ボルケニオン - ポケモン対戦考察まとめWiki|第八世代(ソード・シールド)

ボルケニオン [編集]

No.721 タイプ:ほのお/みず
特性:ちょすい(水タイプの技を受けた時、その技を無効化し、最大HPの1/4を回復する)
体重:195.0kg(けたぐり・くさむすびの威力100)
禁伝水+炎技HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性備考
ボルケニオン801101201309070600ちょすい特性による水技無効
優秀な追加効果持ちの高火力専用技
パルキア90120100150120100680プレッシャー/テレパシー急所込みの専用技
広範囲のサブウェポン

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)じめん/いわ/でんき
いまひとつ(1/2)むし/フェアリー
いまひとつ(1/4)ほのお/こおり/はがね
こうかなし---

特性「ちょすい」により、みず無効


ほのお×みずの固有タイプを持つ幻のポケモン。
専用技スチームバーストは命中と追加効果の双方においてハイドロポンプの上位互換であり、非常に強力。
ちょすいによりみずが等倍から無効になり、全6タイプを半減以下、かつうち4タイプを1/4以下に抑える。
この独自の耐性により特定のポケモン相手に強く、特にマリルリ相手は非常に強い。

ただし種族値配分は無駄の多い両刀傾向で、合計値も禁止級としては低め。
また、禁止級相手だと一致技は双方半減以下に抑え込まれやすいタイプであり、素早さが低いのもあって運用が難しい。
技範囲自体は悪くないとはいえ正面からの戦闘には不安が残り、特にこおり技がウェザーボールのみというのが痛い。

性能自体は独自のものを持っており、またその個性自体も優秀なものではあるのだが、
如何せん禁止級伝説というのが足を引っ張り、活躍させるにはしっかりと調整し、運用を想定してやる必要がある。

ダイマックスとの相性はそれなり。一致技がそれぞれ天候を発生させ、また恩恵も受けやすい。
癖の強いソーラービームを安定したくさ技として使えることでカイオーガに勝ち目も出てくる。
サブウェポンの範囲自体も広く、また両刀アタッカーとしては物理・特殊を見分けづらくなるのもありがたい。

技方面は範囲以外は強化傾向にあり、剥奪された技はどくどく、めざめるパワー程度。
ねっさのだいち、ボディプレス、ほのおのうずと、優秀な技、相性の良い技を多数習得している。



特性考察 [編集]

ちょすい
他の特性はなく、これのみ。単純に耐性が増加することで、サイクル戦において役に立つ。
現状ほのおタイプでありながらみず技を無効化できる唯一のポケモン。
トレースされると自身のみず技が通らなくなり、かたやぶりで貫通されるのは忘れずに。

技考察 [編集]

特殊技タイプ威力命中効果解説
スチームバースト110(165)95火傷30%専用技。ねっとうと同じ追加効果を持ち命中も高いハイドロポンプの上位互換。
時々ハズレることに注意。
だいもんじ110(165)85火傷10%特殊炎技。命中不安だが威力を重視する場合に採用。
かえんほうしゃ90(135)100火傷10%命中安定炎技。
オーバーヒート130(195)90特攻↓↓高火力反動技。連発に向かないがくろいきりで対処可能。
ソーラービーム120100溜め技パワフルハーブもしくは晴れが必要だが相性補完に優れたサブウェポン。
ヘドロウェーブ95100毒10%カプ系をはじめとしたフェアリーに刺さる。ダブルでは全体攻撃。
ヘドロばくだん90100毒30%ヘドロウェーブより追加効果の発動率が高い。
だいちのちから90100特防↓10%対でんき。威力は高め。
ねっさのだいち70100火傷30%対でんき。スチームバーストと合わせて火傷を狙う。
きあいだま12070特防↓10%命中不安だが高威力の特殊格闘技。
ウェザーボール50/100
(150)
100-天候によって威力とタイプが変化。晴れか雨の場合は150。
これ以外にドラゴンに刺さる氷技を覚えないが自身ではあられ状態にできない。
物理技タイプ威力命中効果解説
フレアドライブ120(180)100反動1/3
火傷10%
物理炎技。反動が痛い。
ニトロチャージ50(75)100素早さ↑100%威力が低いので積み技感覚で。最速なら1回で130族まで抜ける。
アクアブレイク85(127)100防御↓20%追加効果が優秀。
じしん100100-安定した物理地面技。ダブルでは周囲全体攻撃。
じならし60100素早さ↓100%相手のSを下げられる地面技。
ばかぢから120100攻撃防御↓バンギラスに刺さる物理格闘技。連発に向かないがくろいきりで対処可能。
ボディプレス80100-防御の値でダメージ計算するため、特殊型でも採用可能。
ストーンエッジ10080急所率+1ホウオウなどに刺さる岩技。
いわなだれ7590怯み30%命中や追加効果を意識するなら。
だいばくはつ250100自分瀕死自滅技だが物理最高火力。
変化技タイプ命中備考
くろいきり-相手の積み+自分の能力ダウンを同時にリセット。オーバーヒートやばかぢから使用後に起点化してくる相手へ。
ほえる必中強制流し手段。起点化回避に。過去作技マシン。
どくどく90主に耐久型に撃つ。過去作技マシン。
みがわり-状態異常対策やふいうち空かし等に。

ダイマックス技考察 [編集]

一致技がお互いに阻害しあってしまうという難点を抱えており、活用には工夫を要する。

ダイマックス技元にする技威力効果解説
ダイバーンオーバーヒート140(210)天候:晴れ一致技。晴れで炎技威力1.5倍。ソーラービームの即時発動も。下の水技とは相性が悪い。
だいもんじ
フレアドライブ
ねっぷう130(195)
かえんほうしゃ
ニトロチャージ100(150)
ダイストリームスチームバースト140(210)天候:雨一致技。雨で水技威力1.5倍。上の炎技とは相性が悪い。
アクアブレイク130(195)
ダイソウゲンソーラービーム140場:GFみずちょすいでの役割遂行。
ソーラービームのラグを解消できる。
ミストフィールドの除去や地震のナーフにも。
ダイナックルきあいだま95味方:A↑抜群範囲は一致技と被り、特殊型の場合追加効果の恩恵が出ない。
物理型での火力補強手段として。
ばかぢから
ボディプレス90
かわらわり
ダイアシッドヘドロウェーブ90味方:C↑フェアリー。特殊火力補強できるが威力が戦力外レベル。
ヘドロばくだん
ダイアースじしん130味方:D↑でんき。追加効果の特防上昇が優秀。
だいちのちから
ねっさのだいち120
じならし110
ダイロックストーンエッジ130天候:砂嵐ひこう。物理技のみ。ダイバーン・ダイストリームとは相性が悪い。
いわなだれ
ダイアタックだいばくはつ150相手:S↓抜群は取れないが高威力、S調整すれば抜ける相手も多い。
ダイウォール変化技-まもる相手のダイマックスターン切れを狙う。
+  採用率の低い技

型考察 [編集]

特殊アタッカー型 [編集]

特性:ちょすい
性格:ひかえめ/おくびょう/れいせい/おっとり/うっかりや/せっかち/むじゃき
努力値:HC252 or CS252(いのちのたまを持たせる場合はHP28振りで10n-1調整推奨)
持ち物:いのちのたま/パワフルハーブ/ふうせん/こだわりメガネ/こだわりスカーフ/とつげきチョッキ/オボンのみ/ラムのみ
確定技:スチームバースト/オーバーヒートorだいもんじorかえんほうしゃ
特殊選択技:ヘドロウェーブorヘドロばくだん/ソーラービーム/ウェザーボール/だいちのちから/きあいだま
物理選択技:ニトロチャージ/じならし/ストーンエッジ/だいばくはつ
選択補助技:くろいきり/おにび/ほえる/どくどく/みがわり

高火力の特殊技を活かした型。
こだわり系アイテムは強力だが、自慢の打ち分け性能を削ぐ事になるので一長一短。こだわりスカーフなら130抜きを可能にする最速が基本。
対ゼルネアス対策・オーバーヒートの隙を無くすくろいきりは優先度高め。

物理技は特殊技でもできるものが多いので一部省略。(じしんやフレアドライブ等)


相性考察 [編集]

シングルではランドロスとの相性補完に優れる。


対ボルケニオン [編集]

注意すべき点
みず無効、こおりやフェアリー、ほのおなどメジャーなタイプを半減以下にすることができる。
専用技のスチームバーストの効果によりきあいのタスキの確実性も損なわれやすく、物理アタッカーの場合は火傷で機能停止することも。
種族値もバランスがよく、一致弱点でもなければ一撃で倒すのは難しい。
対策方法
伝説戦ではほのお、みずは無効、半減になりやすいため、攻撃面でそこまでの脅威はない。
メイン技双方を1/4に抑え、弱点を突くこともできないパルキアが最良。
DやSがそこまで高くないので、特殊ドラゴンアタッカーならば労せず倒せる。
また、ボルケニオンは積み技を有していないので、対面からならばゼルネアスのジオコントロールなどで強引に積んで落としに行くこともできる。
くろいきりやほえるには注意。特にゼルネアスは一度パワフルハーブを使用してしまうと厳しい立ち回りが要求される。
一般ポケモンであれば、サザンドララッキーなどが有用。

外部リンク [編集]