ニダンギル - ポケモン対戦考察まとめWiki|第八世代(ソード・シールド)

ニダンギル [編集]

No.680 タイプ:はがね/ゴースト
特性:ノーガード(お互いの技が必中になる。あなをほる、そらをとぶなどをしている間でも命中する)
体重:4.5kg(けたぐり・くさむすびの威力20)
能力比HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ニダンギル59110150454935448ノーガード
きせき無振り23583(567)
きせき全振り25199(599)
ギルガルド(シールドフォルム)60501405014060500バトルスイッチ
ギルガルド(ブレードフォルム)1405014050
一致鈍足ジャイロボールHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ニダンギル59110150454935448ノーガード
きせき無振り23583(567)
きせき全振り25199(599)
ドータクン67891167911633500たいねつ/ふゆう/ヘヴィメタル
ハガネール7585200556530510がんじょう/いしあたま/ちからずく
ナットレイ74941315411620489てつのトゲ/きけんよち

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)ほのお/じめん/ゴースト/あく
ふつう(1倍)みず/でんき
いまひとつ(1/2)くさ/こおり/エスパー/いわ/ひこう/ドラゴン/はがね/フェアリー
いまひとつ(1/4)むし
こうかなしノーマル/かくとう/どく

ギルガルドの進化前。進化後とは特性・種族値の傾向が大きく異なり、物理方面の能力が常に高い。
こちらは種族値が下げられなかったため、物理耐久については素の状態でギルガルドを上回ることに。
しんかのきせきを持たせると、H振りだけでも同条件クレベースの41208を上回る42330もの物理耐久指数を得る。
ただしがんじょうの保険や高速再生は無いので、基本的に使い捨ての戦力となるのは忘れずに。

素早さの低さはジャイロボールを使うのに好都合で、多くの高速アタッカーに対してギルガルドを超える火力で攻撃できる。
反面、特殊方面の能力は低く、持ち物もしんかのきせきが優先されるためギルガルドのような幅のある運用はできない。
習得者そのものは減っているものの、メガストーン・Zクリスタルの廃止ではたきおとすやトリックを気軽に撃たれやすくなっているのも気がかり。

一方で新要素のダイマックスノーガードと相性が良く、ゴーストダイブやあなをほるによるダイマックス枯らしに強い。
特殊耐久はそれでも強く信頼できるというほどでもないが苦手な一撃必殺に強くなり、習得技の範囲も理想的。
得意な物理アタッカーとの殴り合いを更に制しやすくなっている。

第八世代では、進化しないと覚えられなかったとおせんぼうが遺伝技に追加。
ギルガルド同様にインファイト、ソーラーブレード、サイコカッターといった新技を獲得しており、技範囲が広がった。
失った技も廃止されたおいうち、習得者が激減したどくどく程度と少なめ。
ゴーストエスパーの流し際に大打撃を与えることは出来なくなったが、仕事そのものはあまり変化していないといえる。

ギルガルドが覚えてニダンギルが覚えない技
もろはのずつき/にほんばれ/はかいこうせん/シャドーボール/ギガインパクト/キングシールド/エアスラッシュ


特性考察 [編集]

ノーガード
第二特性・隠れ特性ともになく、これのみ。
主力技が命中安定のものばかりなので自身へのメリットが少なく、相手からのおにびや一撃必殺技を避けられないデメリットが目立つ。
そのため前作ではれんぞくぎりをノーリスクで積むぐらいしか使い道がなかった。
ノーガードによる必中はロックオン状態のように「回避してから攻撃する技」で離脱中の相手にも攻撃が当たるため、今作のダイマックスとは相性が良い。
攻撃を避けられていたずらにターンを消費する心配がなく、またダイマックス中は苦手な一撃必殺技を無効化できる。
なお、自身はゴーストダイブをはじめとした回避してから攻撃するタイプの技をまったく習得しない。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力命中効果解説
ジャイロボール1~150
(1~225)
100-タイプ一致技。遅いので比較的威力を出しやすい。
アイアンヘッド80(120)100怯み30%タイプ一致技。威力安定。怯みは狙いにくい。
かげうち40(60)100優先度+1タイプ一致技。フィニッシャー・対面性能を強化。
シャドークロー70(105)100急所ランク+1タイプ一致技。性能安定。
インファイト120100防御・特防↓対ノーマル・悪・鋼。高威力だが耐久低下が痛い。
せいなるつるぎ90100-対ノーマル・悪・鋼。相手の能力ランクの影響を受けない。
いわなだれ7590怯み30%対炎。特性のメリットが活かせる数少ない技。怯みは狙いにくい。
もろはのずつきは覚えない。
ソーラーブレード125100溜め技対水地面。奇襲寄り。ダイマックスや晴れが前提。
自身はにほんばれもダイバーンも使えない。
変化技タイプ命中解説
つるぎのまい-攻撃を強化。かげうちと相性がよい。
ボディパージ-素早さ強化。かげうちの方が有用か。最速で1度使うと最速120族抜き。
元が軽いので体重減少の影響はない。
とおせんぼう-有効打を持たない相手を縛って起点化。
みがわり-補助技対策。
みちづれ-苦手なアタッカーを道連れに。連続使用で必ず失敗。
ジャイロボールについて
最遅ジャイロボールが威力80以上になるのは実数値114(シザリガーなどの最速55族-3・無振り95族-1)以上。
S実数値143(最速78族・準速91族)以上の相手に威力100、実数値172(最速105族・準速120族)以上の相手に威力120、
実数値215(最速145族-1・最速スカーフ79族-1)以上の相手に最大威力150が出る。

ダイマックス技考察 [編集]

ダイマックス技元にする技威力効果解説
ダイスチルジャイロボール130(195)味方:B↑一致技。追加効果で物理耐久にさらに磨きがかかる。
アイアンヘッド
ダイホロウシャドークロー120(180)相手:B↓一致技。追加効果で防御削りが優秀。
かげうち90(135)
ダイナックルきしかいせい100味方:A↑ノーマルあくはがね
威力は元技から大きく上昇はしないが、負担を与えつつ攻撃上昇。
インファイト95
せいなるつるぎ90
かわらわり
ダイソウゲンソーラーブレード140場:GFみずじめん
GF展開で次ターンから威力1.3倍。
地震半減と小回復も恩恵が大きい。
ダイロックいわなだれ130天候:砂嵐ほのおむしひこう
砂嵐でスリップダメージによるタスキ潰しが可能。
ダイウォール変化技-まもる相手のダイマックスターン枯らしに。
連続使用で失敗しやすくなる。
+  使用率・採用率の低い技

型考察 [編集]

しんかのきせき基本型 [編集]

性格:ゆうかん/いじっぱり
努力値:HA252orAD252
持ち物:しんかのきせき
確定技:かげうち
優先技:ジャイロボール/シャドークロー/せいなるつるぎ/つるぎのまい
選択攻撃技:アイアンヘッド/いわなだれ
選択変化技:みがわり

優秀な耐性と物理耐久で流しに向き、A種族値の高さからちょうはつを撃たれても腐りにくい。
ギルガルドより読み合いのリスクが少ないのが長所であり、しんかのきせき持ちの物理耐久はトップクラス。
等倍ならマリルリのアクアテールが確4、こだわりハチマキでも確3なので仕事はしやすい。
全体的に技の威力は低いが、ジャイロボールに限ればギルガルドのアイアンヘッド以上の数値を叩き出しやすいのも特徴。

しんかのきせき持ちでもA実値172(いじっぱり105族)のいのちのたま不一致じしんまで確定3で、それ以上は乱数。

ダブル基本型 [編集]

性格:ゆうかん/いじっぱり/なまいき/しんちょう/のんき/わんぱく
努力値:H252 AorBorD252
持ち物:しんかのきせき
選択攻撃技:かげうち/ジャイロボールorアイアンヘッド/いわなだれ/シャドークロー/せいなるつるぎ
選択変化技:まもる/ワイドガード/みちづれ/つるぎのまい/みがわり

ダブル適性のある技はワイドガードくらい。
おさきにどうぞは剣盾では習得不可になった。
普通に使うならトリパでのアタッカーだがライバルも多い。


対ニダンギル [編集]

注意すべき点
しんかのきせきで圧倒的な物理耐久を得、一致弱点でも簡単には倒れない。
物理を起点につるぎのまいを積まれると厄介。
S35なので、ナットレイほどではないがジャイロボールを有効に使える。
対策方法
型はある程度予測しやすい。持ち物はしんかのきせきが主なので他の持ち物はあまり考慮しなくてもよい。
特殊が薄めなので特殊アタッカーで攻めるのが一番。
キングシールドは覚えないので接触技での読み合いがない。
しんかのきせき持ち全般に共通するが、はたきおとすやトリックに弱い。
ノーガードなので一撃技もかなり有効。ただしゴーストタイプなのでつのドリルとハサミギロチンは効かない。

外部リンク [編集]