ダゲキ - ポケモン対戦考察まとめWiki|第八世代(ソード・シールド)

ダゲキ [編集]

No.539 タイプ:かくとう
通常特性:がんじょう(一撃必殺技を受けない・HP満タン時に攻撃技でひんしになるダメージを受けても必ずHPが1残る) 
     せいしんりょく(怯まない・いかくも効かない)
隠れ特性:かたやぶり(相手の特性を無視して攻撃できる)
体重  :51.0kg(けたぐり・くさむすびの威力80)
中速格闘HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ダゲキ7512575307585465がんじょう/せいしんりょく/かたやぶり
サワムラー50120533511087455じゅうなん/かるわざ/すてみ

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)ひこう/エスパー/フェアリー
いまひとつ(1/2)むし/いわ/あく
いまひとつ(1/4)---
こうかなし---

同タイプで唯一がんじょうを持つ単かくとうタイプ。典型的な中速アタッカー。
合計種族値は高くは無いが、特攻が極端に低い良好な種族値配分であり、がんじょう持ちとしては素早いので行動回数を稼ぎやすいのが特徴。
その性質からAS極振りを無理なく運用出来、またがんじょうと相性の良いカウンターやきしかいせい、反動が気にならないインファイトを習得。
各種サブウェポンも一通り習得可能なので、種族値の低さとは裏腹に高い対面性能を持つ。

第八世代でははたきおとすが剥奪。新規習得技もじごくづきが追加されたがそれ以外は採用されるようなものは無く、技方面は弱体化気味。
また、ゴーストの蔓延、減少したとはいえフェアリーも未だ現役。更にダイジェット環境と逆風が吹き荒れる。
技範囲は広めなので自身もダイマックスとの相性は悪くは無いが、ダイナックルは初動が遅く、ダイロックやダイアイスは自分でがんじょうを潰してしまう。
他の技も追加効果との相性は良いとは言い難く、火力向上以外を目的にダイマックスを切る盤面はまず無いだろう。



特性考察 [編集]

がんじょう
かくとう唯一のがんじょう持ちであり、ダゲキのアイデンティティであるため基本的にはこれ。
きあいのタスキの代わりにこだわりハチマキやスカーフを持つ余裕が生まれ、手堅くアタッカー性能を補強できる。
一撃必殺技が効かないのも利点だが、低耐久ゆえ普通に殴られることが多いためこちらはおまけ程度。
かたやぶりには貫通されるため注意。
せいしんりょく
がんじょうと判断して潰しに来るねこだましに強くなる。
いかく無効の効果も内包されたのは物理アタッカーとして見逃せない点。
両面の効果がダブルバトルで優秀。
とはいえ、がんじょうと比べると安定性は落ちるので一長一短。
かたやぶり
隠れ特性。高い攻撃性能と相性がよいものの、ミミッキュを抜けず有効打も無いため活かしにくい。
広い攻撃範囲を持つためがんじょうマルチスケイルを貫通して有効打を当てたりもできるが、
汎用性で見ればがんじょうの方が役立つ場面が多く、採用しづらい。
場に出た時点で特性が露呈してしまう点も小さくないデメリット。

技考察 [編集]

攻撃技タイプ威力命中効果解説
インファイト120(180)100防御・特防↓タイプ一致技。がんじょうなら耐久低下は気にならない。
きしかいせい20~200
(30~300)
100-タイプ一致技。がんじょうとあわせて。
ストーンエッジ10080急所ランク+1対虫・飛行。格闘定番のサブウェポン。
いわなだれ7590怯み30%ストーンエッジと選択。スカーフなら怯みを狙える。
がんせきふうじ6095素早さ↓100%追加効果を活かせば対面性能が上がる。後続サポートにも。
じしん100100-対毒。ギルガルドにも。かたやぶりならふゆうを無視できる。
じごくづき80100音技封じ対エスパー・ゴースト。安定して使いやすい。
禁止級環境ではバドレックス(黒馬上の姿)に刺せるので優先度は高め。
どくづき80100毒30%対フェアリー。ミミッキュには等倍。
れいとうパンチ75100凍り10%対飛行。主にランドロスなどの4倍狙い。
かみなりパンチ75100麻痺10%対飛行。ギャラドスペリッパーに4倍。ブルンゲルにも。
ほのおのパンチ75100火傷10%対虫。鋼/飛行にも。
カウンター-100優先度-5物理技を倍返し。がんじょうとあわせて。
変化技タイプ命中解説
ちょうはつ100補助技対策。カウンターと相性がよい。
ビルドアップ-積み技。相手の上さえ取れていればがんじょうで一回は積める。

ダイマックス技考察 [編集]

ダイマックス技元にする技威力効果解説
ダイナックルきしかいせい100(150)味方:A↑
インファイト95(142)
カウンター75(112)
ダイバーンほのおのパンチ130天候:晴れがんじょうの天敵の霰や砂嵐を上書きできる。
ダイサンダーかみなりパンチ130場:EF
ダイアイスれいとうパンチ130天候:霰
ダイアシッドどくづき90味方:C↑対フェアリー。追加効果はシングルでは無意味。
ダイアースじしん130味方:D↑
ダイサイコしねんのずつき130場:PFがんじょう潰しの先制技を封じる。
ダイロックストーンエッジ130天候:砂嵐
いわなだれ
がんせきふうじ110
ダイアークじごくづき130相手:D↓
ダイウォール変化技-まもる相手のダイマックスターン枯らしに。
+  使用率・採用率の低い技

型考察 [編集]

がんじょうアタッカー型 [編集]

特性:がんじょう
性格:ようきorいじっぱり
努力値:AS252
持ち物:こだわりスカーフ/こだわりハチマキ/たつじんのおび/ラムのみ/イバンのみ
確定技:インファイト
優先技:れいとうパンチ/ストーンエッジorいわなだれorがんせきふうじ
攻撃技:じしん/じごくづき/どくづき/かみなりパンチ/からげんき/きしかいせい/カウンター
補助技:ちょうはつ/ビルドアップ

がんじょうのおかげで耐久は気にしなくてよいので攻撃・素早さに全振りできる。
ようきで抜けていじっぱりで抜けない相手は74族~84族。
マンムーシャンデラギャラドス等)

繰り出し性能に乏しく、良くも悪くもがんじょうありきなため先発か死に出しが前提となる。

持ち物考察
こだわりスカーフ
抜き性能を強化。撃ち分けは出来ないが頑丈で行動回数も確保しやすい。
ラムのみ
状態異常技に対してリカバリーが利く。
たつじんのおび
上手く弱点を突ければ拘らずに威力強化できる。
こだわりハチマキ
持続的な火力を得られるが撃ち分けはできない。
カムラorチイラのみ
上手く発動できれば抜き性能が上がるが受動的。
イバンのみ
がんじょうと相性が良い。HP1の状態からきしかいせいを先制して出すことができる。

対ダゲキ [編集]

注意すべき点
高い攻撃力による突破力と、特性がんじょうによる確実な行動の保証が強み。
素早さもそこそこ高く、スカーフ等で上を取られると複数回の行動を許してしまう。
ひとがたグループらしく相性補完のサブウェポンも豊富。
がんじょうからのカウンターやきしかいせいもあり、迂闊に弱らせると危険がつきまとう。
採用は珍しいがかたやぶりもあり、広い攻撃範囲から思わぬ突破口を開くこともある。
対策方法
ステルスロックや悪天候、ゴツゴツメットで少しでも削れば落とすのは容易。
状態異常への耐性も無く、おにびやでんじはがよく効く。但しからげんきや持ち物での対策には注意。
かたやぶりでがんじょうを貫通して倒すのも良い。
多くが特性がんじょうでありねこだましも有効だが、せいしんりょくもあり得るので頭に入れておくと良い。
かたやぶりは場に出た時点で特性がわかるので、特性便りのポケモンは警戒しよう。

外部リンク [編集]