マシェード - ポケモン対戦考察まとめWiki|第八世代(ソード・シールド)

マシェード [編集]

No.756 タイプ:くさ/フェアリー
通常特性:はっこう(野生のポケモンの出現率が上がる) 
     ほうし(接触技を受けた際に各10%の確率で相手を毒、麻痺、眠り状態のどれかにする)
隠れ特性:あめうけざら(雨の時に毎ターンHPが1/16回復する)
体重  :11.5kg(けたぐり・くさむすびの威力40)
キノコのほうしHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性タイプ
マシェード6045809010030405はっこう/ほうし/あめうけざらくさ/フェアリー
モロバレル1148570858030464ほうし/さいせいりょくくさ/どく

ばつぐん(4倍)どく
ばつぐん(2倍)ほのお/こおり/ひこう/はがね
いまひとつ(1/2)みず/でんき/くさ/かくとう/じめん/あく
いまひとつ(1/4)---
こうかなしドラゴン

第七世代で登場したくさ×フェアリー複合タイプの一角。
同タイプのエルフーンカプ・ブルルとは能力や戦法が全く異なる。
種族値は低いが配分は悪くなく、最低限の耐久を持ち、耐性についても4倍弱点こそあるものの悪くは無い。
ただし弱点にややメジャー級のものが多く、特にひこうこおりは採用率が高い。
無理はせず、役割をきっちりと定めて遂行できるように運用してあげたいところ。

第八世代ではウェザーボールを獲得。天候前提ではあるが、一応あめうけざらとの相性は良い。
ほのおみず技については天候補正も載り、サブウェポンとしてはかなり秀逸。
一方でどくどく、リサイクルが剥奪。こうごうせいも失ったが、これについてはつきのひかり、ちからをすいとるで代用可能。
パラセクト、キノガッサの不在により、キノコのほうしはマシェードとモロバレルのみが使用可能。
モロバレルと比較するといかりのこなを習得せず、他のダブル向けの技もほとんど習得できない。
この為、どちらかというとシングル向けの性能を持つポケモンと言える。



特性考察 [編集]

はっこう
戦闘用の特性ではない。トレース対策としてもあめうけざらで十分なので候補外。
ほうし
発動するタイミングと状態異常を選べず、キノコのほうしやでんじはとは相性が悪い。
上手いこと発動すれば相手に負担をかけられるが、逆にこちらの戦術を崩す恐れもあり、運頼みの面が強い。
トレースされると味方の物理アタッカーを余計な状態異常にしかねない点に注意。
なお、発動確率はせいでんき等とは異なり必ずしも30%ではなく、それぞれの状態異常が10%である。
くさタイプやぼうじんには効果が無い。
あめうけざら
隠れ特性。雨だと体力が毎ターン回復する。
キノコのほうしを使う為に、状態異常にしたくない場合、トレース対策をしたい場合は消去法的にこちらになる。
同タイプ・同特性にルンパッパがいるが複合が異なり、またあちらはすいすいが主流なので意識不要。
効果自体は条件があり、かつあまりに回復量が微量すぎ、鈍足なマシェードでは確定数にほとんど変化が無い。
回復リソースとしてはやどりぎのタネ、つきのひかり、ちからをすいとる等の技を用いた方がよい。
敢えて雨を降らせる理由は薄いが、少なくともマイナスになるケースはほぼ無いので損になる特性ではない。

技考察 [編集]

攻撃技タイプ威力命中効果解説
エナジーボール90(135)100特防↓10%タイプ一致技。性能安定。
ギガドレイン75(112)100HP吸収タイプ一致技。耐久型で。
ソーラービーム120(180)100溜め攻撃タイプ一致技。晴れとあわせて。
ムーンフォース95(142)100特攻↓30%タイプ一致技。性能安定。
マジカルシャイン80(120)100タイプ一致技。ダブルでは相手全体攻撃。
ヘドロばくだん90100毒30%キノコのほうしやどりぎのタネを無効化する草やフェアリーに有効。
ただし、ナットレイクレッフィには無効。
追加効果はキノコのほうしと相性が悪い。
ゆめくい100100HP吸収対毒。キノコのほうしとあわせて。ダイサイコ用にも。
ウェザーボール50/100100-天候に応じてタイプが変化。めざめるパワーの代用にも。
変化技タイプ命中解説
キノコのほうし100命中率100%の催眠技。無効も多いが依然として強力。
でんじは90草タイプでは珍しい状態異常技。
ほうしのほうが優先度は高いが読まれづらく、多くのくさタイプにも有効。
ちからをすいとる100相手の攻撃の実数値だけHPを回復し、相手の攻撃を下げる。物理受けに。詳細は後述。
HP全振りの場合相手A実数値166以上で体力全回復、83以上で体力半分以上回復。
よほどAが低い相手でない限りつきのひかり以上の回復性能になる。
ひかりのかべ-サポート用。味方の特殊耐久を強化。
やどりぎのタネ90タマゴ技。くさタイプおなじみの削りと回復を兼ねる妨害技。火力・耐久補強に。
便利だがキノコのほうしと共にくさタイプ、そうしょくには無効。
あまごい-あめうけざら発動、ウェザーボールの強化、炎の繰り出し読みで。
みずやでんきをあまり呼ばないが、ぼうふうには注意。
みがわり-やどりぎのタネとあわせて。

「ちからをすいとる」について

  • 回復量は相手の攻撃ランク補正の影響を受け、ランクが下げられない状況では失敗する。
    • クリアボディ等Aダウンを防ぐ特性持ちに対しては、Aダウン効果は無くなるものの回復はできる。
  • あまのじゃくまけんきかちき相手に使うと相手の能力が上がってしまう。
    • ダブルバトルであまのじゃくの味方に使って能動的に発動させることも可能。味方のまけんきとかちきは通常通り下がるので間違えないように。
  • ミラーアーマー相手に使うとAダウン効果は自分が受けることになる。
  • ヘドロえき相手に使うと、本来回復する数値分ダメージを受ける。

ダイマックス技考察 [編集]

ダイマックス技元にする技威力効果解説
ダイソウゲンソーラービーム140(210)場:GF一致技。フィールドで草技威力1.3倍&小回復。
キノコのほうしの妨げとなるエレキ・ミストフィールドの上書きにも。
エナジーボール
ギガドレイン
くさむすび
130(195)
ダイフェアリームーンフォース
マジカルシャイン
130(195)場:MF一致技。フィールドで竜技半減&状態異常予防。
キノコのほうし、でんじは、特性のほうしと相性が悪い。
ダイアシッドヘドロばくだん90味方:C↑粉や宿木を無効化する草やミストフィールドを展開するフェアリーに。
追加効果が優秀で撃ち合いに強くなれる。
ダイサイコゆめくい130場:PF苦手な毒タイプに。グラスフィールドを消してしまう点に注意。
キノコのほうしの妨げとなるエレキ・ミストフィールドの上書きにも。
ダイウォール変化技-まもる相手の猛攻を凌ぐ際の手段として。やどりぎとあわせて。
+  ウェザーボールと使用率・採用率の低い技

型考察 [編集]

耐久兼起点作り型 [編集]

特性:あめうけざら(推奨)orほうし
性格:ずぶとい/のんき
努力値:HB252
持ち物:たべのこし/オボンのみ/混乱実/ゴツゴツメット/きあいのタスキ
確定技:キノコのほうし/ちからをすいとる
選択技:ムーンフォース/ギガドレイン/ヘドロばくだん/つきのひかり/やどりぎのタネ/まもる

キノコのほうしやちからをすいとるで弱体化させつつ回復も図り、後続の積み起点等の有利な状況を作る。
やどまもも可能だがHPが低いためあまり高耐久とは言えず、不意の毒技で落ちることもざらである。

ちからをすいとるは物理への役割を持つために確定。相手のAランクを下げるたび回復量は減るものの、
相手から受けるダメージも減るため実質的につきのひかり以上に場持ちはよくなる。
自身ではなく相手に対する変化技扱いのため、相手のまもる・みがわりには失敗する点に注意。

きあいのタスキを持てば毒技持ちドラゴンも対面や死に出しから起点化できる。
ちからをすいとるでA補正無し種族値115以上補正有り100以上のポケモン相手なら全回復できるため
役割破壊されやすいマシェードとは好相性。ステルスロックできあいのタスキが潰れても発動圏内まで持ち直しやすい。

特性に関しては、キノコのほうしで眠らせたいのに意図しないタイミングで
毒や麻痺を発生させてしまう可能性があるため、それを嫌うなら「ほうし」よりも「あめうけざら」が優先される。

育成論見る限りヨクバリスの腹太鼓ジャイロ耐える為、のんき最遅にした方が良さそうですけど。
↑了解です!追記しました!

+  以前起こった特性についての議論

特殊アタッカー型 [編集]

特性:ほうし/あめうけざら
性格:ひかえめ
努力値:HC252
持ち物:こだわりメガネ/とつげきチョッキ/オボンのみ/混乱実
確定技:ギガドレインorエナジーボール/ムーンフォース
攻撃技:ヘドロばくだん/ウェザーボール/ゆめくい
変化技:キノコのほうし/でんじは/やどりぎのたね

多めの耐性を活かしたサイクルアタッカー型。
草の遂行対象である水地面や妖の役割対象である悪竜に繰り出し、サイクルをまわす。
キノコのほうし読みの挑発に対するアンチテーゼ。

トリックルームや各種天候等、味方のサポートがあればなおよい。

特性はほうし推奨。苦手な物理技を食らって状態異常が発動すれば美味しい。


対マシェード [編集]

注意すべき点
キノコのほうしでの起点作り。耐久が高めで、回復技も豊富。
ちからをすいとるの存在により、かいりきバサミクリアボディ等攻撃力を下げられない特性持ちやあまのじゃく持ちでない物理アタッカーでは攻めにくい。
対策方法
上から弱点を突き、各種補助技を使われる前に一撃で仕留めたい。
ちょうはつやみがわりも有効。草タイプやぼうじんならキノコのほうし無効。
対策可能なポケモン
  • フシギバナ等の草/毒
    やどりぎのタネを無効化し、一致毒技を撃てるので最安定。
  • カプ・コケコ
    カプ・コケコ自身はヘドロばくだんで弱点を突かれるが、エレキフィールドでねむりを防ぎつつ、ボルトチェンジで高火力特殊アタッカーにつなぐ。
  • ラランテス
    キノコのほうし、やどりぎのタネを無効化でき、あまのじゃくでちからをすいとるを起点にできるが、ヘドロばくだんには注意。

外部リンク [編集]