ガラガラ - ポケモン対戦考察まとめWiki|第八世代(ソード・シールド)

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ガラガラ [編集]

No.105 タイプ:じめん
通常特性:いしあたま(攻撃技の反動ダメージを受けない)
     ひらいしん(でんきタイプの技を受けた時、その技を無効化し特攻を1段階上げる。
           ダブルバトル、トリプルバトルで、自分以外のポケモンが使った単体対象のでんきタイプの技の攻撃対象を自分にする。)
隠れ特性:カブトアーマー(攻撃を急所に受けない)
体重  :45.0kg(けたぐり・くさむすびの威力60)
専用道具:ふといホネ(攻撃力が2倍になる)
ガラガラHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ガラガラ6080110508045425いしあたま/カブトアーマー/ひらいしん
ガラガラ(アローラ)6080110508045425のろわれボディ/ひらいしん/いしあたま
重火力地面HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ガラガラ6080110508045425いしあたま/カブトアーマー/ひらいしん
212557ふといホネA特化
ドサイドン115140130555540535ひらいしん/ハードロック/すてみ
ホルード8516377507778530ものひろい/ほおぶくろ/ちからもち
ちからもちA特化

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)みず/くさ/こおり
いまひとつ(1/2)どく/いわ
いまひとつ(1/4)---
こうかなしでんき

初代出身の単じめんタイプ。リージョンフォームとはタイプと特性が異なる。
種族値的には目立った点はなく、強力なライバルの多いタイプとしては没個性。
しかし、専用アイテム・ふといホネにより攻撃が倍になるという強化が為され、アタッカー適性が高い。
ハチマキガブリアス並みの火力で豊富なサブウェポンを打ち分けられるため、安易な受け出しを許さない突破性能が持ち味。
積み技も不要なことからアンコールなどの搦め手にも一定の耐性を備え、連続技を習得するのでタスキやみがわりにも強い。
連続技はじめんのみのため、ひこうふゆう+タスキは突破できないが、破壊力の高さから専用構築も十分に視野。

難点は鈍足かつ先制技を覚えず、耐久面は低いというほどではないが持ち物でカバーできず、上から縛られやすい点。
1つの技だけでよければそれこそハチマキで同等の火力を出せるポケモンは多い。
ガラガラの強みは積み技を用いずに高火力を発揮し、かつサブウェポンの撃ち分けが可能という点。
活用するにはトリックルームやかそく+バトンタッチなど、行動機会を他で稼いでやる必要がある。

第八世代でははたきおとすが没収。技範囲にはあまり変化がなく、むしろはたきおとすの習得者が激減したのは追い風。
持ち物が固定の都合上、どうしても向き合うことになる平凡な耐久もダイマックスでカバー出来るように。
Zクリスタル、メガシンカの廃止もあって瞬間火力が高く、持ち物も競合しないというガラガラの個性は際立ってきている。
ただし、それら要素の廃止に伴いトリック、すりかえ、前述のはたきおとすが通りやすくなり、採用率を伸ばしている点には注意。



特性考察 [編集]

いしあたま
適用技はすてみタックルのみ。ノーマル技と地面技との一貫性は高いが抜群範囲は狭い。
元々ガラガラは攻撃範囲は広く、いわほのおでんきという、地面と相性の良いタイプをサブウェポンで補完可能。
近年、急所無効特性の価値が見直されつつあることもあり、特別な理由が無ければシングルではカブトアーマーを推奨。
ひらいしん
元々電気は無効だが、特攻上昇効果は発動する。とはいえ元の数値が低すぎて特殊型は論外なのでシングルでは候補外。
ダブルでは仲間を電気技から守る効果を狙える。
この特性を持つ唯一の地面単タイプであり、ダブルバトルにおけるガラガラのアイデンティティとして採用理由に直結する。
ねらいのまとトリックにも一見強く見えるが、トリックされる=ふといホネを失うなので注意。
ねらいのまと対策も兼ねるならドサイドンなどのほうが適任。
カブトアーマー
隠れ特性。攻撃が急所に当たらなくなる。
ウーラオスの専用技で急所を突かれない点は優秀。ホネブーメランを使えばカウンターもある程度対策可能。
予定外の大ダメージが無くなるので調整が無駄にならず、ダイマックスとの相性も良い。
シングルですてみタックルを切るなら必然的にこれになる。
かたやぶりには貫通されるが、かたやぶり持ちで確定急所戦術を使う可能性があるポケモンはゴロンダ程度。
素の状態で急所に当たる確率は1/24と低いため、実戦において問題となる場面は少ないといえる。

技候補 [編集]

物理技タイプ威力命中効果解説
ホネブーメラン50(75)×290-専用技。連続攻撃できあいのタスキ・がんじょう・みがわりに強い。
じしん100(150)100-命中90が許せないならこちら。グラスフィールドで半減される。
すてみタックル120100反動ダメ1/3いしあたまなら反動なしで撃てる。地面の通らない相手にほぼ通る。
ストーンエッジ10080急所ランク+1地面技と相性がいいサブウェポン。
いわなだれ7590怯み30%トリックルームや追い風下で使うなら採用の余地はある。
ほのおのパンチ75100火傷10%くさタイプやエアームドナットレイハッサムなどに。
かみなりパンチ75100麻痺10%ストーンエッジと範囲が被る。ほぼギャラドスピンポイント。
げきりん120100-対ドラゴンに有効だが、フェアリータイプの後出しが怖い。
けたぐり20~120100-体重依存でやや地面技と範囲が被るのが難点。ダイマックス相手には無効。
かわらわり75100壁破壊地面技と範囲が被り、抜群でも等倍のじしんと火力は変わらない。
壁構築を重く見るなら。
じごくづき801002ターン音技封じ対エスパー・ゴースト。
特殊技タイプ威力命中効果解説
こごえるかぜ5595相手全体
S↓100%
単地での習得は珍しい。補助技を生かしたダブルのサポート役なら有用。
ダブルバトルでひらいしんなら、味方のほうでんとあわせて威力アップも可能。
変化技タイプ命中備考
ほろびのうた-耐久型対策として。ダブルバトルでは滅びパ要員としても採用出来る。
ステルスロック-サポート用。カブトアーマーで撒けるタイミングで確実に撒く。
つるぎのまい-決定力を底上げする。
はらだいこ-爆発力はあるが、素早さの確保と積みの起点づくりが課題。
ねごと-催眠技対策として。

ダイマックス技考察 [編集]

ダイマックス技元にする技威力効果解説
ダイアースホネブーメラン130(195)味方:D↑一致技。特殊耐久を強化できる追加効果が優秀。
じしん
ダイロックストーンエッジ130天候:砂嵐相性補完。奪われた天候を取り返せる。
いわなだれ
がんせきふうじ110
ダイバーンほのおのパンチ130天候:晴れ対草。砂嵐と相性が悪い。
ダイサンダーかみなりパンチ130場:EF水や飛に。グラスフィールドの解除にも。
ダイナックルけたぐり100味方:A↑火力の底上げに。範囲は地面技と被りがち。
かわらわり90
ダイアークじごくづき130相手:D↓対霊超。一致技と岩技で十分。
ダイスチルアイアンテール
アイアンヘッド
130味方:B↑対妖氷。物理耐久の底上げに。
ダイウォール変化技-まもるダイマックス技を含むすべての技を防ぐ。
連続使用で失敗しやすくなる。

型考察 [編集]

物理アタッカー型 [編集]

特性:いしあたまorカブトアーマー
性格:いじっぱりorゆうかん
努力値:A252 H252
持ち物:ふといホネ
確定技:ホネブーメランorじしん/ストーンエッジorいわなだれ
選択技:すてみタックル(いしあたま)/けたぐり/じごくづき/ほのおのパンチ/はらだいこorつるぎのまい

普通に運用する分には、先制技持ちで持ち物に自由が利くホルードのほうが使いやすい。
ガラガラを活かすならトリックルームでサポートしたい。

トリルエースとしてはSがより遅く耐久力にも優れたドサイドンが最大のライバル。
単純火力では勝るものの、一致岩技を使える上、じゃくてんほけんやとつげきチョッキによる打ち合い性能にも秀でる。
4倍弱点が無く相手の行動に依存せず初手から高火力で殴れるという安定感を武器に、短期決戦を狙いたい。
タスキに強いホネブーメランの採用も差別化にはなるが、今作はダイロックの砂嵐であちらもある程度タスキつぶしが狙えることには留意。

カブトアーマーで急所無効な点からバトンタッチの受け先として適性がある。
専用持ち物の関係でバトンパの天敵であるメタモンに強い点も優秀。
持ち物はコピーできないため、メタモン側は素のガラガラの火力で戦わねばならなくなる。


【ダブル】滅びパ複合型 [編集]

特性:ひらいしん
性格:いじっぱりorゆうかん/わんぱくorのんき
努力値:H252 A252or耐久調整
持ち物:ふといホネ
確定技:ホネブーメランorじしん/ほろびのうた/みきり
選択技:ストーンエッジorいわなだれ/かわらわり/みがわり/なきごえ

ふといほねで攻撃性能を残しつつ、自分が状態異常を受けたり、相手が残り2体になり次第、滅びパに転向する。
火力が高いので相手は受けに回りがちであり、ほろびのうたの起動はしやすい。

鈍足なので3ターン経過後の判定勝ちに強いが、特殊耐久が低いので味方のサポート抜きでは生き残りにくい。
よって、ほろびのうた起動要員としては二番手として扱われる事が多い。


対ガラガラ [編集]

注意すべき点
専用持ち物「ふといホネ」により地面タイプ最高クラスの火力を叩きだせる。
メイン技のホネブーメランが2回攻撃なので、みがわりで起点にしにくい。
つるぎのまいやはらだいこといった決定力を高める技を持ち、トリックルーム下で使われると止められなくなる。
攻撃範囲も中々広く、安易な受け出しで痛手を負ってしまうことも少なくない。
ダブルバトルでは滅びパの二番手を務める場合があるので、他にラプラスアシレーヌなどがいる場合は要警戒。
対策方法
火力を高めるために持ち物はふといホネで限定されるため、きあいのタスキなどの他アイテムを考慮する心配はあまりない。
はたきおとすやトリックで奪ってしまえば火力は半減する。
先制技を習得しない上に、鈍足であるため上から弱点を突けば大抵は落とせる。
ただ物理耐久はそれなりにあるため、特殊技で攻めるとよい。

外部リンク [編集]