シュバルゴ - ポケモン対戦考察まとめWiki|第八世代(ソード・シールド)

シュバルゴ [編集]

No.589 タイプ:むし/はがね
通常特性:むしのしらせ(HPが1/3以下の時に虫タイプの技の威力が1.5倍になる)
     シェルアーマー(攻撃を急所に受けない)※カブルモのとき「だっぴ」
隠れ特性:ぼうじん(天候によるダメージを受けない、粉系の技・特性「ほうし」を無効化)※カブルモのとき「ノーガード」
体重  :33.0kg(けたぐり・くさむすびの威力60)
虫/鋼HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
シュバルゴ701351056010520495むしのしらせ/シェルアーマー/ぼうじん
ハッサム70130100558065500テクニシャン/むしのしらせ/ライトメタル
アイアント581091124848109484むしのしらせ/はりきり/なまけ

ばつぐん(4倍)ほのお
ばつぐん(2倍)---
いまひとつ(1/2)ノーマル/こおり/エスパー/むし/ドラゴン/はがね/フェアリー
いまひとつ(1/4)くさ
こうかなしどく

弱点が1つしかないむし×はがね複合。同複合はアイアントハッサム
前者は低耐久の高速アタッカー、後者は中速・中耐久アタッカー。
物理アタッカーである点は共通しているが、ぶっちぎりの鈍足の代わりに耐久で勝り、差別化は不要。

合計種族値は高くないが、素早さを捨てて攻撃・防御・特防に割り振った数値なので無駄が無い。
特に攻撃はむしタイプとしてはマッシブーンフェローチェのUB組に次ぐ3位。
その2体と違いメガホーンが使用できるので、むし技に限ればトップの破壊力を誇る。
ほのおを4倍弱点に抱えるが、耐久調整やアイテム次第で役割破壊の不一致技くらいは耐えられる。

極端な鈍足もトリパにおいては利点になり、激戦区である30族を下回る。
ただし、同速に同じく耐性が優秀なナットレイ、更に下に圧倒的物理耐久を誇るツンデツンデが存在。
複合や特性の違いから差別化自体は容易だが、競合先としては一応意識しておきたい。

第八世代ではインファイト、シェルブレードを習得。
前者は耐久との相性は悪いが、威力が変動しないかくとう技。
後者は新規習得のみず技であり、これまでの課題であった技範囲の狭さがやや改善された。
鈍足と好相性のメタルバーストも獲得しており、役割放棄になるが相性不利な対面にも一矢報いられるように。
冠の雪原でイバンのみが復活し、1度だけだが先手を打てるようになったのも追い風。
習得者が激減したはたきおとすは遺伝技で引き続き習得。失った技はおいうち、つばめがえし程度。
鈍足すぎてダイジェットを使ってもたかが知れてるので、一部のかくとうへの確定数に影響があるぐらい。

めざめるパワーが廃止され、不意のほのお技を受けることは無くなった。
ただし本来の役割対象であるエスパーフェアリーの一部にマジカルフレイムが配られてしまった。
習得者に対し後出しする場合は、よく考えて行う事。



特性考察 [編集]

むしのしらせ
唯一、火力を補強できる特性。発動しても強化されるのは通りが悪いむし技というのが難点。
高耐久により、絶妙に発動ラインに届かないことも多く、またHPが1/3以下という時点でサイクルが崩れている。
他の特性も微妙なラインなので採用圏内ではあるが、可能な限り頼る必要が無い構築を作ることを優先したい。
シェルアーマー
急所を防ぐ。かたやぶりで貫通される点には注意。
第七世代で急所率が1/24に低下しているが、ウーラオスの専用技の確定急所を無視できるのは美味しい。
鈍足でほぼ確実に先手を取られる為、試行回数は増えやすく役割対象への遂行を安定させることは出来る。
他の特性もピンポイント気味なので、特に目的が無いなら一番無難な選択肢か。
ぼうじん
隠れ特性。天候ダメージと粉技無効。砂嵐は元々無効なので、天候ダメージの対象は霰のみ。
ねむりごなを防ぐことで、くさに対する役割を安定させることが出来る点が強み。
使用者は少ないがいかりのこなも防ぐことから、ダブルでも有効。

技考察 [編集]

攻撃技タイプ威力命中効果解説
メガホーン120(180)85-タイプ一致技。高威力・命中不安。むしのしらせで威力270。
シザークロス80(120)100-タイプ一致技。中威力・命中安定。むしのしらせで威力180。
とどめばり50(75)100敵撃破時に
攻撃↑↑↑
タイプ一致技。使い所は難しいが、うまく決まれば突破力が一気に上がる。
アイアンヘッド80(120)100怯み30%タイプ一致技。トリックルーム下なら怯みを狙える。ジャイロボールは覚えない。
ドリルライナー8095急所ランク+1対炎・電気・毒・鋼。
一致技との相性補完に優れ、毒複合やツンデツンデによく通る。
シェルブレード7595防御↓50%呼ぶ炎に刺さる。炎飛複合や炎虫複合への数少ない有効打。
インファイト120100防御・特防↓対鋼。高威力の技だが耐久が落ちるのが痛い。サイクル戦向き。
はたきおとす65/97100道具排除対ゴースト。追加効果が優秀。
どくづき80100毒30%一致技と範囲が被る。水/フェアリーや草/フェアリーに。
すてみタックル120100反動1/3一貫性が高い高威力技、ギャラドスへの唯一の打点。
きしかいせい20~200100-みがわりとあわせて。最大威力は一致技超え。
カウンター-100優先度-5高い物理耐久を活かして倍返し。
メタルバースト-100-汎用カウンター技。低いすばやさと相性がいい。
しかし、HPが低いためやや使いづらい。オッカの実を使えば炎技にも。
変化技タイプ命中解説
つるぎのまい-攻撃を強化。味方のトリックルームやおいかぜとあわせて。
てっぺき-防御を強化。物理に滅法強くなる。
みがわり-補助技対策や、むしのしらせの発動に。
ねむる-状態異常も含め全回復。カゴのみとあわせて。
ねごと-催眠技対策。ぼうじん以外なら。

ダイマックス技考察 [編集]

ダイマックス技元にする技威力効果解説
ダイワームメガホーン140(210)相手:C↓一致技。超火力だが半減されやすい。擬似特殊耐久強化。
シザークロス130(195)
ダイスチルアイアンヘッド130(195)味方:B↑一致技。追加効果で物理耐久向上。
シェルアーマーなら急所による突破も許さない。
メタルバースト100(150)
ダイアースドリルライナー130味方:D↑対炎電毒鋼。一致技との補完に優れる。鋼の追加効果とあわせて双璧強化。
ダイストリームシェルブレード130天候:雨対炎に特化。呼ぶ炎読みで撃てると雨で炎技を半減できる。
とつげきチョッキやオッカの実があればそのまま倒せてしまう場合もある。
ダイナックルきしかいせい100味方:A↑対鋼。威力は下がる、インファイトの反動を嫌う場合に。
トリル時に負担を掛けながら積むときにも。
インファイト95
カウンター75
ダイアークはたきおとす120相手:D↓対霊。はたきおとすの追加効果がなくなるので注意。
ダイウォール変化技-まもる相手のダイマックス切れを狙う。
+  採用率の低い技

型考察 [編集]

物理アタッカー型 [編集]

特性:むしのしらせ(推奨)
性格:いじっぱり/ゆうかん
努力値:HA252/HD調整 残りA
持ち物:こだわりハチマキ/とつげきチョッキ/いのちのたま/オッカのみ/オボンのみ/ラムのみ/じゃくてんほけん/イバンのみ
確定技:メガホーン/アイアンヘッド
選択技:ドリルライナー/シェルブレード/インファイト/はたきおとす/メタルバースト/からげんき/つるぎのまい/みがわり

高威力のメガホーンを主軸に攻める型。
虫技は半減されやすいので、サブ主力として命中安定のアイアンヘッドも必須。

ドリルライナーでメガホーンを半減するほのおどくはがねへの対応が可能。
また、地面が等倍となる相手やふうせん・ふゆう持ちも多い。
ほのおへ確実にダメージを与えたいならシェルブレードを採用したい。
ただし、こちらももとの威力が低いので一撃で倒すのは難しい。
インファイトははがねへ刺さるが、後攻前提のシュバルゴにとっては反動が痛い。

こだわりハチマキとの相性が非常によい。
フルアタ構成が多く、とつげきチョッキとも相性はよい。不一致炎技に対して強気に出られる。
ダイマックスをすることで耐えられる範囲が広がる。炎技一点読みでじゃくてんほけんもありか。

みがわりは交代読み、むしのしらせ発動(感づかれ易い)、トリル下でのまもる読みなど、意外と汎用性は高い。

型サンプル
性格 :ゆうかん
特性 :ぼうじん
努力値:HA252
持ち物:とつげきチョッキ
技構成:メガホーン/アイアンヘッド/ドリルライナー/はたきおとす

炎技を持ってない電気に対して強く役割が持てる。
ドリルライナーは交代読みでの使用のみだが、あるのと無いのとでは全然違う。
炎ポケモンが出てくるのを読んだ時に交代する以外の選択肢ができるのは大きい。
はたきおとすもほぼ交代読み。

【ダブル】基本型 [編集]

特性:ぼうじん/むしのしらせ
性格:ゆうかん
努力値:HA252
持ち物:オッカのみ/いのちのたま/とつげきチョッキ/こだわりハチマキ/イバンのみ
確定技:メガホーン/ドリルライナー
選択技:まもる/みがわり/アイアンヘッド/はたきおとす/インファイト/シェルブレード/からげんき/つるぎのまい

味方のトリックルームから高い種族値と技威力で攻めていく。
持ち物やつるぎのまい、むしのしらせなどで強化されたA135の一致メガホーンは縛り性能が非常に高い。
ぼうじんなら天候ダメージを無効化し、砂パの岩・鋼や霰パの氷にアイアンヘッドやドリルライナーで弱点を突ける。いかりのこなも受け付けない。

メガホーンを半減してくるフェアリーにはアイアンヘッドが抜群で通る上、はたきおとすの通りもよい。
アイアンヘッド等倍のアシレーヌなどは厄介。

トリックルームを張るとまもるを誘い、またおにびも撃たれやすいので読んでのみがわりは決めやすい。
味方のトリックルームを待つターンに炎技等で処理されるのを嫌うならまもるも悪くない。
両立は攻撃範囲が狭くなるため推奨できないが、ダブルは味方と組んでの戦いなので範囲をパーティで補えるなら一考の余地はある。


対シュバルゴ [編集]

注意すべき点
虫タイプ随一の火力を誇る。A特化ハチマキメガホーンならB特化クレセリアでさえも高乱1にするほど。
弱点は炎だけしかなく耐性が優秀で、耐久も並以上にあるため、役割破壊程度の攻撃では落ちず、手痛い一撃を喰らってしまう。
弱点の炎タイプへの有効打のドリルライナー・シェルブレードや、無効タイプがなく交代先にも負担をかけられるはたきおとす、
フェアリーに有効なアイアンヘッドなど技範囲も広い。鈍足なのでトリックルームからの無双も。
対策方法
4倍弱点をつける炎タイプのポケモンなら相手することは簡単。
ただし、相手もシュバルゴを使っている以上それはわかっており、交代読みのドリルライナー・シェルブレードがある。
じめんを無効化できる炎タイプ(リザードンヒートロトムなら比較的安心して受け出しできる。
また、攻撃技は基本的に物理一辺倒なのでおにびで火傷にしてしまえば大幅に火力を削げる。
アーマーガアに対して有効打はないが、メタルバーストには注意。

外部リンク [編集]