ウッウ - ポケモン対戦考察まとめWiki|第八世代(ソード・シールド)

ウッウ [編集]

No.845 タイプ:ひこう/みず
特性:うのミサイル(なみのり・ダイビング後に攻撃を受けると、相手の最大HPの4分の1ダメージと追加効果を与える)
体重:18.0kg(けたぐり・くさむすびの威力40)
水/飛HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ウッウ708555859585475うのミサイル
ペリッパー6050100957065440するどいめ/あめふらし/あめうけざら
ギャラドス95125796010081540いかく/じしんかじょう
マンタイン8540708014070485すいすい/ちょすい/みずのベール

通常時はねやすめ使用時
ばつぐん(4倍)でんき---
ばつぐん(2倍)いわでんき/くさ
いまひとつ(1/2)ほのお/みず/かくとう/むし/はがねほのお/みず/こおり/はがね
いまひとつ(1/4)------
こうかなしじめん---

通常時はフリーズドライで4倍ダメージ


第八世代初出のみず×ひこうタイプ。種族値は全体的に平坦で、物理耐久はかなり低い。
同複合のギャラドスペリッパーマンタインはそれぞれ個性的かつ優秀だが、
専用特性うのミサイルが彼らに負けない強烈な個性になっている。詳細は後述。

同複合としては珍しい両刀気味の種族値を持ち、技も物理・特殊でそれぞれ優秀なものが揃う。
耐久はタスキやこらえるに依存する性質が強いので、両刀アタッカーとして運用するのも一考の余地はあるだろう。

特性の発動条件が特定の技の使用である都合上、ダイマックスとの相性はいまいち。
物理かくとう、特殊どく技を習得し一致技の追加効果も優秀なのだが、特性を再利用出来なくなる。
ダイマックスしても物理耐久は並程度なので、素直に他のポケモンにダイマックス権を譲った方がいい。
一方で時間を稼ぐ技を無理なく採用できるので、相手にダイマックスされてもターンを消費させるのは容易。



特性考察 [編集]

うのミサイル
通常の姿で「なみのり」または「ダイビング」を使うと、使用時のHPの残量によって2種類のフォルムのいずれかにフォルムチェンジする。
フォルムチェンジ後にダメージを伴う攻撃を受けると、相手に最大HPの1/4の反撃ダメージ(みがわり貫通)を与え、フォルムによって異なる効果を与える。
相手に反撃ダメージを与えた後は通常の姿に戻る。フォルムチェンジ時にダイマックスした場合も通常の姿に戻る。
ウッウのHP残量フォルム名咥える獲物与える効果
最大HPの1/2より大きいうのみのすがたサシカマス相手の防御を1段階下げる
最大HPの1/2以下まるのみのすがたピカチュウ相手をまひ状態にする(地面タイプにも有効)
通常の姿で「なみのり」または「ダイビング」を元にしたダイマックス技を使用してもフォルムチェンジしない。
フォルムチェンジ後の反撃はウッウが相手の攻撃ダメージでひんしになっても発動する。これによってお互いのポケモンが全滅した場合はウッウ側の負けとなる。
特性マジックガードのポケモンには反撃ダメージを与えられないが、追加効果は与えられる。
ギルガルドミミッキュなど他のフォルムチェンジ系の特性と同様、特性を書き換えたり無効化する効果を受けない。

技考察 [編集]

特殊技タイプ威力命中効果解説
なみのり90(135)100-タイプ一致技。特性の発動条件技。性能安定。
ハイドロポンプ110(165)80-タイプ一致技。特性が採用理由なので基本はなみのりを優先。
ねっとう80(120)100火傷30%タイプ一致技。追加効果は優秀だが技スペースが厳しい。
ぼうふう110(165)70混乱30%タイプ一致技。命中難だが雨下で必中。
エアスラッシュ75(112)95怯み30%タイプ一致技。獲物を咥えた状態かつ先制可能な場合に。
相手をまひさせた後に撃てばまひるみを狙える。
れいとうビーム90100凍り10%水タイプ定番のサブウェポン。
ふぶき11070凍り10%命中が不安。威力を求めるなら。
こごえるかぜ5595素早↓100%役割終了時、後続で相手を抜かしたい場合等に。
ゲップ12090-使うにはきのみを消費する必要がある。ダイアシッド素材に。
範囲補完としては微妙だがカプ・レヒレなどには有効。
物理技タイプ威力命中効果解説
ダイビング80(120)100溜め攻撃タイプ一致技。特性の発動条件技。なみのりより癖が強い。ダイマックスのターン経過を狙える。
なみのりと違い攻撃を無効化される相手でも潜ったタイミングで特性が発動する。
使用中になみのりとうずしおを2倍(実質等倍)で受けてしまう点は注意。
アクアブレイク85(127)100防御↓20%タイプ一致技。たきのぼりは覚えない。
物理型の技範囲は狭いので、即放てる水技としての併用も。
ブレイブバード120(180)100反動1/3タイプ一致技。高威力だが反動が痛い。
ドリルくちばし80(120)100-タイプ一致技。性能安定。
ダブルウイング40(60)*290-タイプ一致技。みがわりに強いがたまに外れる。
きしかいせい20~200100-最大で威力200。こらえると相性がいい。
じごくづき80100音技封じ対霊超。ストリンダーなどの音技使いにも。
はがねのつばさ7090防御↑10%ダイスチル素材に。
変化技タイプ命中解説
こらえる-獲物を咥えた状態で攻撃を受けた場合、生き残った上で相手にダメージを与えられる。
まるのみのすがたの場合、まひを与えて次のターンに先制を狙える。
連続使用で失敗しやすくなるので注意。
みがわり-フォルムチェンジの獲物(サシカマス、ピカチュウ)の調整に。
フェザーダンス100相手攻撃↓↓ 最後っ屁や流し・起点づくりに。
ドわすれ-自分特防↑↑ 守りを固めうのミサイルの試行回数を稼ぐ。
たくわえる-自分防御↑特防↑ 使用限度は3回まで。元の耐久が低いので先手で積めないと効果が低い。
こうそくいどう-自分素早↑↑ 上を取ってうのミサイルの試行回数を稼ぐ。
はねやすめ-HPを半分回復。使用後に耐性が変化する。
ねむる-はねやすめがあるのでねむカゴ→ゲップのようなコンボを想定する場合に。

ダイマックス技考察 [編集]

ダイマックス技元にする技威力効果解説
ダイジェットぼうふう140(210)味方:S↑一致技。追加効果ですばやさが上昇。
最速で実数値225(準速スカーフサザンドラと同速)、
準速でカマスジョーの1つ下の135族相当に。
ブレイブバード
エアスラッシュ130(195)
ドリルくちばし
ダイストリームなみのり130(195)天候:雨一致技。雨で水技威力1.5倍&暴風必中。
相手の雷も必中化してしまう。当たればひとたまりもないので要警戒。
なみのりやダイビングでダイストリームを使ってもフォルムチェンジはできない。
ダイビング
アクアブレイク
ダイアイスふぶき140天候:霰水定番のサブウェポン。スリップダメージは自身も受ける。
みず技・ぼうふう・こらえるとの相性も悪い。
れいとうビーム130
こごえるかぜ110
ダイウォール変化技-まもる状態フェイントで解除されないが、ダメージは受ける。
相手のダイマックスターン枯らしに。
連続使用で失敗しやすくなる。
+  使用率・採用率の低い技

型考察 [編集]

特殊型 [編集]

特性:うのミサイル
性格:おくびょう
努力値:CS252
持ち物:きあいのタスキ/ラムのみ/オボンのみ/混乱実/カムラのみ/イバンのみ
確定技:なみのり/こらえる/エアスラッシュ/こごえるかぜorれいとうビーム

なみのりで獲物をくわえた後、こらえて発射。再びなみのり…と繰り返しHPを削っていく。
ピカチュウで麻痺を入れた場合、エアスラッシュによるまひるみも選択肢になる。

特殊技の技範囲が狭いため、特殊ベースで使われる際は九割方がこの様な技構成になる。

物理型 [編集]

特性:うのミサイル
性格:ようき
努力値:AS252
持ち物:カムラのみ/きあいのタスキ/ラムのみ/オボンのみ/イバンのみ/混乱実
確定技:ダイビング/こらえる
優先技:きしかいせい
選択技:ドリルくちばしorブレイブバードorダブルウイング/アクアブレイク/どろぼうorじごくづき/みがわり

AとCの値は変わらず、フォルムチェンジはダイビングでも可能なので物理型の運用も可能。
サシカマス発射による防御低下もあるので、特性の恩恵はこちらの方が高め。
こらきしによって特殊型での突破が困難な相手(主に電気タイプ)へ奇襲ができる。

ダイビングのラグによって相手に交代や積みの隙を与えてしまうのが難点。
単純なうのミサイルを活かした型としての運用のしやすさは特殊型に劣る。

耐久ベース型 [編集]

特性:うのミサイル
性格:おくびょう/ようき
努力値:HS252
持ち物:ソクノのみ/ラムのみ/オボンのみ/混乱実/たべのこし
確定技:なみのりorダイビング
優先技:こらえる
攻撃技:エアスラッシュ/こごえるかぜ/きしかいせい/どろぼう
補助技:はねやすめ/みがわり/フェザーダンス/ドわすれ/たくわえる

HPに振って耐久を高めた型。
うのミサイルをダメージベースに試行回数を稼いで削っていく。
防御種族値は低いのでHPに振っても物理耐久は弱い。フェザーダンスで補いたいところ。


相性考察 [編集]

特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3~4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。


対ウッウ [編集]

注意すべき点
ちょっと変わったひこうみずタイプのポケモン。
きあいのタスキやこらえるを駆使し、何度もうのミサイルを発動する戦法が強力。
ウッウより素早いポケモンでも、ピカチュウの麻痺効果が入ると上から押し切られる。
全くの無対策だと1体目を落とされたうえ、2体目に麻痺を入れられて機能停止まで追い込まれてしまう。
対策方法
じめん技を持たずでんきへの有効打に乏しい。麻痺を恐れる必要がなく、一致で4倍弱点を突ける。
素早さも85と中速程度であり、多くのでんきタイプなら上から倒してしまえる。
ただし、後出しの場合うのミサイルのダメージ自体は防ぐことが難しい。タスキの所持率も高く、下手すると最後っ屁に二発目を食らう。
みず技を無効化する特性があれば、なみのりによるうのミサイルの装填自体を阻止できるため有効な対策と言える(ダイビングの場合は阻止できない)。
連続技でタスキごと貫通してしまうのも良い。

外部リンク [編集]