テラキオン - ポケモン対戦考察まとめWiki|第八世代(ソード・シールド)

テラキオン [編集]

No.639 タイプ:いわ/かくとう
特性:せいぎのこころ(悪タイプの技を受けると攻撃が1段階上がる)
体重:260.0kg(けたぐり・くさむすびの威力120)
ポケモンHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
テラキオン91129907290108580せいぎのこころ

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)じめん/エスパー/みず/くさ/かくとう/はがね/フェアリー
いまひとつ(1/2)あく/ノーマル/むし/どく/ほのお/いわ
いまひとつ(1/4)---
こうかなし---

イッシュ聖剣士の一角で、唯一のいわ×かくとうの複合タイプを持つポケモン。
攻撃面では非常に優秀な複合タイプで、一致技だけで全18タイプに等倍以上、うち8タイプに抜群を取れる攻撃範囲の広さを持つ。
攻撃と素早さを中心とした無駄のない高水準な種族値も魅力。
一方で防御面は微妙で、耐性6と多いが、弱点も7つとかなり多い。
数値上の耐久はサザンドラに匹敵するが、多弱点のうえインファイトで耐久が下がるため数値に反して打たれ弱い。

かくとうとしてはノーマルのメイン技を半減で受けつつ一致弱点を突ける強みがある。
一致技の範囲が広い反面、他の多くの格闘タイプが覚える3色パンチやはたきおとす等の有用なサブウェポンは覚えない。

第八世代でロックブラスト、きしかいせい、メガホーン等を習得し技の選択肢が拡大したが、
他ポケモンの例に漏れず、どくどく、ほえる、つばめがえし等は没収された。

環境について、全体的な火力やすばやさのデフレーションやフェアリーの衰退で高火力を活かしやすくはなったものの、
ドラパルトミミッキュなど苦手なゴーストタイプの蔓延や飛行技ダイジェットの流行といった逆風要素も強い。
特に環境でトップメタになっているゴリランダーエースバーンとの対面時に有効な攻撃手段に乏しく、旧世代ほどの抜きエース性能は見られなくなっている。
逆に流行のゴーストタイプと組むことで特性の正義の心を発動する機会を増やす戦い方も考えられる。

格闘タイプとしてはダイジェットを等倍に抑え込み岩技で対策を講じられるのは特筆事項。
一方、同期のビリジオンコバルオンと違いとびはねるを覚えられないため、
自身がダイジェットを使うにはエアスラッシュに依存するしかなく、他のS上昇手段も持ち合わせない。



特性考察 [編集]

せいぎのこころ
隠れ特性は存在せずこれのみ。
発動は相手依存になるが、一貫しやすい悪技に対し圧力をかけられる。
特に、ふいうちやはたきおとす、ダイアークを牽制できるのは嬉しい。
ダブルでは、味方のふくろだたきを受けて一気に攻撃を上げる戦法が有名。
おいかぜ持ちエルフーンと組んだ、通称「エルテラ」は強力なコンボであり、ギミック構築の代表格として名を馳せている。

技考察 [編集]

攻撃技タイプ威力命中効果解説
インファイト120(180)100防御・特防↓タイプ一致技。能力低下が痛い。
せいなるつるぎ90(135)100-タイプ一致技。相手の防御・回避率上昇の影響を受けない。
にどげり30(45)*2100-タイプ一致技。がんじょうやきあいのタスキに強いが、素の威力は低い。
きしかいせい20~200
(30~300)
100残HPで威力変化タイプ一致技。きあいのタスキとの相性に優れる。
ストーンエッジ100(150)80急所ランク+1タイプ一致技。格闘技との相性補完に優れる。高威力・命中難。
いわなだれ75(112)90怯み30%タイプ一致技。怯みも狙える。ダブルでは相手全体攻撃。
ロックブラスト25(37)*2~590-タイプ一致技。連続攻撃でタスキやみがわりに強いが不安定。
期待値は3発でいわなだれと同じ威力75(112)。
がんせきふうじ60(90)95素早↓100%追加効果が優秀。ステルスロック撒き型での後続サポートに。
じしん100100-対毒。非接触でギルガルドに抜群。
しねんのずつき8090怯み20%対毒闘。怯みも狙える。
アイアンヘッド80100怯み30%対フェアリー。格闘技と範囲が被るが、ミミッキュに抜群。
どくづき80100毒30%対フェアリー。アシレーヌカプ・レヒレに対して。
メガホーン12085-対草超。半減されやすいのが難点。
でんこうせっか40100優先度+1先制技。タスキ潰しに。
エアスラッシュ7595怯み30%ダイジェットや怯み狙い。とびはねるは覚えない。
変化技タイプ命中解説
つるぎのまい-攻撃を強化。高い素早さと広範囲の一致技で全抜きを狙う。
ステルスロック-サポート用。高い素早さとアタッカー気質から撒きやすい。
ちょうはつ100補助技対策。素早いので使いやすい。
ファストガード-ダブル用。自分より速い相手からのねこだましは防げない。

ダイマックス技考察 [編集]

ダイマックス技元にする技威力効果解説
ダイナックルきしかいせい100(150)味方:A↑一致技。
インファイト95(142)
せいなるつるぎ90(135)
ダイロックストーンエッジ130(195)天候:砂嵐一致技。
いわなだれ
ロックブラスト
がんせきふうじ110(165)
ダイアースじしん130味方:D↑特殊耐久をアップ。
じだんだ
ダイジェットエアスラッシュ130味方:S↑特殊技なので威力は低いが素早さアップに。
ダイサイコしねんのずつき130場:PF対毒闘。
ダイスチルアイアンヘッド130味方:B↑対フェアリー。
ダイアシッドどくづき90味方:C↑対フェアリー。
ダイワームメガホーン140相手:C↓
ダイアタックギガインパクト150相手:S↓ダイジェット同様素早さ補強に。
でんこうせっか90
ダイウォール変化技-まもる相手のダイマックスターン枯らしに。

型考察 [編集]

物理アタッカー型 [編集]

特性:せいぎのこころ
性格:ようき
努力値:AS252
持ち物:いのちのたま/きあいのタスキ/こだわりハチマキ/こだわりスカーフ
確定技:インファイトorせいなるつるぎ/ストーンエッジorいわなだれorロックブラスト
攻撃技:じしん/でんこうせっか/にどげり/エアスラッシュ
補助技:つるぎのまい/みがわり

基本的な物理アタッカー型。一致技の範囲が優秀。積み技や先制技もあるため、タイマン性能が高い。

ステルスロック撒き型 [編集]

特性:せいぎのこころ
性格:ようき
努力値:AS252
持ち物:きあいのタスキ
確定技:ステルスロック/インファイト/がんせきふうじ
選択技:じしん/ちょうはつ

きあいのタスキを持たせて先発させ、ステルスロックを撒く型。
テラキオンで撒く利点は、高い素早さと妨害されにくさ。
一致がんせきふうじで相手に高い負荷をかけつつ後続の起点作りが可能。
さらにちょうはつで自身の起点化を阻止できるため非常に優秀。

【ダブル】基本アタッカー型 [編集]

特性:せいぎのこころ
性格:ようきorいじっぱり
努力値:AS252をベースに耐久調整
持ち物:いのちのたま/きあいのタスキ/ラムのみ/各種プレート/オボンのみ/とつげきチョッキ
確定技:いわなだれ/インファイトorせいなるつるぎ(両立可)
優先技:まもる
攻撃技:じしんorじだんだ/でんこうせっか
補助技:ファストガード/ちょうはつ

特性せいぎのこころを活かしやすいダブルでは高い採用率を誇る。
単体でも強いが、味方のふくろだたきを受けることで攻撃を一気に強化するコンボが強力。
おいかぜ持ちエルフーンと組めば、超火力と速さを兼ね備えたアタッカーに。
先制一致いわなだれは、威力・範囲・追加効果全てにおいて脅威。
強力なコンボゆえに有名で読まれやすい。

カミツルギには要注意。
無補正A振りインファイトでH振りでも高乱数で落とせるものの、素早さで負けている上に無振りリーフブレードでも確1を取られる。
無振りエルフーンのめざめるパワー炎でH252カミツルギが確定一発だったのだが、めざめるパワーが廃止されてしまったので対策がより困難に。

エルフーンの他にはマニューラあたりが候補となる。
エルフーンと違い、テラキオンが苦手なエスパー、地面、草を流せるが、格闘と鋼が一貫してしまう点には注意。
さらにドラパルトも候補として登場。水、格闘、草等に強いが妖が一貫する並びになる。


対テラキオン [編集]

注意すべき点
高い攻撃と素早さ、広い攻撃範囲を持つ。ステルスロック撒き要員としても高性能。
せいぎのこころとつるぎのまいもあるので、イカサマをメインウェポンとする受けポケモンなどに繰り出されると非常に危険。
ダブルでは高速一致いわなだれが脅威。ふくろだたきコンボにも要注意。
対策方法
素早さで上回るポケモンやせいしんりょく持ちなら、いわなだれで怯まない。
ギルガルドなら格闘無効岩半減で不一致じしんも確定耐えできるので大幅に有利。
ゴリランダーなら対面ではほぼ負けない。
物理アタッカーなので火力低下とタスキつぶしを同時に狙えるおにびも有効。

外部リンク [編集]