となる。
ギルガルドより遅く高耐久のポケモンなら後攻でブレードフォルムを叩きやすいが、
そのためにS50台等の激戦区にあるポケモンの素早さを下げるのは熟考を要する。
天候始動のためにSを下げるギガイアスやカバルドン、コータスなどは天候を変えつつ後攻で殴ることが可能。
だが、ゴーストを半減以下にできるポケモンには無/超複合、毒/悪複合を除く全てのポケモンに格闘、鋼、岩のどれかが抜群で刺さってしまう為、受け出しは安定しない。
例えば無補正H252振りブレードギルガルドに対して、ギガイアスの無補正無振り不一致地震で確1。
ヨワシ群れた姿の無補正無振り不一致地震でも確1。いじっぱり無補正無振りでも最遅ギルガルドに抜かれる。
ポリゴン2だとHB振りならA特化インファイトで低乱数2。特殊型では突破は困難でどくみが戦法が使えなくなった事により後出しで完封可能。受け出しが最も安定するポケモンと言える。
具体例 |