レックウザ - ポケモン対戦考察まとめWiki|第八世代(ソード・シールド)

レックウザ [編集]

No.384 タイプ:ドラゴン/ひこう
特性:エアロック(互いのポケモンが天候の影響を受けなくなる)
体重:206.5Kg(けたぐり・くさむすびの威力120)
禁伝一致ダイジェットHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
レックウザ105150901509095680エアロック
ルギア1069013090154110680プレッシャー/マルチスケイル
ホウオウ1061309011015490680プレッシャー/さいせいりょく
イベルタル126131951319899680ダークオーラ

ばつぐん(4倍)こおり
ばつぐん(2倍)いわ/ドラゴン/フェアリー
いまひとつ(1/2)ほのお/みず/かくとう/むし
いまひとつ(1/4)くさ
こうかなしじめん

第三世代の禁止級伝説であり、ドラゴン×ひこう複合の一角。
攻撃・特攻が高く、また高性能な専用技ガリョウテンセイ、積み技のりゅうのまい等、習得技も攻撃的。
ただし両刀アタッカーの宿命として種族値配分に無駄が多く、耐久面は禁止級としては少々低めでこおり4倍も痛い。
素早さも禁止級の激戦区90を僅かに超えているとはいえ、中速帯で上を取られやすく、打たれ弱いのが短所。

第八世代ではメガシンカが廃止。圧倒的な制圧力が失われてしまい、火力こそ相変わらずだがそれを押しつける手段に欠ける。
また物理・特殊片方だけならレックウザに比肩、或いは上回るポケモンも禁止級には多く、単純なアタッカーとしては器用貧乏感が否めない。
ザシアンムゲンダイナと新登場の禁止級が高速・かつ高火力の一致技から弱点を突いてくるので動きづらく、現環境では肩身が狭い。

新要素であるダイマックスとの相性は良好で、特に一致ダイジェットで攻撃しながら素早さを上げる手段を持つのは大きい。
上手く対面を突破するタイミングさえあれば持ち前の攻撃範囲を活かして追加効果を選びやすく、
またダイマックス中は技が物理・特殊問わずタイプによって名称が決まるため、両刀型のアタッカーであるレックウザは受けられづらくなる。
とはいえそれでもこおり技を食らえばひとたまりも無く、具体的にはC振りミュウツーのダイアイス(ふぶき)がいのちのたま以上で確定1発。
ダイマックス前は当然確定範囲に入る相手が格段に増える為、禁止級の解禁されるルールではやられる前にやるアタッカーとしての採用となる。
また、ダイマックス技で晴れ、雨、あられ、すなあらしの天候に変えることができるが、特性の関係で全く影響を受けないため、
あられやすなあらしのスリップダメージを受けないというメリットと、晴れや雨を利用しての火力強化等ができないというデメリットを持つ。
↑ダイマックスと相性はむしろ悪いと思いますが。。。
ダイジェットが撃てるのはたしかに加点要素ですが、「攻撃範囲を活かして追加効果を選びやすく」はレックウザは天候もフィールドも対象外ですので
メリットとしては薄いのではないと思います。
天候もフィールドも対象外なため火力恩恵を受けづらく、上に書いてある「やるかやられるか」ではやられることが多いです。。。
相性が良好と書かれていることには違和感を覚えます。
↑禁止級とはいえ、別に一致でもないレックウザにそれを言い出すとひこうタイプ全体、ノーてんき持ち全体がダイマックスと相性が悪いことになりませんか。
一部の技についてエアロックが邪魔になるのは確かですが、一致2種類の他にもダイナックル・ダイアース・ダイスチルが使用可能ですし、
本来特性のせいで使いづらいソーラービーム、かみなり、ふぶき等を安定かつ高威力技として(くさ以外は威力にして次点と10の差ですが)使えるのは十分に相性がいいといえるかと。
↑”>ひこうタイプ全体、ノーてんき持ち全体がダイマックスと相性が悪い” ひこうタイプは通常天候は使えるけど、後者は実際そうでしょ。カイオーガの強さを大きく支えているのがあめふらしであるように、天候の影響はどう考えても大きいよ。ひこうでも利用可能なほのお、みず、こおりと幅広く天候を変える技が使えるからこそ、天候を利用できないっていうデメリットが大きくなってる。ひでりやあめだったら2ターン目に火力補正で倒しきれていた、なんて状況は少なくないと思うよ。別にレックウザとダイマックスの相性が悪いとまでは言わないけど、少なくとも良くはない。

技方面では、ガリョウテンセイが基本技に追加。ぼうふう、メテオビーム、ハイドロポンプと特殊技が充実した。
またダイマックスの登場に伴い天候構築も増加し、エアロックの恩恵は伝説戦でも大きくなっている。
反面、ぼうふう、ソーラービーム、かみなり等が天候の恩恵を受けられない点には引き続き注意が必要。

第八世代では禁止級が1体のみ使用可能なルールが登場し、それが適用される期間ではランクにも参加可能。
ただし、バトルレギュレーションマークをつける為には過去作限定技を失うことになる。
カジュアルマッチでは廃止された技でなければ使用可能なので、マークをつける際は注意。
特にBW配布限定のVジェネレートを所持した個体、戦闘能力には一切関与しないがORAS配布限定のおいわいを所持した個体は貴重。
マークをつける場合、これらの個体は可能な限り避けておきたい。



特性考察 [編集]

エアロック
ノーてんきと同じ効果。自分が出ている間、場の全員に対する天候の影響を無効化する。
天候による技威力や命中率の変動、砂による特防上昇の影響を受けず、スリップダメージもなくなる。
対天候パーティで特に有用だが、ダイマックスにより天候が変わりやすくなっている現環境で常に安定した性能を発揮できるのは長所と言える。
一方で自身も天候の恩恵を受けられないことは覚えておきたい。
天候を消滅させるわけではないので、自身が場を離れると影響が復活することにも留意。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力命中効果解説
ガリョウテンセイ120(180)100BD↓タイプ一致の専用技。強力なメインウェポン。性能は飛行版インファイト。
命中安定で非常に使いやすいため、特殊型においても両刀採用が十分考えられる。
げきりん120(180)100行動固定
+混乱
やや扱いづらい物理メインウェポン。フェアリーで止まる。
ドラゴンクロー80(120)100-リスクなしの安定ドラゴン技。げきりんと選択。
しんそく80100優先度+2唯一の先制技。他の禁止ドラゴンにない強み。
Vジェネレート18095BDS↓過去作配布版限定。最高火力の炎技。撃ち逃げ用に。
じしん100100-一致技を半減する鋼に有効で、範囲・命中ともに優れる。
ストーンエッジ10080急所率+1氷相手に抜群。
いわなだれ7590怯み30%命中安定。りゅうのまいとセットで怯みも。ストーンエッジとの選択。
たきのぼり80100怯み20%4倍狙いで。りゅうのまいとの相性が良い。
かみくだく80100防御↓20%ルナアーラへ。A↑補正極振りかつ1.5倍以上の強化要素でファントムガードごと確定1発。
アイアンヘッド80100怯み30%対妖だが、ダメージでは等倍ガリョウテンセイの下位互換。
相性補完でもじしんで事足りる。ダイスチル前提。
かわらわり75100壁破壊壁対策やダイナックルの素材に。
特殊技タイプ威力命中効果解説
りゅうせいぐん130(195)90特攻↓↓ドラゴン技最高火力。
りゅうのはどう85(127)100-命中安定で能力低下も無いが、威力は控えめ。
ぼうふう110(165)70混乱30%命中が不安定だが高威力。特性により雨でも必中にならない。
エアスラッシュ75(112)95怯み30%威力は控えめだが命中率が高い。りゅうのまいかでんじはがあれば怯みの範囲が広がる。
オーバーヒート13090特攻↓↓撃ち逃げに最適。
だいもんじ11085火傷10%オーバーヒートとの選択。居座るならこちら。
かみなり11070麻痺30%命中が不安定だが高威力。特性により雨でも必中にならない。
10まんボルト90100麻痺10%命中安定。
だいちのちから90100特防↓10%対鋼に。範囲は広い。
れいとうビーム90100凍り10%ドラゴンにしては珍しく氷技を覚える。4倍ドラゴンなどに。
ふぶき11070凍り10%高威力だが命中不安。特性により霰での命中補強もできない。
こごえるかぜ5595素早↓100%追加効果が優秀。ダブルで味方も速くしたいなら。
エナジーボール90100特防↓10%カイオーガとグラードンの相手がしやすくなる。
ソーラービーム120100溜め技特性により晴れでも溜めが必要。パワフルハーブ、ダイソウゲン前提。
きあいだま12070特防↓10%鋼や岩に。H252振りディアルガにいのちのたま以上なら確1。
なみのり90100-対炎、地面、岩。ダブルだと味方を巻き込む点には注意。
ハイドロポンプ11080-対炎、地面、岩。威力重視で命中が不安。ダブルでも扱いやすい
無補正C252振りいのちのたまでH252振りグラードン高乱数1。
メテオビーム12090溜め技
特攻↑
対炎、飛行。数少ない特攻上昇手段。パワフルハーブ前提。
変化技タイプ命中備考
りゅうのまい-速度補強と火力補強になる。
つるぎのまい-素早さより攻撃に重点を置くなら。
でんじは90アタッカーの場合技スペースはないが便利な補助技。

ダイマックス技考察 [編集]

ダイマックス技元にする技威力効果解説
ダイドラグーンりゅうせいぐん
げきりん
140(210)相手:A↓一致技。先制で使えば疑似物理耐久アップ。
りゅうせいぐんの反動やげきりんの行動不能を嫌う場合にも。
ドラゴンクロー
スケイルショット
りゅうのはどう
130(195)
ワイドブレイカー110(165)
ダイジェットガリョウテンセイ
ぼうふう
140(210)味方:S↑一致技。禁止伝説の中でも強力なダイジェットを放てる。
そらをとぶ
エアスラッシュ
130(195)
ダイバーンだいもんじ140天候:晴れザシアン。特性により天候の影響は受けない。
かえんほうしゃ130
ダイサンダーかみなり140場:EF対飛行。カイオーガなどに。自身に不利なミストフィールドを上書き。
レックウザ自身はひこうタイプなので恩恵はない。
10まんボルト130
ダイストリームなみのり
たきのぼり
ダイビング
130天候:雨グラードンホウオウ。特性により天候の影響は受けない。
ダイアイスふぶき140天候:霰イベルタルレックウザなど。
特性によりスリップダメージがなく、ふぶきの必中化も防げる。一方で襷潰しはできない。
れいとうビーム130
ダイスチルアイアンテール
アイアンヘッド
130味方:B↑ゼルネアス。自身の物理耐久のさらなる上昇。
ダイアースじしん130味方:D↑ソルガレオザシアン。特殊耐久を補強できる。
だいちのちから
ダイナックルかわらわり90味方:A↑積み技感覚で。
きあいだま95味方:A↑特殊技だが命中不安を嫌う場合に。
両刀アタッカー型なら他の物理技の火力アップに繋がる。
ダイロックメテオビーム140天候:砂嵐ホウオウバドレックス白馬
特性によりスリップダメージがなく、相手の岩タイプの特防上昇も起こらない。一方で襷潰しはできない。
ストーンエッジ
いわなだれ
130
ダイアタックしんそく130相手:S↓相手のすばやさを落とせるが、先手を取ることが目当てならダイジェットの方が優秀。
後続を意識するなら。
ダイソウゲンソーラービーム140場:GF対地水。相性補完。自身に不利なミストフィールドを上書き。
特殊型のだいちのちからならグラスフィールドでも威力半減されない。
レックウザ自身はフィールドの恩恵を得られない。
ダイアークかみくだく130相手:D↓ルナアーラ。一貫性が高い。 追加効果も味方のサポートにはなるか。
ダイウォール変化技-まもるダイマックス技を含むすべての技を防ぐ。
フェイントを受けるものの守りを解除されない。

型考察 [編集]

物理型 [編集]

性格:いじっぱり/ようき
努力値:AS252
持ち物:きあいのタスキ/じゃくてんほけん/いのちのたま/ラムのみ
確定技:つるぎのまいorりゅうのまい/ガリョウテンセイ
優先技:しんそく/じしん
選択技:げきりん/たきのぼり/Vジェネレート(配信限定)

前作までメジャーだった物理型。
積み技を使ってからダイジェットで全抜きを狙う。

特殊型 [編集]

性格:ひかえめ/おくびょう
努力値:CS252
持ち物:パワフルハーブ/じゃくてんほけん/いのちのたま/こだわりメガネ
確定技:ぼうふうorエアスラッシュ
選択技:りゅうせいぐんorりゅうのはどう/だいもんじorオーバーヒート/だいちのちから/なみのりorハイドロポンプ/メテオビーム

新たに習得したぼうふうを生かして戦う型。
エアロックにより雨で命中を補えないため、ダイマックスして命中不安を帳消しにしたい。

両刀型 [編集]

性格:せっかち/むじゃき
努力値:AS252 H4
持ち物:きあいのタスキ/じゃくてんほけん/いのちのたま
確定技:ガリョウテンセイ/りゅうせいぐん
選択技:だいもんじorオーバーヒートorVジェネレート/じしん/なみのり/しんそく

物理竜技・特殊飛行技に癖があるため、扱いやすいガリョウテンセイ・りゅうせいぐんを主軸にしたサイクル戦向きの型。
積み技は上記の物理・特殊に特化した型のほうが扱いやすいため、こちらでは搭載しない。

カイオーガに後出しも可能であるが、むじゃきの場合C252しおふきは高乱2。相手がスカーフ持ちであればダイマックスを強制される。
一方せっかちの場合は先制技のダメージ増が気になるところ。
ランクマッチではむじゃきのほうが使用率は高め。参考程度に。


対レックウザ [編集]

注意すべき点
りゅうのまいやメテオビーム、じゃくてんほけんで火力強化+ダイジェットによる全抜き。
前世代以上に困難となった初見で物理か特殊かの判断。
また、技範囲の広さも相まって、安易な受けを許さない。
エアロックにより砂嵐や霰でタスキを壊せず、天候に頼った戦術は無効化される。
対策方法
氷技で4倍弱点を突く。
氷の先制技をもったマンムーなどが使えればかなり楽になる。
素早さ上昇を逆手にとるトリックルームも有効。タスキ持ちだとより安定。
スカーフメタモン
りゅうのまいorつるぎのまいの採用率は高いので、スカーフメタモンの採用も候補。

外部リンク [編集]