クレッフィ - ポケモン対戦考察まとめWiki|第八世代(ソード・シールド)

クレッフィ [編集]

No.707 タイプ:はがね/フェアリー
通常特性:いたずらごころ(使用する変化技の優先度が+1されるが、相手があくタイプだと技は必ず失敗する)
隠れ特性:マジシャン(技を当てた相手の道具を奪う)
体重  :3.0kg(けたぐり・くさむすびの威力20)
鋼/妖HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
クレッフィ578091808775470いたずらごころ/マジシャン
クチート508585555550380かいりきバサミ/いかく/ちからずく
悪戯心+両壁HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
クレッフィ578091808775470いたずらごころ/マジシャン
ニャオニクス7448768381104466するどいめ/すりぬけ/いたずらごころ
オーロンゲ9512065957560510いたずらごころ/おみとおし/わるいてぐせ

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)ほのお/じめん
いまひとつ(1/2)ノーマル/くさ/ひこう/いわ/こおり/あく/フェアリー/エスパー
いまひとつ(1/4)むし
こうかなしどく/ドラゴン

いたずらごころによる先制補助技が強力なはがね×フェアリー
耐性も半減以下11、弱点2とかなり優秀であり、種族値上は低めの耐久もカバーしやすい。
同タイプが禁止級を除くとクチートのみで、特性・習得技共にかなり異なるので個性は十分。
ただし、種族値自体は火力・耐久共に今ひとつなので、その性能はあくまで特性ありきである。

初登場の際はいたずらごころ+いばみが+優秀な耐性の噛み合いが非常に良く、対策必須だった。
第七世代であくへのいたずらごころの無効、混乱の自傷率低下、サイコメイカーの登場などで弱体化。
先制両壁などのサポート性能はそれでも健在であり、耐性のお陰で後続のアタッカーに自由が利きやすい。
味方へのサポートについてはフィールドや相手のタイプによる影響を受けず、腐りづらいので現在はこちらが主流。

第八世代の新技で特筆すべきはてっていこうせんである。
いたずらごころ+両壁+不完全ながら自主退場を全て同時に持てるように。
無振りでも威力の高さでゲンガーのシャドーボール程度の火力があるので、そこそこのダメージを与えられる。

Zクリスタル、メガシンカが廃止されたことで、すりかえが通りやすくなっており、仕様との相性は悪くない。
ダイマックス技はZワザほどの瞬間火力を持たず、壁の上からであれば時間稼ぎも狙えるように。
一方でどくどく、いばるが剥奪され、いばみが型は完全に消滅。
他の主要技は引き続き覚えるので、総じて前世代とあまり変化は無く、周囲の変動で動きやすくなった印象が強い。
ただしダイマックスの登場により、多くのポケモンが能動的にサイコフィールドを張れるようになった点には注意。

なお、みがわりを使う場合はHP極振りだと164(4n)となってしまい効率が悪い。
たべのこしを持たせるのであれば228振りで161(16n+1)となり、両立する場合の最高効率となる。

過去作限定のいばみが型をノートに移動。



特性考察 [編集]

いたずらごころ
通常特性。クレッフィの採用理由であるためこちらで確定。豊富な補助技が揃っており、特性との相性は抜群。
相手を対象にした技はあくタイプには効果が無く、サイコフィールドで無効化されるので注意。
マジシャン
隠れ特性。マフォクシーとフーパの不在により現在、専用特性。
技を当てた相手の道具を奪えるが、クレッフィにはアタッカー適性がほとんどない。
その為、持ち物を奪うのであればすりかえで十分となり、いたずらごころを上回る強みになりづらい。
奇襲としてアタッカーをやらせるにせよいたずらごころ+めいそうの方が小回りが利く。
効果自体は悪くないのだがクレッフィとの相性が悪く、基本的に選択されない。

技考察 [編集]

攻撃技タイプ威力命中効果解説
ラスターカノン80(120)100特防↓10%タイプ一致技。性能安定。
マジカルシャイン80(120)100相手全体攻撃タイプ一致技。性能安定。
じゃれつく90(135)90攻撃↓10%タイプ一致技。威力重視なら。
ドレインキッス50(75)100HP吸収3/4タイプ一致技。回復効果付き。
イカサマ95100-攻撃無振りでも使える攻撃技。いばるはなくなったが汎用性はそのまま。
サイコショック80100-物理技代わり。
てっていこうせん140(210)95HP1/2消費自主退場に。クレッフィ単体での最大火力。
変化技タイプ命中解説
でんじは90起点作りに。電気や地面、ひらいしん等に無効。
みがわり-補助技対策や、いばるとのコンボに。
リフレクター-サポート用。味方の物理耐久を強化。
ひかりのかべ-サポート用。味方の特殊耐久を強化。
しんぴのまもり-サポート用。味方の状態異常を予防。
めいそう-特攻・特防を補強。ドレインキッスと相性が良い。
きんぞくおん85特殊受けを弱体化。自身や後続の火力強化に。
でんじふゆう-地面技対策。耐性向上に。
まきびし-設置技。重ね掛け可能。飛行やふゆうに無効。
ステルスロックは覚えない。
マジックルーム-サポート用。持ち物の効果を無効化。
スカーフやタスキに有効。
すりかえ100こだわりアイテムとあわせて。
フェアリーロック-後続の有利対面作りに。詳細後述。
トリックガード-補助技対策。ダブル用。詳細後述。
リサイクル-消費アイテムを再取得。様々な持ち物を再利用できるが、ふうせんは戻せない。
あまごい-炎技対策のほか、主にダブルで天候特性対策にも。
フェアリーロック
次ターン交代をさせないようにする技で、くろいまなざしやとおせんぼうとは若干仕様が異なる。
効果対象は全体の場であるため、サイコフィールド、ビビッドボディ、じょおうのいげん、あくタイプによって技を失敗させられることがない一方、
全体の場が既にフェアリーロック状態であった場合は技が失敗するため、2ターン以上連続して相手を拘束することはできない。
次ターン交代不可という性質上、そのまま撃ってもあまり意味がないので、だっしゅつボタンと絡めて運用するのが主。
いたずらごころ先制フェアリーロック→相手攻撃→だっしゅつボタン→有利対面かつ相手は交代ができないという状況を作れる。
当然ながらゴーストタイプ、とんぼがえり、ボルトチェンジ、バトンタッチ、きれいなぬけがらには効果がない。
また、自分と味方の交代も封じられるという欠点がある。
トリックガード
ファストガード・ワイドガードの変化技版。自身や味方への変化技を防ぐ。
通常攻撃や、ほろびのうた等の全体の場を対象とする変化技は防げない。
優先度+3だが、いたずらごころとあわせると優先度+4となり、ねこだましに先制して相手相方の補助技を防ぐ。
ちょうはつを防いで味方に変化技を使わせるのが主な用途か。
他のまもる系の技と同様、フェイントを受けると解除される。

ダイマックス技考察 [編集]

ある程度めいそうを積んでからならアタッカー性能も悪くはない。

ダイマックス技元にする技威力効果解説
ダイスチルてっていこうせん140(210)味方:B↑耐久を上げつつ殴る。
ラスターカノン130(195)
ダイフェアリーマジカルシャイン130(195)場:MF状態異常対策や、サイコフィールドの上書きなど。
じゃれつく
ドレインキッス100(150)
ダイサイコサイコキネシス130場:PFサイコフィールドはいたずらごころの邪魔になりがち。
サイコショック
アシストパワー
ダイアークイカサマ130相手:D↓普通の物理技になってしまうが、特殊技メインなので追加効果はうれしい。
ダイアタックはかいこうせん150相手:S↓多くのタイプに等倍で通る。
ダイウォール変化技-まもる相手のダイマックスターン枯らしに。または相手の攻撃を凌ぐ際に。

型考察 [編集]

壁張りサポート型 [編集]

性格:ずぶとい/おだやか
努力値:H252 BD調整
持ち物:ひかりのねんど/メンタルハーブ/こうこうのしっぽ(すりかえ採用時)
確定技:リフレクター/ひかりのかべ
優先技:てっていこうせん/でんじは
攻撃技:イカサマ/マジカルシャイン/ラスターカノン
変化技:すりかえ/まきびし/マジックルーム

両壁+いたずらごころを活かす。
ニャオニクス♂よりも優れた耐性を持つため、半減や無効を活かせばクッションとしても活用可能。
でんじはにすりかえなど優秀な妨害技を習得し、それらも先制で打てるため、相手エースの足止め性能にも秀でる。

マジックルームは相手の道具(きあいのタスキやこだわりスカーフなど)を無効化することで、自身のエースを補佐する。
オーロンゲやニャオニクスと違う点は退場技のてっていこうせんを覚えられるので壁のターンをあまり稼がずに貼れるのが利点。

いたずらごころを活かした妨害技として優秀なのはやはりでんじはだが、呼ぶじめんには無効。
ランドロスのような電気無効のダイジェットエースを呼び寄せた場合を考えるなら、こうこうのしっぽ+すりかえが効果的。
当然だが、いたずらごころによる妨害系の変化技はあくタイプに無効化されるため注意したい。

フェアリーロック型 [編集]

性格:ずぶとい/おだやか
努力値:H252 BD調整
持ち物:だっしゅつボタン
確定技:フェアリーロック
選択技:イカサマ/リフレクター/ひかりのかべ/でんじは/まきびし

専用技のフェアリーロックを活用し有利対面を作る。
フェアリーロックの使い方は上記参照。
だっしゅつボタン消費後は、クッションとして出して、
フェアリーロック→被弾→味方死に出しで再度有利対面を作れる。

相手から攻撃を受けなかった場合、自分も交代できない点には注意。

【ダブル】サポート型 [編集]

特性:いたずらごころ
性格:ずぶとい/おだやか
努力値:H252 BD調整
持ち物:ひかりのねんど/ふうせん/オッカのみ/だっしゅつボタン/こうこうのしっぽ
補助技:リフレクター/ひかりのかべ/すりかえ/でんじは/でんじふゆう/しんぴのまもり/あまごい/にほんばれ/トリックガード/きんぞくおん/ふういん/まもる
攻撃技:イカサマ/マジカルシャイン/ラスターカノン/てっていこうせん

いたずらごころを活かし、先制で様々なサポートに徹する型。
両壁、麻痺撒き、天候上書き、道具すりかえなどできることは多いので、パーティと相談して役割を絞るとよい。

ライバルは多いが優れた耐性で差別化可能。でんじふゆうやあまごいで弱点を消すこともできる。
特にあまごいは環境トップのコータスバンギラスに刺さり、みずタイプのエースアタッカーと並べると強力。

また、ふういんを全ポケモン最速で放てるのも見逃せない。
他に出来るのはヤミラミニャオニクス♂だけ。


対クレッフィ [編集]

注意すべき点
いたずらごころによる先制補助技の数々。壁張りからでんじは撒きまで幅広くこなす。
耐性が優秀なので相性の良い後続アタッカーが多く、自身も数値以上の耐久を持つ。
対策方法
エルフーンレパルダス等での先制ちょうはつが最も有効だが、
でんじは等のこちらへの補助技は悪タイプやサイコフィールド下でも無効化できる。
音技や連続技があればみがわりを張られても突破しやすい。すりぬけなら壁も貫通。

外部リンク [編集]