ムシャーナ [編集]
No.518 タイプ:エスパー 通常特性:よちむ(相手の技が1つわかる) シンクロ(どく、まひ、やけど状態になると相手も同じ状態異常になる) 隠れ特性:テレパシー(味方の攻撃を受けない) 体重 :60.5kg(けたぐり・くさむすびの威力80)
鈍足高耐久超 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計種族値 | 特性 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ムシャーナ | 116 | 55 | 85 | 107 | 95 | 29 | 487 | よちむ/シンクロ/テレパシー |
ランクルス | 110 | 65 | 75 | 125 | 85 | 30 | 490 | ぼうじん/マジックガード/さいせいりょく |
同速+トリル | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計種族値 | 特性 |
ムシャーナ | 116 | 55 | 85 | 107 | 95 | 29 | 487 | よちむ/シンクロ/テレパシー |
ブリムオン | 57 | 90 | 95 | 136 | 103 | 29 | 510 | いやしのこころ/きけんよち/マジックミラー |
フレフワン | 101 | 72 | 72 | 99 | 89 | 29 | 462 | いやしのこころ/アロマベール |
鈍足高耐久の単エスパー。特攻も高めだが、アタッカーとしては特性・種族値ともにランクルスに見劣り気味。
トリックルームの起動役としては、ちょうはつ耐性が無い点が気にかかる。
同速にアロマベールを持つフレフワン、マジックミラーを持つブリムオンがいるのも向かい風。
特に後者は一致エスパー技を使用可能であり、技範囲・火力共に劣る。敢えてムシャーナを採用するなら差別化は必須。
幸いあちらが覚えない補助技として、リフレクター、つきのひかり、あくび等を習得する。
なお、ダブルではテレパシーを活用することでより容易に差別化が可能。
第八世代ではムーンフォース、ドわすれ、ミストバーストを習得。ランクルスとの差別化がしやすくなった。
一方失った技も多く、採用圏内のものだけでもどくどく、バリアー、バトンタッチ、いたみわけ。
ダブルにおいて有力な差別化要素だったじゅうりょくも失っており、役割がかなり狭まってしまった。
ただし同時にダブルにおける新たな主力技としてワイドフォースを習得。
ランクルスも習得するので差別化要素にはならないが、ダブルを主戦場とする性質がより強まっている。
新要素のダイマックスとの相性は微妙。種族値上はともかく、技範囲が狭めでシンプルなアタッカーは難しい。
追加効果もフィールド展開技が多く互いに食い合い、豊富な補助技が使えなくなるデメリットも目立ってしまう。
トリックルーム、でんじは、いやしのねがい等、エースの抜き性能を補助する能力が高いので、
自身がダイマックスを使うのではなく、ダイマックスエースが暴れる為の下準備を役割としたい。
特性考察 [編集]
- よちむ
- 相手の技が1つ分かる。ただし威力の高い技が優先で、大抵はメインウェポンが判明するだけ。
一応ゾロアークが化けているかどうかの判別も出来るが、少々ピンポイントにすぎる。
鈍足かつ補助技主体なので、アナウンスが出る特性相手の素早さ判断も有効に働く場面は少ない。
両刀型の種族値を持つポケモン相手に、ハピナスやナットレイ等を受け出すのに使える。
耐久型やサポート型の相手にウェポンがあるかどうかの判定などには役に立つ場面も少なからずある。
第八世代でシンクロの信頼度が大きく低下したので、シングルなら選択肢に入るか。
- シンクロ
- どく、まひ、やけどを牽制。高速再生を持つ高耐久故にどくどくを撃たれやすく、他は自身への影響が小さい。
相手の補助技を読んで後出しすることで、相手だけ弱体化を狙うことも可能。
第八世代ではどくどくの習得者が大幅に減り、発動してもタイプ相性で無効化されるケースが増加。
あくび、さいみんじゅつとの相性も悪く、よちむと選択程度まで優先度は落ちたと言える。
- テレパシー
- 隠れ特性。味方の周囲全体攻撃に巻き込まれない。ダブル用で、シングルでは効果なし。
ムシャーナの採用理由に直結し、他の特性が微妙なのもあってダブルならこれで確定。
かたやぶりで無力化されるので、相方の特性には注意。
技考察 [編集]
攻撃技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 | |
---|---|---|---|---|---|---|
サイコキネシス | 超 | 90(135) | 100 | 特防↓10% | タイプ一致技。性能安定。 | |
サイコショック | 超 | 80(120) | 100 | - | タイプ一致技。特殊受け対策。 | |
アシストパワー | 超 | 20(30)~ | 100 | - | タイプ一致技。能力上昇で威力上昇。積み技とあわせて。 | |
みらいよち | 超 | 120(180) | 100 | - | タイプ一致技。高威力・まもる貫通だが使いどころが難しい。 | |
ワイドフォース | 超 | 80(120) | 100 | - | タイプ一致技。サイコフィールド中なら高火力の範囲攻撃になる。 | |
ムーンフォース | 妖 | 95 | 100 | 特攻↓30% | 対悪。性能安定。 | |
マジカルシャイン | 妖 | 80 | 100 | - | 対悪。ダブルでは相手全体攻撃。 | |
ミストバースト | 妖 | 100 | 100 | 使用後瀕死 | 全体攻撃。ミストフィールド中は威力1.5倍。 フェアリータイプ以外では唯一習得する。 しめりけ以外に無効化手段のない優秀な自主退場技。 | |
シャドーボール | 霊 | 80 | 100 | 特防↓20% | 対エスパー。鋼にも等倍。 | |
エナジーボール | 草 | 90 | 100 | 特防↓10% | ほとんど4倍ピンポイント。 | |
変化技 | タイプ | 命中 | 解説 | |||
あくび | 無 | - | 流し技。起点作りに。 | |||
さいみんじゅつ | 超 | 60 | 起点作りに。命中難。 | |||
でんじは | 電 | 90 | サポート用。電気や地面、ひらいしん等には無効。 | |||
リフレクター | 超 | - | サポート用。味方の物理耐久を強化。 | |||
ひかりのかべ | 超 | - | サポート用。味方の特殊耐久を強化。 | |||
トリックルーム | 超 | - | サポート用。自身も相当に遅いため有効活用しやすい。 | |||
てだすけ | 無 | - | サポート用。特性テレパシーと合わせて。 | |||
めいそう | 超 | - | 特攻・特防を補強。アシストパワーとあわせて。 | |||
ドわすれ | 超 | - | 特防を強化。 | |||
つきのひかり | 妖 | - | 回復技。晴れ下では効果増大。 | |||
ねむる | 超 | - | 状態異常も含め全回復。カゴのみとあわせて。 | |||
ねごと | 無 | - | 催眠技対策や、ねむるとあわせて。 | |||
マジックコート | 超 | - | 補助技対策。読みが要るが決まれば強力。 | |||
いやしのねがい | 超 | - | 後続の全回復・無償降臨や、サポート後の自主退場に。 | |||
ふういん | 超 | - | ダブル用。素早さの高い味方と組ませて相手のトリックルーム封じなどにも。 | |||
サイドチェンジ | 超 | - | ダブル用。優先度の関係で自身の素早さに関係なく扱える。 |
ダイマックス技考察 [編集]
型考察 [編集]
トリックルーム型 [編集]
特性:シンクロorよちむ
性格:のんき/れいせい/なまいき
持ち物:たべのこし/オボンのみ/メンタルハーブ
努力値:H252 BorCorD252
確定技:トリックルーム
優先技:いやしのねがいorミストバースト
攻撃技:サイコキネシスorサイコショック/シャドーボール/ムーンフォース
変化技:あくびorさいみんじゅつ/つきのひかり/リフレクター/ひかりのかべ/めいそう/ドわすれ/マジックコート
Sが29なので、トリックルームをすればほぼ確実に先制できる。
そこからサポートや攻撃して負担をかけたりする型。
耐久型 [編集]
特性:シンクロorよちむ
性格:ずぶとい/おだやか/のんき/なまいき
持ち物:たべのこし/オボンのみ/ゴツゴツメット/混乱の実
努力値:H252 B252
確定技:つきのひかり/アシストパワー(推奨)orサイコキネシスorサイコショック
優先技:ドわすれ(推奨)orめいそう
攻撃技:シャドーボール/ムーンフォース
変化技:あくびorさいみんじゅつ/リフレクター/ひかりのかべ/マジックコート/まもる/トリックルーム
高い耐久力を生かして、火力の低い相手を起点に積む。
催眠技も有用。
【ダブル】サポート型 [編集]
特性:テレパシー
性格:のんき/なまいき
持ち物:たべのこし/オボンのみ/メンタルハーブ/カゴのみ/ゴツゴツメット
努力値:H252 BorD252
優先技:まもる/トリックルーム
攻撃技:サイコキネシスorワイドフォース/シャドーボール/ムーンフォースorマジカルシャイン/エナジーボール
変化技:てだすけ/つきのひかりorねむる/でんじは/あくびorさいみんじゅつ/めいそう/リフレクター/ひかりのかべ/ふういん/マジックコート/サイドチェンジ
豊富な変化技を活かしたダブル用の型。
味方をてだすけしたり、トリックルームを始動したり、麻痺やあくびを撒いたり色々できる。
ランクルスやブリムオンというライバルとはテレパシーで差別化。
対ムシャーナ [編集]
- 注意すべき点
- 高耐久を活かしたサポート、特にトリックルームを絡めてくる。
じゅうりょくからのさいみんじゅつは命中率が高く脅威。
ダブルではてだすけやじゅうりょくで味方のじしんを強化しつつ、自身はテレパシーで回避できる。
- 対策方法
- 補助技を使って立ち回る事がほとんどであり、ちょうはつが有効。
鈍足なのでほとんどのポケモンが上からちょうはつを撃てる。
ただし使う側もそれは重々承知なのでメンタルハーブで対策をしていることも。
トリックルームに便乗できるポケモンを選出するのも手。
シンクロで毒を移されないどく、はがねタイプのポケモンで毒を入れるのもよい。