シンボラー - ポケモン対戦考察まとめWiki|第八世代(ソード・シールド)

シンボラー [編集]

No.561 タイプ:エスパー/ひこう
通常特性:ミラクルスキン(相手の変化技の命中する確率が50%より大きい場合、命中率が50%になる。)
     マジックガード(攻撃技以外ではダメージを受けない)
隠れ特性:いろめがね(相手に半減される技のダメージが2倍になる)
体重  :14.0kg(けたぐり・くさむすびの威力40)
同タイプHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性備考
シンボラー7258801038097490ミラクルスキン/マジックガード/
いろめがね
マジックガードorいろめがね
豊富なサブウエポン
ネイティオ657570957095470シンクロ/はやおき/マジックミラーマジックミラーで相手の補助技を反射できる
ココロモリ6757557755114425たんじゅん/ぶきよう/てんねんたんじゅんによる積み性能
ぶきようトリック
ガラルフリーザー90858512510095580かちきかちき+火力・耐久は一番高い
ただしサブウエポンが非常に少ない
いろめがね飛行HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
シンボラー7258801038097490ミラクルスキン/マジックガード/いろめがね
バタフリー604550908070395ふくがん/いろめがね
ヨルノズク1005050869670452ふみん/するどいめ/いろめがね

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)でんき/こおり/いわ/ゴースト/あく
いまひとつ(1/2)くさ/エスパー
いまひとつ(1/4)かくとう
こうかなしじめん

種族値は無駄が少なくバランスが良いが、どれも中途半端なのが難点。
ただしマジックガードいろめがねと強力な特性を持つのが最大の特徴。
習得技もサブウェポンや変化技などレパートリーが豊富であるため様々な型が考えられる。
ガラル地方にはエスパー×ひこう複合が4系統存在するが、上記の特徴から差別化には困らない。

第八世代ではダイマックスの登場に伴い、ひこう技を一致で撃てる点が長所として浮上。
半端な素早さを補いつつ、耐久・火力も底上げし、いろめがねのお陰で耐性受けされづらい点も魅力。
更にダイマックス技の能力アップと相性の良いアシストパワーも習得するため、ダイマエースとしての適性は高い。
ただし、ダイサイコによるサイコフィールドの恩恵は、本人がひこうタイプ故に受ける事が出来ない点は惜しい。
その他にはパワースワップ・スピードスワップを習得し、サポート性能にも磨きがかかっている。
しかし、アシストパワーと相性の良いミラクルアイが削除されてしまい、ねらいのまと+トリックのコンボを使わないとあくタイプにエスパー技を当てられなくなった。
尤も、あくタイプに対してはフェアリー技のマジカルシャインで対策できるので、ミラクルアイの削除はそこまで痛手ではない。

ダイジェットを利用したエースとしては同じくエアスラッシュを覚える、耐久が高い、てんのめぐみで高確率で怯ませるといったトゲキッスがライバルとなる。
特に耐久力では大きく劣るため、シンボラーならではの強みとして、やはりマジックガード+いのちのたまやいろめがねによる一貫性の高さなど攻撃的な特性を活かした差別化は考えたい。



特性考察 [編集]

ミラクルスキン
第八世代においては現時点で専用特性。
自分に向けられた命中率が50%以上、かつ必中でない変化技の命中率を一律50%にする。
変化技に強くなるが、マジックガードを持つためどくどく、おにび等は元々撃たれづらい。
命中率が下がるだけで当たるときは当たるなど、不安定で他2つの特性が優秀なため、採用率は低い。
マジックガード
技による攻撃以外のダメージを防ぐ。
タイプ的に苦手とするステルスロックや、安定行動として撃たれやすい宿り木などを恐れずに繰り出せるのはおいしい。
中途半端な耐久をカバーしてくれるだけでなく、
きあいのタスキやいのちのたまとの相性も良く、攻守両面において役立つ特性。
いろめがね
隠れ特性。効果いまひとつのダメージを上昇。半減なら等倍、1/4なら半減まで引き上げる。
アタッカーとしての一貫性を大きく引き上げてくれる優秀な特性。
ダイジェットやこだわり系アイテムとの相性も良い。

技考察 [編集]

特殊技タイプ威力命中効果解説
サイコキネシス90(135)100特防↓10%タイプ一致技。性能安定。
サイコショック80(120)100-タイプ一致技。特殊受け対策。
アシストパワー20~
(30~)
100-タイプ一致技。能力上昇で威力上昇。ランク+4以上でサイコキネシス超え。
めいそうやコスモパワー、積み技バトンとあわせて。ダイマックスとも相性が良い。
エアスラッシュ75(112)95怯み30%タイプ一致技。スカーフやS振りなら怯みを狙え、ダイマックスとも相性が良い。
れいとうビーム90100凍り10%範囲が広いサブウエポン
こごえるかぜ5595素早↓100%サポート用。追加効果が優秀。
エナジーボール90100特防↓10%対岩。水/地面やウォッシュロトムにも。
シャドーボール80100特防↓20%対超・霊。鋼にも等倍だがノーマルには無効。ミミッキュに。
あくのはどう80100怯み20%シャドーボールと選択。無効タイプ無し。スカーフやS振りなら怯みを狙える。
ラスターカノン80100特防↓10%対岩。氷やフェアリーにも。
マジカルシャイン80100-対悪。一致技や氷技と範囲が被るがいろめがねなら優先度は高めか。
ダブルでは相手全体攻撃。
ねっぷう9590火傷10%対鋼。ダブルでは相手全体攻撃。ナットレイハッサムを重く見るなら。
げんしのちから60100全能力↑10%追加効果が優秀だが発生率は低い。
変化技タイプ命中解説
でんじは90妨害技。地面は呼びにくいが電気には注意。
さいみんじゅつ60催眠技。起点作りに。
トリック100こだわりアイテムやかえんだまとあわせて。メガストーン・Zクリスタル廃止で通りやすくなった。
サイコシフト100かえんだまとあわせて。
めいそう-特攻・特防を補強、アシストパワーの威力を40上昇。
コスモパワー-防御・特防を補強、アシストパワーの威力を40上昇。
はねやすめ-回復技。耐性変化に注意。
ふきとばし-積み技対策や、かえんだまサイコシフトとあわせて。
リフレクター-サポート用。味方の物理耐久を強化。
ひかりのかべ-サポート用。味方の特殊耐久を強化。
おいかぜ-サポート用。味方の素早さ倍増。
じゅうりょく-味方の命中率補強。自身にサイコフィールドの効果を適用したい時にも。
スキルスワップ-特性を入れ替える。主にいろめがねを渡して味方の攻撃範囲を強化する。
他にもいかくなどの再発動、相手の強特性との入れ替えなど使い方はさまざま。

ダイマックス技考察 [編集]

ダイマックス技元にする技威力効果解説
ダイサイコみらいよち140(210)場:PF一致技。自身は先制技封じの恩恵を受けられない。味方へのサポートを意識するなら。
サイコキネシス130(195)
サイコショック
アシストパワー
ダイジェットエアスラッシュ130(195)味方:S↑一致技。瞑想からのダイジェットが強力。使用後最速だと準速すいすいルンパッパと同速に。
いろめがねなら殆どの相手が軽減できなくなる。
ダイバーンねっぷう130天候:晴はがね。2発目以降威力1.5倍。ソーラービーム採用時のサポートにも。
ダイソウゲンソーラービーム140場:GFみずじめん。飛行なのでフィールドの恩恵なし。
グラスフィールドを相手に利用されないよう注意。
エナジーボール130
ダイアイスれいとうビーム130天候:霰じめんひこうドラゴンマジックガードなら自身は霰ダメージを受けず相手の襷を潰せる。
こごえるかぜ110
ダイロックげんしのちから110天候:砂嵐マジックガードなら自身は砂嵐ダメージを受けず相手の襷を潰せる。
ダイホロウシャドーボール130相手:B↓ゴーストエスパーミミッキュを意識する場合に。追加効果は自身と噛みあわない。
ダイアークあくのはどう130相手:D↓ゴーストエスパー。追加効果が自身と噛みあうため基本はこちら。
ダイスチルラスターカノン130味方:B↑いわなど。追加効果が優秀。
ダイフェアリーマジカルシャイン130場:MFあくドラゴン。自身は状態異常無効の恩恵を受けられないので注意。
電磁波や催眠術、サイコシフトと相性が悪い。
ダイウォール変化技-まもる状態フェイントで解除されないが、ダメージは受ける
相手のダイマックスターン枯らしに。

型考察 [編集]

弱点保険型 [編集]

特性:マジックガード/いろめがね
性格:ひかえめ/おくびょう
努力値:S252 C4 耐久調整
持ち物:じゃくてんほけん
確定技:エアスラッシュ/アシストパワー
攻撃技:ラスターカノン/ねっぷう/エナジーボール
補助技:めいそうorコスモパワー

第8世代でおなじみのダイジェットエース型。HOMEの統計によるとシンボラーの約50%が弱点保険所持である。
マジックガードで粘り強く積んでいく従来の型とはコンセプトが異なる。

概ねトゲキッス等と同じ運用方法になるが、ダイマックスがきれた後はアシストパワーで一掃できるためより攻撃的な性能となっている。
(弱点保険+ダイジェット3回後のアシストパワーの威力はタイプ一致で240。実戦では多少積み回数は減るだろうがそれでも特攻が2段階上昇していれば十分すぎる火力。)
ちなみに素早さ97は準速でも最速トゲキッスよりも速くなる。ただミミッキュより1速い・ウーラオスと同速という重要なラインでもあるため最速も候補。

マジックガードの場合はステロやスリップダメージを無視できるため安定感が増す。ダイマックスしたとしても素の耐久力が低いせいであまり無理はさせられないためこの差は大きい。
いろめがねの場合ははがねでんきで止まらないため抜き性能が向上する。飛行技で一貫がとれるためサブウェポンの必要性は薄い。いれるなら4倍狙いの炎・草、もしくはB上昇が優秀でアシストパワーの火力にも貢献できる鋼あたりか。

サイコシフト型 [編集]

特性:マジックガード
性格:おくびょうorずぶとい
努力値:H252 BorS252
持ち物:かえんだま
確定技:サイコシフト
攻撃技:サイコキネシス/エアスラッシュ
補助技:ひかりのかべ/リフレクター/コスモパワー/めいそう/はねやすめ/ふきとばし/まもる

かえんだまを持たせ、サイコシフトで物理アタッカーに火傷を負わせることを狙う。
自分はマジックガードで火傷ダメージを受けず、麻痺や催眠対策にもなる。
トリックと異なりふきとばしで複数の相手に撒ける、おにびと異なり命中率100%などのメリットがある。

ほのおタイプには無力。こんじょうにも逆効果だが、大半が格闘タイプなので相性面では有利。

HS振りの場合、先手でサイコシフトや積み技を使える相手が増えるが、火傷にしても落とされることが多々ある。
HB振りの場合、先手を取れる相手にはぐっと強くなるが、後攻を取る可能性が上がってしまう。
種族値的には並程度なので、うまく地面技や格闘技に合わせて後出しする読みが必要となる。

特殊アタッカー型 [編集]

特性:マジックガード/いろめがね
性格:おくびょうorひかえめ
努力値:C252 HorS252
持ち物:いのちのたま/きあいのタスキ/こだわりスカーフ/こだわりメガネ
攻撃技:サイコキネシスorサイコショック/エアスラッシュ/ねっぷう/れいとうビームorこごえるかぜ/エナジーボール/シャドーボールorあくのはどう/マジカルシャイン/ラスターカノン
補助技:さいみんじゅつ/でんじは/めいそう/リフレクター/ひかりのかべ/トリック

高めの特攻を活かすアタッカー型。一致技のほか、炎や氷、草など攻撃範囲は広い。
いろめがねなら一致技だけでも全ての相手に等倍以上をとれる。

マジックガードによりいのちのたまを反動無しで使えることが特徴で、
豊富なサブウェポンを補強しつつ撃ち分けでき、種族値に換算すると特攻149と同じ威力になる。

ただし、耐久素早さともに微妙なため、反動など関係無しに落とされることも多い。
その点を補うきあいのタスキ、こだわりスカーフも選択肢に入る。
きあいのタスキはマジックガードのおかげで潰されづらく、いろめがねによりこだわりアイテムでも受け出しを妨げられるためどちらも好相性。

2つの一致技は微妙に範囲が被り、補助技も使いたいなら両方入れるのは技スペースが厳しい。
ねっぷうは飛行と範囲が被りがちだが、鋼を意識するなら入れておきたいところ。
自分より素早い相手がくればでんじはもしくはこごえるかぜを。

努力値の調整については、格闘や4倍ドラゴンを意識するなら調整振りも視野に入る。
シンボラーの耐久ではかなり火力を削ることになるが、反動なしいのちのたまで耐久を減らさずCを補える。
それでも限界はあるので、弱点を突ける相手全てに撃ち勝つことはできない。

  • 特性いろめがねについて
    こだわり装備のアタッカーで火力の補強と考えるなら搭載の価値はある。
    タイプ一致のサイコキネシス&エアスラッシュ両方を半減する鋼に交代受けを気にせず撃てる。
    こだわり以外で使うなら他2種の特性のほうが有効と言わざるを得ない。
    特攻も一致技の威力もあまり高くはないので、こだわりメガネを持っても火力には不安が残る。

マジックガード積み型 [編集]

特性:マジックガード
性格:おくびょう/ひかえめ/ずぶとい
努力値:HS252ベース余りC
持ち物:かえんだま/たべのこし/回復のみ/命の珠
確定技:アシストパワー(推奨)orサイコキネシスorサイコショック/はねやすめ
優先技:サイコシフト
攻撃技:れいとうビーム/ねっぷう/マジカルシャイン
変化技:コスモパワー/めいそう

マジックガードによる各種状態異常・スリップダメージ耐性を活かした積みエース型。
一致アシストパワーの火力とはねやすめによる耐性変化、かえんだま+サイコシフトで物理全般に非常に強いことがピクシーとの差別化点。

努力値は単騎運用するならC調整を施したほうが良いが、バトン前提ならアシストパワーで十分な火力が出るのでHS全振りで良い。

物理相手にはかえんだまサイコシフトで火傷を撒き、その間にはねやすめを使い、消耗したらアシストパワーで突破。
特殊相手も採用率の高い10まんボルト・れいとうビームを、先制はねやすめの耐性変化で容易に受けきることができる。
どくどくやのろい、こおりやねむりに強く役割破壊されづらいが、他のバトンエース同様ほろびのうたや強制交代技には注意。

【ダブル】いろめがねスキルスワップ型 [編集]

特性:いろめがね
性格:おくびょう
努力値:HS252 or 耐久特化ベースでS調整
持ち物:きあいのタスキ/かいふくのみ/メンタルハーブ
確定技:おいかぜ/スキルスワップ
選択技:エアスラッシュ/サイコキネシス/れいとうビーム/さいみんじゅつ/まもる/でんじは/ひかりのかべ/リフレクター

ダブルで強力な攻撃手段を持つ味方にいろめがねを渡し、メイン技の突破力を上げる。
味方がまもるを使う間に初ターンおいかぜでS上昇→次ターン先手でスキルスワップが基本。

スキルスワップで特性が再発動するため、あめふらしなど登場時発動特性持ちとの相性が抜群。


対シンボラー [編集]

注意すべき点
豊富なサブウェポンで幅広く弱点を突くことができ、後出しからでは受けづらい。
拘りいろめがねやマジックガード+いのちのたまで予想以上のダメージを受けることも。
物理アタッカーはかえんだまサイコシフト、特殊受けはこだわりトリックで機能停止させられる。
対策方法
でんきタイプなら弱点を突かれにくく、一致電気技が抜群。でんじはも無効。
ヒートロトムならかえんだまサイコシフトも怖くない。

外部リンク [編集]