ボスゴドラ - ポケモン対戦考察まとめWiki|第八世代(ソード・シールド)

ボスゴドラ [編集]

No.306 タイプ:はがね/いわ
通常特性:がんじょう(一撃必殺技を受けない・HP満タン時に攻撃技でひんしになるダメージを受けても必ずHPが1残る) 
     いしあたま(攻撃技の反動ダメージを受けない)
隠れ特性:ヘヴィメタル(自分の体重が2倍になる)
体重  :360.0kg(けたぐり・くさむすびの威力120)
岩/鋼HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ボスゴドラ70110180606050530がんじょう/いしあたま/ヘヴィメタル
ツンデツンデ611312115310113570ビーストブースト

ばつぐん(4倍)かくとう/じめん
ばつぐん(2倍)みず
いまひとつ(1/2)こおり/エスパー/むし/いわ/ドラゴン/フェアリー
いまひとつ(1/4)ノーマル/ひこう
こうかなしどく

はがね×いわ複合の一角。冠の雪原で復活。
メガシンカが剥奪されたことで、不安定な耐性が再び露見する羽目に。
数値上の物理耐久は高いが4倍弱点が2つ(しかも物理としてメジャーなかくとうじめん)。
とはいえそれ以外相手なら圧倒的な物理耐久を持ち、H振りのみでも特化ギャラドスの地震程度なら確定耐えする。
またがんじょうがあるので一度は耐える。
特殊耐久は低いが、一応砂嵐下なら最低限の耐久は得ることが出来る。

第八世代ではアクアテールが剥奪されたが、元の技範囲が広めなのでそこまで問題になりづらい。
ロックカットも失ったものの、こちらはボディパージでカバー可能。
新規習得技で目立つのはロックブラスト、ボディプレス。前者は初の連続技、後者は防御を参照する攻撃技。
また、実用性のあるあく技としてかみくだく、およびしっぺがえしを習得。ゴーストへの有効打を得た。
めざめるパワーの廃止により、不意の特殊かくとう技が飛んでこなくなったのは嬉しい点ではある。

新要素であるダイマックスとの相性はなかなか良好。
微妙なHPの補強になるだけでなく、自力で砂嵐を起こせるようになり、特殊耐久事情も多少改善。
命中や反動に難のあるいわ技、安定性か威力を犠牲にする必要のあったはがね技が癖の無い一致技として使用可能に。
またダイマックス中は体重依存技が無効となる。自身がけたぐりを受けなくなるメリットがある一方、ヘビーボンバーに依存する型は更に安定しなくなった。

なお進化前のココドラは第七世代までLv1+がんじょう+回復アイテムの型で起用されることがあったが、
第八世代のインターネット対戦ではLvが50未満の場合でも50に調整されるため、型が機能しなくなった。



特性考察 [編集]

がんじょう
行動回数を確実に稼ぐことができる。メタルバーストやじゃくてんほけんとの相性も良い。
連続技に貫通を許すが、弱点を取られるのはホネブーメラン・みずしゅりけん・すいりゅうれんだなど使用者の限られる技が多い。
ハサミギロチン等の一撃必殺技無効も利点。他の特性がピンポイントなこともあり、汎用性は一番。
かたやぶりには注意。
いしあたま
適用技はもろはのずつきのみ。きあいのタスキとの相性も良好。
一致威力150で相手に受けを許さず、サイクル戦を想定する場合有用となる。
ただし威力が上昇する訳ではなく、反動は元々ダイマックスすると消すことが可能。
行動保障のあるがんじょうを捨ててまで採用するならば、明確な意義を持たせたい。
ヘヴィメタル
隠れ特性。重量依存の技はヘビーボンバーのみ。
元々くさむすびとけたぐりは威力120で受けるので、被弾時のダメージは変わらない。
今作ではダイマックスに対し体重依存の技が不発に。
元々ヘビーボンバーピンポイントで採用は稀だったが、更に選択肢としての優先度は低下した。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力命中効果解説
もろはのずつき150(225)80反動1/2タイプ一致技。いしあたまなら反動無し。
ストーンエッジ100(150)80急所ランク+1タイプ一致技。いしあたま以外なら候補。
いわなだれ75(112)90相手全体怯み20%タイプ一致技。
わざわざ素早さを上げてから怯みを狙うより、ダブル用に割り切るべきか。
がんせきふうじ60(90)95素早↓100%タイプ一致技。追加効果が優秀。サポート用。
ロックブラスト25(37)*2~590-タイプ一致技。タスキやコオリッポミミッキュを意識するなら。
ヘビーボンバー40~120
(60~180)
100-タイプ一致技。威力不安定。軽い相手に有効。
「ちいさくなる」相手に必中・威力2倍。ダイマックスに対しては無効。
アイアンテール100(150)75防御↓30%タイプ一致技。命中率以外は優秀。
からぶりほけんやダイスチル化でフォローしたい。
アイアンヘッド80(120)100怯み30%タイプ一致技。中威力・命中安定。でんじはとあわせて。
アイアンローラー130(195)100フィールド破壊タイプ一致技。条件以外は優秀。通常使用は難しいので工夫が必要。
ばかぢから120100攻撃・防御↓対鋼。能力低下が痛い。撃ち逃げ向き。
けたぐり20~120100-威力不安定。重い相手に有効。ダイマックスに対しては無効。
ボディプレス80100-防御力依存攻撃。高防御と相性が良く、デメリットもなく扱いやすい。
B172以上でH252バンギラスが確1。
じしん100100-対電気・鋼。
一致技との相性補完に優れ、全て半減以下なのはふゆうドータクンのみ。
10まんばりき9595-同上。主にダブル用に。
グラスフィールドに阻害されないため、シングルでも構築次第ではこちらを選択。
ほのおのパンチ75100火傷10%ハッサムカミツルギに。
かみなりパンチ75100麻痺10%ギャラドスパルシェン等の水タイプ対策に。
れいとうパンチ75100凍り10%ボーマンダガブリアスランドロス等の4倍相手に。
ゆきなだれ60/120100優先度-4後攻かつ被弾で威力倍増。鈍足との相性は良い。
かみくだく80100防御↓20%一貫性が高い。
メタルバースト-100-反射技。がんじょうとあわせて。優先度±0。
がむしゃら-100-削り技。がんじょうとあわせて。
変化技タイプ命中解説
ステルスロック-サポート用。がんじょうなら安全に撒ける。
ほえる-積み技対策や、ステルスロックとあわせて。
でんじは90サポート用。電気や地面、ひらいしん等には無効。
ボディパージ-素早さ強化。ヘビーボンバーと相性が悪い。けたぐり・くさむすびは変わらず。
のろい-攻撃・防御を補強。物理面を補える。素早さ低下に注意。
てっぺき-防御をさらに補強するのを兼ねてボディプレスの威力増加に。
+  特殊技

ヘビーボンバーの詳細 [編集]

相手との体重差で威力が決まる。
ボスゴドラは重い方ではあるが、極端な重量級ではないので特性「ヘヴィメタル」とのコンボで使わない場合は他の鋼技の威力を下回ることも多い。
鋼が抜群となる岩、氷のポケモンは体重が重い傾向にあるのも難点だが、フェアリーに対してはゼルネアス以外にアイアンヘッド以上の威力で攻撃できる。
火力指数はA特化威力120ヘビーボンバーで32040となる。


ダイマックス技考察 [編集]

ダイマックス技元にする技威力効果解説
ダイロックもろはのずつき150(225)天候:砂嵐一致技。砂嵐で特防強化。相手へのスリップダメージでタスキも潰せる。
もろはのずつきならいしあたま以外でも威力150技を反動なしで連発できる。
ストーンエッジ130(195)
いわなだれ
ロックプラスト
がんせきふうじ110(165)
ダイスチルアイアンローラー140(210)味方:B↑一致技。防御を更に強化、ボディプレスの火力アップにも。
アイアンテール130(195)
ヘビーボンバー
アイアンヘッド
スマートホーン120(180)
メタルバースト100(150)
ダイアースじしん130味方:D↑はがね。砂嵐と合わせ耐久強化。
10まんばりき
ダイバーンだいもんじ140天候:晴れはがね/くさ。ダイロックとの相性は悪いが後続に水耐性を付与できる。
ほのおのパンチ
ダイサンダーかみなり140場:EFみず。睡眠対策やグラスフィールドの除去にも。
かみなりパンチ130
ダイアイスふぶき140天候:霰くさ/じめん/ドラゴン。範囲は優秀だが、霰でがんじょうが消えてしまう。
ダイロックと相性が悪い。
れいとうパンチ
こごえるかぜ110
ゆきなだれ
ダイナックルけたぐり100味方:A↑威力は下がってしまう。反動を嫌う場合や攻撃しながら積みたい場合に。
B振りのボディプレスの場合元より火力が減少する。注意。
ばかぢから95
ボディプレス90
ダイアタックギガインパクト150相手:S↓等倍範囲が広い。
がむしゃら130
ダイウォール変化技-まもる状態相手のダイマックス切れを狙う。
+  採用率の低い技

型考察 [編集]

ステルスロック撒きサポート型 [編集]

特性:がんじょう
性格:ようき/いじっぱり
努力値:S252 HorA252
持ち物:イバンのみ/レッドカード
確定技:ステルスロック
攻撃技:もろはのずつき/がんせきふうじ/アイアンヘッド/じしん/れいとうパンチ/ほのおのパンチ/かみなりパンチ/メタルバースト/がむしゃら
補助技:でんじは/ほえる/ちょうはつ/こらえる

先発に出し、ステルスロック撒き&起点作りをする型。

麻痺が弱体化しS無振りでは動きづらいためSは全振り推奨。がんせきふうじで抜ける範囲も増える。
準速だとでんじはで準速フェローチェ抜き。最速の場合がんせきふうじで最速100族まで抜くことが可能。

イバンのみ持たせるならがむしゃらもありでは?
ステルスロックと合わせて実質的に交代を封じられる。
↑採用例も見られる為候補に追加。問題があれば削除で。
個人的にサポートなら、三色Pとかよりかは役に立つと思う。

技考察
もろはのずつき一致技兼自主退場手段。
がんせきふうじ後続サポート。起点作り目的で採用。
でんじは後続サポート。起点作り目的で採用。
ほえる起点化阻止。ステルスロックダメージ蓄積。
ちょうはつ起点化阻止。耐久系対策。
がむしゃら削り手段。素早さ振りやでんじはと相性がよい。

がんじょうアタッカー型 [編集]

特性:がんじょう
性格:いじっぱり/ようき/やんちゃ/ゆうかん
努力値:A252 HorS252
持ち物:ラムのみ/じゃくてんほけん/チイラのみ/イバンのみ/カムラのみ
確定技:ストーンエッジorもろはのずつき(ダイロック)
攻撃技:アイアンテールorアイアンヘッドorヘビーボンバー/じしん/メタルバースト/がむしゃら/がんせきふうじorロックブラスト/だいもんじorほのおのパンチ/れいとうパンチorゆきなだれorれいとうビーム/ボディプレス
補助技:ボディパージ/ステルスロック/でんじは

がんじょうによる行動回数確保を活かしたアタッカー。
メタルバーストと相性が良い。がんじょうメタバコンボ使いでは最高のHPを持つ。

がんせきふうじを使わない場合もSが激戦区でありがんじょうで耐えてボディパージなどもできるため、S振りのメリットは多い。
準速でカムラ発動+ボディパージが決まれば最速スカーフガブリアスを丁度抜く事ができる。

いしあたまアタッカー型 [編集]

特性:いしあたま
性格:いじっぱり
努力値:A252 残り耐久 or H252 残りADS調整
持ち物:こだわりハチマキ/オボンのみ/とつげきチョッキ
確定技:もろはのずつき
選択肢:アイアンテールorアイアンヘッドorヘビーボンバー/じしん/ばかぢからorボディプレス/れいとうパンチ/ほのおのパンチ/ボディパージ

高い物理耐久を活かし有利な相手に繰り出し無反動もろはのずつきを撃ち逃げする型。
A特化@ハチマキでの威力は等倍ながらB特化クレセリアも確2(割合: 52.8%~62.5%)にしてしまう程。

ヘヴィメタルアタッカー型 [編集]

特性:ヘヴィメタル
性格:いじっぱり
努力値:A252 S調整 残り耐久
持ち物:こだわりハチマキ/いのちのたま/ラムのみ
確定技:ヘビーボンバー/ストーンエッジorいわなだれorロックブラスト
攻撃技:じしん/ばかぢからorけたぐりorボディプレス/ほのおのパンチorだいもんじ/れいとうパンチ
補助技:でんじは/ステルスロック

ヘビーボンバーで高威力を狙いやすくする型。詳細下記。
180kg以下の相手に対し、アイアンテール以上の威力で命中安定の優秀な技となる。
ボディパージはこちらが軽くなるため候補外。
ダイマックス相手には無効のため使いにくいかもしれませんね。

+  折りたたみ

対ボスゴドラ [編集]

注意すべき点
物理方面に優れ、アタッカー・受け・補助等なんでもこなせる。
がんじょう+メタルバースト、いしあたま+もろはのずつきなど、特性と技のシナジーも強力。
対策方法
どの戦法で来るにしろ攻撃技は物理技な事が多いので、おにびが有効。がんじょうも潰せる。
弱点の格闘・地面技で攻めていきたい。かたやぶりでがんじょうを貫通して倒すのも手。
物理アタッカー型の場合は基本的に相手の弱点をついて倒すスタンスなので火力は高くなく、物理受けで十分に受けることができる。みずタイプに対しても有効打がかみなりパンチ程度しかないので苦手である。
特殊耐久は低いので、等倍以上の特殊技も効果的。ただしメタルバースト持ちの個体は多いので注意が必要。

外部リンク [編集]