ニョロボン - ポケモン対戦考察まとめWiki|第八世代(ソード・シールド)

ニョロボン [編集]

No.062 タイプ:みず/かくとう
通常特性:ちょすい(水タイプの技を受けた時、その技を無効にし、HPを最大値の1/4回復する)
     しめりけ(じばく、だいばくはつ、ビックリヘッド、ミストバースト、ゆうばくを無効にする)
隠れ特性:すいすい(雨の時に素早さが2倍になる)
体重  :54.0kg(けたぐり・くさむすびの威力80)
同複合HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ニョロボン909595709070510ちょすい/しめりけ/すいすい
ウーラオス(れんげき)100130100636097550ふかしのこぶし

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)でんき/くさ/ひこう/エスパー/フェアリー
いまひとつ(1/2)ほのお/みず/こおり/むし/いわ/あく/はがね
いまひとつ(1/4)---
こうかなし---

特性「ちょすい」の場合、みず無効


初代出身のみず×かくとう複合。種族値の配分はバランス型で、特に耐久面が優秀。
耐性は互いに全く補完しておらず、多耐性、多弱点。耐久値の高さも合わせ、じゃくてんほけんとの相性が良い。
さいみんじゅつ、アンコールなどの搦め手も備えており、優秀な特性も合わせてかなり器用。

第八世代では、同複合にウーラオス(連撃)が登場。
上で比較されている通り、種族値だけ見ると特殊耐久以外は劣っており、単なるアタッカーとしては及ばない。
前述の搦め手や各種あくタイプの技、爆発的な火力を得られるはらだいこ等、幸いにして差別化手段は豊富。
すいすいでの素早さ倍増、ちょすいでのねっとう耐性や繰り出し性能も活用出来る。

新規習得技はインファイト、ドレインパンチ、DDラリアット、アクアブレイク等。
自身の種族値との相性は悪いが、ようやく連発できる高威力のかくとう技を獲得した。
失った技はどくどく、きあいパンチ、けたぐり(ピカブイ)等。やや使いづらい技が多く、強化点が目立つ。
ただしインファイトとの相性も良く優秀な新技、クイックターンは習得出来ない。

新要素のダイマックスとの相性は良好。耐久を更に強化できる上、足りない火力も底上げできる。
みず技をダイストリームにすることで能動的に雨を降らせながら攻撃できるようになり、すいすいも強化。
前述の通りじゃくてんほけんとの相性も良く、技範囲も抜群範囲が広いものが多く、使いやすい。
ただしダイナックルは威力90以上の技を元にすると初動の火力が低下する点には注意。



特性考察 [編集]

ちょすい
水タイプに対して安定して受け出しすることができる。ねっとうを火傷ごと無効化できるのは大きい。
トレースされると有効打を失う相手も存在するので注意。ポリゴン2は格闘で抜群を取れるが。
能動的に雨にできるようになったので、繰り出し性能を優先する場合に。
しめりけ
じばく・だいばくはつによる起点作りを阻止する。
今作ではスキン大爆発が現状存在せず、だいばくはつが技マシンから消滅したことで使い手も減った。
新技のミストバーストも対象になるが、使い手がフェアリー・エスパーとニョロボンで相手をする意義が薄い。
トレース対策としての役割もない訳ではないが、他の特性が優秀なので候補外。
すいすい
隠れ特性。最速でスカーフ111族と同速(実数値268)。
ダイストリームで能動的に発動させることが可能となったので、雨パでなくとも使用可能。
複合タイプや技範囲により、他のすいすい持ちとの差別化も容易。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力命中効果解説
アクアブレイク85(127)100防御↓20%タイプ一致技。追加効果が優秀。
たきのぼり80(120)100怯み20%安定した一致技。すいすいなら怯みも狙える。
インファイト120(180)100BD↓一致技。能力低下が痛いが、高威力で連発できるのは優秀。
かわらわり75(112)100壁破壊一致技。デメリットがなく、壁破壊も優秀だが威力不足。
ドレインパンチ75(112)100HP半分吸収待望の吸収技。ビルドアップやはらだいことのコンボが非常に強力。
ローキック65(97)100素早さ↓100%最速で当てれば130族を抜ける。
ともえなげ60(90)90強制交代・優先度-6交換読みで流したり、積んでくる相手を流したり。
じしん100100-高威力・広範囲だが水・格闘と攻撃範囲が被る。毒タイプに。
10まんばりき9595-ダブルでは単体攻撃。グラスフィールド下でも威力低下無し。
れいとうパンチ75100凍り10%飛行・草・ドラゴンに。
いわなだれ7590怯み30%飛行や虫タイプに。
がんせきふうじ6095素早さ↓100%最速で当てれば130族を抜ける。
どくづき80100毒30%草・フェアリーに。
じごくづき80100音封じエスパーやゴーストに。みがきあ型なら音技封じとしても使える。
DDラリアット 85100ランク効果無視エスパーやゴーストに、あるいは回避率やぼうぎょのランクを上げた相手への攻撃に。
しっぺがえし50→100100後攻時威力2倍エスパーやゴーストに。ローキックやがんせきふうじとの相性は悪い。
がむしゃら-100-耐久力の高さゆえに扱いが難しい。みがわりと併せて。
特殊技タイプ威力命中効果解説
きあいだま120(180)70特防↓10%命中は不安だが特殊型最高火力のメインウェポン。
ハイドロポンプ110(165)80-高火力の一致技。雨時ならC無振りでもそれなり。
なみのり90(135)100-命中重視。
ねっとう80(120)100火傷30%追加効果のやけどが強力。
だくりゅう90(135)85命中↓30%追加効果が優秀だが命中不安。ダブルでは相手全体攻撃。
だいちのちから90100特防↓10%命中安定。範囲は水・格闘とかぶる
れいとうビーム90100凍り10%飛行・草・ドラゴンに。
ふぶき11070凍り10%命中不安だが威力を重視するなら。
サイコキネシス90100特防↓10%珍しく覚える。ドヒドイデのような毒タイプに。
変化技タイプ命中備考
さいみんじゅつ60命中は不安だが、当たれば積んだり流したりと状況を大きく変えられる。
アンコール100補助技や半減技を縛れれば積む隙を作れる。
ビルドアップ-攻撃と防御を強化できる。
はらだいこ-攻撃を最大まで強化。すいすいと両立させて全抜きを狙う。
みがわり-交換読み、状態異常の回避、がむしゃら用の調整、きあいパンチ、きのみの発動などに。
あまごい-使用感は積み技に近い。
ふるいたてる-攻撃と特攻を1段階上昇。はらだいこと違い耐久を削らない。

ダイマックス技考察 [編集]

ダイマックス技元にする技威力効果解説
ダイストリームアクアブレイク
たきのぼり
130(195)天候:雨一致技。雨で2発目から水技1.5倍。
すいすいの発動に欠かせない技。
ダイナックルインファイト95(142)味方:A↑一致技。威力は低いが攻撃を強化。インファイトのデメリットも踏み倒せる。
ドレインパンチ90(135)
かわらわり80(120)
ダイロックいわなだれ130天候:砂嵐ひこう。一致技との補完に優れるが雨パでは使えない。
がんせきふうじ110
ダイアイスれいとうパンチ130天候:霰ドラゴンくさ。一致技との補完に優れるが雨パでは使えない。
ダイアークDDラリアット
じごくづき
130相手:D↓ゴーストエスパー
ダイアースじしん130味方:D↑どくでんき。範囲が一致技と被りがち。追加効果は優秀。
ダイウォール変化技-まもる相手のダイマックスの終了を狙う。雨の持続ターンに注意。

型考察 [編集]

はらカム型 [編集]

特性:ちょすいorすいすい
性格:ようきorいじっぱり
努力値:H4n調整 S調整 残りA
持ち物:カムラのみ
確定技:はらだいこ/みがわり
優先技:ドレインパンチ
選択技:インファイト/れいとうパンチ/いわなだれ/たきのぼりorアクアブレイク/じしん/じごくづきorDDラリアット

同じ戦術の使い手の中でも、SとAは控えめだが耐久と耐性のおかげで繰り出し性能は群を抜く。特に対水の性能が非常に高い。
Sは最速が安定。準速では抜けないインテレオンエースバーンを抜ける。ダイジェットされると抜き返されるが。

攻撃技は一致技2種が無難だがブルンゲルドラパルトなど止まる相手も多いためパーティに合わせて選ぼう。

第6世代で雨が永続でなくなり、すいすい&はらだいこの抜き性能が落ちてしまった。
よって、カムラのみを使うこの型でも特性の候補にすいすいも入る。
基本的に雨下で運用し、必要に応じてカムラのみを発動させる。

HP個体値が30以上の場合努力値を24振らないとHPが4nにならないため、個体値28or29を狙うのもアリ。

第8世代で待望のドレインパンチを習得したので追記。
はらだいことの相性は言うまでもなく強力で止めるのは難しい。
同じコンボを使えるジャラランガと比較すると、耐久と素早さは劣るが4倍弱点はない。
ただし多様な型があるジャラランガに対して読まれやすいので注意。

すいすいアタッカー型 [編集]

特性:すいすい
性格:ようきorいじっぱり
努力値:攻撃252 素早さ252 or素早さ調整 残り耐久
持ち物:こだわりハチマキ/いのちのたま/たつじんのおび/オボンのみ/ラムのみ
確定技:たきのぼりorアクアブレイク/インファイト
選択技:れいとうパンチ/いわなだれ/じしん/じごくづきorDDラリアット/どくづき
補助技:アンコール/さいみんじゅつ/みがわり

すいすいを活かしたアタッカー。基本的にダイマックス運用。
他のすいすいアタッカーと違い一致でインファイトを使えるのでラプラスナットレイジュラルドンに強い。
耐久が高めなのもダイマックスするうえでは利点となる。ダイナックル積んだけど攻撃回数稼げずに落ちる、といった状況になりにくい。
ただいわなだれやれいとうパンチは使えなくなるので呼ぶ草や飛行が厳しくなりがち。

ちょすいアタッカー型 [編集]

特性:ちょすい
性格:いじっぱり/ようき
努力値:HP252 攻撃252 or 攻撃252 素早さ調整 残りHP 
持ち物:いのちのたま/たつじんのおび/オボンのみ/ラムのみ/とつげきチョッキ
確定技:たきのぼりorアクアブレイク/インファイトorドレインパンチ
優先技:ともえなげ
攻撃技:れいとうパンチ/じしん/いわなだれorがんせきふうじ/じごくづきorDDラリアット/どくづき
補助技:さいみんじゅつ/アンコール/ビルドアップ

ちょすいを活かしたアタッカー。ねっとうで火傷せず、水技読みで無傷で受け出しができる。
技の範囲は広いが火力は弱点を突くことが前提のため、これを使っておけば間違いないという戦法はない。
水技読みで繰り出し、水タイプを流して出てきた相手を交代できるともえなげは優先したい。
物理にはビルドレインもできるが特殊が来たら退く羽目になる。ローブシンと異なりおにび耐性もない。

素では若干火力が足りないが、たつじんのおびなどの強化アイテムを持たせれば
H252ナットレイ・B252しんかのきせきラッキーを確2と痒いところに手が届くようになる。


対ニョロボン [編集]

注意すべき点
耐久が高めでみず/かくとうの独特の耐性を持ち、さいみんじゅつやアンコールなどの補助技も豊富。
はらだいこを覚えるため積む隙を与えると全抜きされかねない。
特性がすいすいであれば雨下で更に脅威が増す。
対策方法
素の攻撃は低く技も高威力のものはインファイトのみ。
サブも火力不足であり、4倍弱点でない限り弱点を突かれてもそれほど痛くないだろう。
大事なのははらだいこの起点を作らせないこと。こだわりスカーフ持ちがいればカムラ持ちにも有利。
ニョロトノペリッパーがパーティに入っていればすいすい型確定だがそれ以外でもダイストリームで発動させてくる場合もあるので注意。
グラススライダー持ちのゴリランダーを出せば簡単に吹き飛ぶが、リンドのみにだけは警戒が必要。

外部リンク [編集]