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フリーザー(ガラルのすがた) [編集]
No.144 タイプ:エスパー/ひこう 通常特性:かちき(相手に能力を下げられると特攻が2段階あがる) 体重 :50.9kg(けたぐり・くさむすびの威力80)
超&飛 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計種族値 | 特性 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
フリーザー(ガラル) | 90 | 85 | 85 | 125 | 100 | 95 | 580 | かちき |
シンボラー | 72 | 58 | 80 | 103 | 80 | 97 | 480 | マジックガード/ミラクルスキン/いろめがね |
ネイティオ | 65 | 75 | 70 | 95 | 70 | 95 | 470 | シンクロ/はやおき/マジックミラー |
ココロモリ | 67 | 57 | 55 | 77 | 55 | 114 | 425 | ぶきよう/てんねん/たんじゅん |
ガラル三鳥:フリーザー(ガラル) | サンダー(ガラル) | ファイヤー(ガラル)
フリーザーのリージョンフォームでガラル三鳥の一匹。
エスパー・ひこうタイプに変化し、種族値も耐久が低下した代わりに素早さと特攻が上昇。中速特殊アタッカーらしい配分になった。
習得技や特性も異なるため原種の存在を意識する必要は無いが、原種との同時採用はできない点だけは注意。
同複合のポケモンと比較して素早さ以外の種族値が最も高い。
特性も特殊アタッカー向きで、誘いやすいあく、ゴーストのダイマックス技が揃って能力低下なので発動も狙いやすい。
以上の点から他の同複合との差別化は自然とできるようになっている。
ステータスや特性は高い完成度を誇るものの、ガラル三鳥共通の問題であるサブウェポン不足が非常に深刻。
エスパー・ひこう共に範囲が広いとは言いづらく、サブウェポンもげんしのちから、シャドーボール止まり。
一致技を両方半減以下に抑えるバンギラス等には手も足も出ず、ねっぷう等の鳥ポケモン御用達のサブウェポンも覚えず等倍での殴り合いを強いられがち。
純粋なアタッカーよりも補助技を交えて器用に立ち回りつつ、隙を突いて攻撃というのが基本戦術となるか。
幸い、豊富な変化技やとんぼがえりによりサイクル性能はそれなりに高く、交代の隙を突いて負荷をかけるのは得意。
ガラル三鳥では唯一高速再生技(じこさいせい)を習得する。原種より耐久は低いが、長期戦になりやすい自身の性能との相性は良好。
上述の技範囲の狭さ、及び特性の発動機会の観点から、シングルよりもダブルの方が真価を発揮しやすいポケモン。
おいかぜやトリックルームによる行動順操作が行えるほか、
相手側のいかく持ちのポケモンの繰り出し時やダイマックス技の能力低下などでかちきの発動も狙いやすい。
特性考察 [編集]
- かちき
- 隠れ特性は無くこれのみ。相手に能力を下げられると特攻が2段階上昇。
ダイマックス技が飛び交う現環境では発動機会が多い。
特に弱点の悪とゴーストのダイマックス技の追加効果が能力低下な点が大きく、場合によってはこれらのタイプの技のけん制としても働く。
一致技の火力はやや控えめなので上手くこの特性を発動できるように立ち回りたい。
技考察 [編集]
特殊技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 | |
---|---|---|---|---|---|---|
いてつくしせん | 超 | 90(135) | 100 | 凍り10% | タイプ一致技。専用技。珍しい追加効果が特徴だが発動機会は稀。 | |
サイコキネシス | 超 | 90(135) | 100 | 特防↓10% | タイプ一致技。凍りよりも次発の突破力に賭けるなら。 | |
サイコショック | 超 | 80(120) | 100 | - | タイプ一致技。威力は下がるが特殊受けに刺さる。 | |
ぼうふう | 飛 | 110(165) | 70 | 混乱30% | タイプ一致技。高威力だが命中不安。 | |
エアスラッシュ | 飛 | 75(112) | 95 | 怯み30% | タイプ一致技。威力は控えめだが追加効果が優秀で狙いやすい。 | |
アシストパワー | 超 | 20(30) | 100 | 能力上昇毎に威力+20 | 特性の発動やめいそう、じゃくてんほけんと併せれば高威力が狙える。 | |
シャドーボール | 霊 | 80 | 100 | 特防↓20% | 数少ないサブウェポン。エスパーやゴーストに。 | |
げんしのちから | 岩 | 60 | 100 | 全能力↑10% | もう一つのサブウェポン。ほぼ4倍ピンポイント。 | |
物理技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 | |
とんぼがえり | 虫 | 70 | 100 | 攻撃後交代 | 少しでもダメージを与えつつ交代したい時に。 | |
変化技 | タイプ | 命中 | 解説 | |||
じこさいせい | 無 | - | 最大HPの半分回復。長く居座って特性の発動を狙うなら。 | |||
めいそう | 超 | - | 特攻と特防を強化。特殊アタッカーに対してより強くなれる。 | |||
リフレクター | 超 | - | 物理耐久を強化。元が中の上程度の耐久なのであると心強い。 | |||
ひかりのかべ | 超 | - | 特殊耐久を強化。どちらかというとサポート用。 | |||
さいみんじゅつ | 超 | 60 | 相手の足止めに。そこそこ速いので使いやすいが命中不安。 | |||
おいかぜ | 飛 | - | 4ターン味方の素早さ倍増。後続のサポートにも。こうそくいどうも覚える。 | |||
トリックルーム | 超 | - | 5ターン素早さ逆転。自身は遅くないため基本ダブル用。 | |||
ふういん | 超 | - | ダブル用。主に相手のトリックルームを封じる。 | |||
みがわり | 無 | - | 主にでんじは対策。 | |||
スキルスワップ | 超 | - | 特性交換での攪乱用。その他、めいそうを積む場合のてんねんピクシー対策に。 |
ダイマックス技考察 [編集]
型考察 [編集]
特殊アタッカー型 [編集]
特性:かちき
性格:おくびょう/ひかえめ
努力値:CS252/HC252
持ち物:こだわりメガネ/こだわりスカーフ/いのちのたま/じゃくてんほけん/からぶりほけん/とつげきチョッキ
確定技:いてつくしせんorサイコキネシスorサイコショック(両立可)/ぼうふうorエアスラッシュ
選択技:とんぼがえり/シャドーボール/げんしのちから
補助技:さいみんじゅつ/めいそう/じこさいせい
種族値に従った特殊アタッカー型。
同複合タイプの中でも優秀な能力値を持つが、サブウェポンが少ないので出来る事は限られる。
技範囲が狭い故に、苦手な相手からは引かざるを得ない性質から、こだわりアイテムとの相性はよい。
ぼうふう以外の一致技の火力に不安は残るものの、こだわりメガネなら思いがけない負担をかけやすい。
一方で、こだわりアイテムと相性の良いトリックを習得できないため、不利な相手に押し付ける戦略は取れない。
特殊受け型 [編集]
特性:かちき
性格:おだやか
努力値:HD252
持ち物:たべのこし/オボンのみ 等
確定技:じこさいせい/いてつくしせんorサイコキネシスorサイコショック
選択技:めいそう/ぼうふう/エアスラッシュ/とんぼがえり/さいみんじゅつ/ひかりのかべ/アシストパワー
特防方面で高めの種族値を生かした特殊受け型。
Cは元々高いため、受けではあるがめいそうを積めばそこそこ火力も出せる。
めいそうを積む前提であれば、相性の良いアシストパワーを忍ばせておくとよい。
ただし、2回以上積まないと威力不足なので他の攻撃技も1つは忍ばせておきたいところ。
【ダブル】サポート耐久型 [編集]
特性:かちき
性格:ずぶとい/おだやか/おくびょう/ひかえめ
努力値:H252 耐久調整 残りCS
持ち物:アッキのみ/タラプのみ/各種シード/たべのこし/HP回復きのみ/タイプ半減きのみ/じゃくてんほけん
優先技:ぼうふうorエアスラッシュ/まもる
選択攻撃技:いてつくしせんorサイコショック/アシストパワー
選択補助技:おいかぜ/トリックルーム/じこさいせい/めいそう/シャドーボール/リフレクター/ひかりのかべ/さいみんじゅつ/サイドチェンジ/ふういん
高耐久で居座ってかちき発動を狙いつつ、豊富な技で補助や耐久をこなす型。
強力な特性であるため習得技や種族値が抑えられやすいかちき持ちとしては、準伝説であるため異例の高種族値。
習得技も両壁や、S操作としておいかぜとトリックルーム、耐久型としてもめいそうとじこさいせいを完備しており、かちき持ちの中で一際高いスペックを持っている。
特性でダイホロウやダイアークをけん制出来るため、かちきを踏まない処理手段も限られる。
サポートや耐久を行いつつ、かちきの発動機会があればそのまま攻めに転じることも可能。
弱点自体は5つと多めであり、いかくやS操作全体技(こごえるかぜ、エレキネット)が飛んでくる機会も多い分、じゃくてんほけんとの相性も良い。
急に爆発的な火力を得られることもあるので、めいそうやアシストパワーを採用する際は有力な選択肢となり得る。
対フリーザー(ガラルのすがた) [編集]
- 注意すべき点
- めいそう+じこさいせいにより、先手をとれる特殊型に対しては有利に動いてくる。ダイジェットも使えるため先手を取れても油断は禁物。
十分に積まれるとアシストパワーにより、あくタイプや襷がないと半減や特殊受けを圧しきって、全抜きを許してしまう可能性もある。
かちきの存在により能力をダウンさせると一気にキツくなるため、よほどの理由がない限りいかく持ちの選出は避けた方が無難。
てんねんは上昇したCやDを無視できるが、アシストパワーの威力上昇は無効化できないので圧しきられることも。
- 対策方法
- めいそうとじこさいせいで能力を上げて戦うが、物理耐久の能動的な上昇手段はリフレクターくらいしかない。そのため物理攻撃ならあっさり沈むことも多い。
耐久型でも一致アシストパワーで攻めてくることがあるため速攻を仕掛けたい。
上からちょうはつをかけることができれば厄介な技はほとんど使えなくなる。くろいきりorクリアスモッグで能力変化をリセットするのも手。
一致技はどちらもはがねタイプで半減可能。特にキリキザンならシャドーボールなどのサブウェポンもほとんど半減できる。
はがね以外では、バンギラスもげんしのちからととんぼがえり以外を半減以下にでき弱点を突けるため有利。