シルヴァディ - ポケモン対戦考察まとめWiki|第八世代(ソード・シールド)

シルヴァディ [編集]

No.773 タイプ:ノーマル
特性:ARシステム(持っているメモリに応じてタイプと色が変わる。)
体重:100.5kg(けたぐり・くさむすびの威力100)
進化前後HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
シルヴァディ959595959595570ARシステム
タイプ:ヌル959595959559534カブトアーマー
(153)(153)(650)しんかのきせき(無振り)
(168)(168)(680)しんかのきせき(特化)

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)かくとう
いまひとつ(1/2)---
いまひとつ(1/4)---
こうかなしゴースト

第七世代準伝説の一体。
ベロベルトのだいばくはつ没収で、今作唯一の一致だいばくはつ使いとなった。
1:1交換を容易に迫る瞬間火力の高さにより、パーティに入れておくだけで相手の選出に強烈なプレッシャーを与える。

専用特性ARシステムにより、すべての単タイプに化けられる個性を持つ。
特性の発動に必要なメモリ自体には一切の効果がないため実質道具なしとなり、単純な性能自体は各タイプの優秀なポケモンに劣りがち。
重要なのは「いないと思っていたタイプのポケモンが出てくる」という圧力の部分であり、
有効に活かすには構築段階でブラフを仕込んでおく必要があるというかなり玄人向きの性能。

今作ではマルチアタックが威力90→120に上方修正され、実質的な物理版さばきのつぶてと呼べる性能になった。
強化アイテムを持てないタイプ変更型にとってこの火力改善は大きく、等倍でもそれなりの圧力をかけられるようになったことで扱いやすさが向上している。
ミントの実装によって後天的に型を作り直せるようになったのも、厳選チャンスが少ない準伝説ポケモンとしては嬉しいところ。
ノーマル型にとってもすてみタックルを使わずに済むようになったことはプラス要素で、高めの耐久がより活かしやすくなった。

種族値ALL95という平坦さは良く言えば隙がない、悪く言えば器用貧乏の気がある。
一致技こそ高威力になったがサブウエポンは火力が出にくく、S95も激戦区に一歩及ばず調整がやや難しいライン。
またタイプ変更型の場合一致技が物理のマルチアタックしかなく、特殊のサブ技を無理に採用せざるを得ないケースも少なくない。
幸い両耐久が高いことはどんな場面でも活きてくるので、補助技も積極的に採用しつつ対応力を高めて使いたい。

剣盾での新規習得技で有用そうなものはきしかいせい・サイコファング・てっていこうせんあたりか。
今作でもくさのちかい以外の誓い技は教えてもらえない。
ニトロチャージ・おいかぜは過去作限定となりS上昇手段は減ってしまっている。

ダイマックスとの相性はまずまず。
高めの耐久力を存分に活かせ、だいばくはつをベースに威力150のダイアタックを連発でき、S逆転で強引に相手を突破できるチャンスがある。
マルチアタックは仕様が特殊で、表示上はすべてダイアタックになるが、実際に撃つとメモリに合わせたタイプに変化する。
留意したい点として、マルチアタックベースのダイマックス技はすべて威力が95になるため通常時より威力が下がる。
ダイナックル・ダイアシッドが威力140で出ないようにするための措置と思われる。

細かいところではあるが各種メモリを持たせた場合、トリック・すりかえが効かないという特徴がある。
こうこうのしっぽ・まんぷくおこうトリックに耐性を持つためそれを使ってきそうな相手には強く出られるダイマックスエースとなれる。

なお、進化前のタイプ:ヌルは「しんかのきせき」により独立した運用ができるため、個別ページにて考察する。



特性考察 [編集]

ARシステム
専用特性。自身の見た目とタイプが持たせたメモリアイテムに対応して変化する。
メモリアイテムそのものには一切の効果がないため、実質的には「タイプ耐性を自由に選べるが道具が持てなくなる」といった特性。
今作ではマルチアタックの威力上昇で一致火力も実用的になり、ほぼノーマル一択だった前作と違ってメモリ型も積極的に検討できるようになった。
狙い目は高威力物理技に乏しいゴースト、あく、フェアリー、エスパー、でんき、こおりか。
対応アイテム以外はマルチタイプとほぼ同じ仕様。
・特性を無効化・複製・交換されない。
・メモリを持つ限りはアイテムを奪取・交換されず、はたきおとすの威力も上昇しない。ただし、ポルターガイストは受ける。
・マジックルームが展開されてもシルヴァディのタイプは変わらない(マルチアタックはノーマルになる)。
・メモリの有無にかかわらず、みずびたし及びまほうのこなの効果を受けない。ハロウィン、もりののろいによるタイプ追加は受ける。
・選出画面のアイコンは全タイプ共通。
ただしへんしんされた場合、マルチタイプと違い変身したポケモンがメモリを持っていると変身直後に対応したタイプに変化する(姿は変身した時のまま)。
前作でのメモリ型の詳細はノートに記載。

技考察 [編集]

物理技タイプ威力
<メモリ>
命中効果解説
だいばくはつ250(375)100自分瀕死タイプ一致技。今作から思い出し技になった。
概要通り、シルヴァディの個性。しめりけで不発に終わる。
マルチアタック120(180)100デメリット無し、タイプ一致の高火力技。
持たせたメモリに応じてタイプが変わる。威力が上がって主力技に。
すてみタックル120(180)100反動1/3一致技としてはマルチアタックの劣化なので、
メモリ物理型の等倍範囲を補完する高威力サブウエポンとして。
水・電・地・霊・悪のいずれかと併せると全18タイプに等倍で通る。
ギガインパクト150(225)901ターン行動不能ダイアタックのベースとしてはだいばくはつがあるため採用理由に乏しいか。
かみくだく80
<120>
100防御↓20%対ゴースト。鋼にも等倍。
アイアンヘッド80
<120>
100怯み30%対岩やミミッキュ。S振りなら怯みも狙える。
いわなだれ75
<112>
90怯み30%飛行への打点として。格闘や地面との補完に優れる。
シャドークロー70
<105>
100急所率+1対ゴースト。かみくだくと違いミミッキュに抜群。鋼にも等倍。
サイコファング85
<127>
100壁破壊対格闘。壁構築に強くなる。
きしかいせい20~200
<30~300>
100-対岩・鋼。みがわりと併せて。
とんぼがえり70
<105>
100自分交代撤退技。相手のきあいのタスキを潰せる。
ほのおのキバ65
<97>
95怯み10%
火傷10%
つるぎのまいを積むなら。基本的にかえんほうしゃ優先。
こおりのキバ65
<97>
95怯み10%
凍り10%
つるぎのまいを積むなら。基本的にれいとうビーム優先。
かみなりのキバ65
<97>
95怯み10%
麻痺10%
つるぎのまいを積むなら。基本的に10まんボルト優先。
特殊技タイプ威力
<メモリ>
命中効果解説
ハイパーボイス90(135)100-タイプ一致技。身代わり貫通。ダブルでは範囲攻撃。
トライアタック80(120)100麻痺・火傷・凍り20%タイプ一致技。火力不足。
りんしょう60/120
(90/180)
100身代わり貫通タイプ一致技。ダブルバトル用。
はかいこうせん150(225)901ターン行動不能特殊ダイアタックのベースに。サブウエポンとしては使いにくい。
りゅうせいぐん130
<195>
90特攻↓↓トライアタックより高威力。連発には向かない。
今作だと不一致で撃てるのはシルヴァディのみ。
ラスターカノン80
<120>
100特防↓10%対岩。氷・フェアリーにも抜群。
てっていこうせん140
<210>
95最大HP1/2消費HPを消費する大技。対岩や、メモリ型での役割破壊、退場用に。
だいばくはつ半減の岩に抜群、ゴーストに等倍。
不一致で扱えるのは禁止伝説を除けばシルヴァディのみ。
ねっぷう95
<142>
90火傷10%対鋼。かえんほうしゃより少し威力が高い。ダブルでは範囲攻撃。
かえんほうしゃ90
<135>
100火傷10%対鋼。ノーマル・ドラゴン技との相性補完に優れる。
れいとうビーム90
<135>
100凍り10%飛行・ドラゴン等に抜群。電気技との相性補完に優れる。
こごえるかぜ55
<82>
95素早↓100%S操作に。ダブルでは範囲攻撃。
10まんボルト90
<135>
100麻痺10%水・飛行に抜群。鋼にも等倍。
なみのり90
<135>
100-対岩。鋼にも等倍。ノーマル技との等倍補完に優れる。
エアスラッシュ75
<112>
95怯み30%ダイジェットベース用や怯み狙い。
シャドーボール80
<120>
100特防↓20%対ゴースト。鋼にも等倍。
くさのちかい80
<120>
100-湿原、焼け野原に。メモリによっては、ダイマックス化で地震対策にも。
バークアウト55
<82>
95特攻↓100%身代わり貫通。ダブルでは範囲攻撃。
変化技タイプ命中解説
すてゼリフ100撤退技。攻撃↓特攻↓で味方の起点を作れる。
つるぎのまい-攻撃を強化。火力補強に。
ふるいたてる-両刀用。
でんじは90妨害技。すてゼリフとあわせて。
すなあらし-天候始動に。すてゼリフやだいばくはつの退場技とあわせて。以下同様。
あられ-オーロラベール・ふぶきは覚えない。
あまごい-かみなり・ぼうふうは覚えない。
にほんばれ-ソーラービームは覚えない。
こらえるきしかいせい等との併用やダイマックス枯らしに。

ダイマックス技考察 [編集]

専用技のマルチアタックをダイマックス状態で使うと、メモリと同じタイプのダイマックス技になる。
メモリを持たせていない場合はノーマルタイプのダイアタックになる。
また、持たせているメモリの色や有無にかかわらず威力は一律95(142)になる。
発売当初はプレートと同じタイプのダイアタックになっていたが修正された模様。Versionに注意。

ダイマックス技元にする技威力効果解説
????マルチアタック95(142)???持たせるメモリによって任意の一致技にすることができるが、
ダイナックル・ダイアシッドを含め全タイプで威力が95になる。
追加効果は各ダイマックス技と同じになる。
メモリを持たせない場合はノーマルタイプのダイアタックになる。
ダイアースとダイフェアリーはこの技限定。
ダイアタックだいばくはつ150(225)相手:S↓メモリなし時の一致技。大爆発ベースならなかなかの威力。
等倍範囲が広いが、抜群を狙うことはできない。
ハイパーボイス130(195)
マルチアタック95(142)
ダイバーンねっぷう130天候:晴れ抜群を狙いやすい。晴れで水技半減。
かえんほうしゃ
ほのおのキバ120
ダイストリームなみのり130天候:雨等倍範囲が広い。雨で炎技半減。
ダイサンダー10まんボルト130場:EF対水飛行。等倍範囲が広い。催眠の阻止にも。
かみなりのキバ120
ダイソウゲンくさのちかい130場:GF対水地面。地震威力半減は地面が弱点のタイプならなかなか有用。
タイプ:ヌルは使うことができない。
ダイアイスれいとうビーム130天候:霰抜群を狙いやすい。スリップダメージに注意。
こおりのキバ120
こごえるかぜ110
ダイナックルきしかいせい100味方:A↑抜群を狙いやすい。攻撃アップにも。
ダイアシッドどくどくのキバ75味方:C↑物理技のみ。特攻を上げられるが使いづらい。
ダイジェットエアスラッシュ130味方:S↑激戦区から一歩抜きんでたい場合に。
つばめがえし110
ダイサイコサイコファング130場:PFフィールド展開で先制技を封じられる。
ダイワームシザークロス130相手:C↓先制で疑似特殊耐久強化。
とんぼがえり120
ダイロックいわなだれ130天候:砂嵐抜群を狙いやすい。グラウンド・ロック・スチールなら砂嵐無効。
ダイホロウシャドーボール130相手:B↓対霊。物理耐久崩し。
シャドークロー120
ダイドラグーンりゅうせいぐん140相手:A↓等倍範囲が広い。先制で疑似物理耐久強化。
ドラゴンクロー130
ダイアークかみくだく130相手:D↓対霊。特殊耐久崩し。
バークアウト110
ダイスチルてっていこうせん140味方:B↑防御上昇が優秀。
アイアンヘッド130
ラスターカノン
ダイウォール変化技-まもるダイマックス技を含むすべての技を防ぐ。
フェイントを受けるものの守りを解除されない。

メモリ考察 [編集]

各タイプごとのおおまかな特徴について記載する。
メモリ以外を持てないのは共通で、場に出た瞬間に強化アイテムや回復アイテムがないことはバレてしまう。
選出画面ではタイプを判別できない仕様を活かして、情報アドバンテージをうまく利用し戦いたい。

今作ではマルチアタックの威力上昇で物理のメインウエポンに困らなくなった。
A特化シルヴァディの持ち物なし一致マルチアタックの火力指数は28980であり、
同条件攻撃種族値125族の一致威力100技(29100)にほぼ相当する。
陽気ドリュウズのじしん(28050)<特化マルチアタック(28980)<意地っ張りドリュウズのじしん(30750)といった具合。

+  メモリ別考察(比較的運用しやすいと思われるタイプは赤字で表記)

型考察 [編集]

剣舞だいばくはつ型 [編集]

性格:ようき(推奨)/いじっぱり
努力値:AS252 残りD or AS調整 耐久調整
持ち物:いのちのたま
確定技:マルチアタック(ノーマル)/だいばくはつ/つるぎのまい
優先技:すてゼリフorとんぼがえり
選択技:かみくだく/こおりのキバorれいとうビーム/ほのおのキバorかえんほうしゃ/かみなりのキバor10まんボルト

最大の個性である一致だいばくはつを切り札に攻める型。
居座れる相手に居座りつつ剣舞を積んで強化されたマルチアタックで倒し、消耗したら後続を爆発で処理して強引な1:2交換を狙う。

Aランク+2の陽気A振り珠マルチアタックは火力指数68796となり数値受けを許さない高火力。
一度積んでしまえばB特化ドヒドイデやカバルドンくらいはオボン込みの確定2圏内になる。
同条件だいばくはつともなると火力指数は実に143325にも及び、H振りバンギラスが半減でありながらピッタリ確定1。

もちろんより火力を求めるならいじっぱり(剣舞マルチアタック75348・剣舞だいばくはつ156975)にするのも手だが、
無振りドリュウズが1積みマルチアタックで低乱数1から中乱数1になる程度の差があるだけで、ややオーバーキル気味ではある。

環境にゴーストが多いことは懸念事項であり、爆発のタイミングを間違えないよう気を付けなければいけない。
高い圧力によって呼ぶゴースト・岩・鋼を後続でうまく処理できるよう、すてゼリフかとんぼがえりのどちらかは持っておきたい。

サポート型 [編集]

性格:ようき
努力値:S252 残りHAで調整
持ち物:オボンのみ/ラムのみ/ヨプのみ/レッドカード/天候岩
確定技:すてゼリフ(推奨)orとんぼがえり/でんじはorこわいかお
優先技:だいばくはつ
選択技:マルチアタック(ノーマル)/かみくだく/天候操作技

だいばくはつが強力な関係上対面でゴースト・岩・鋼や高耐久を呼びやすく、相手の交代を誘いやすい点を利用して、交代際にでんじはで麻痺を撒いて次のターンにすてゼリフで逃げることで積みの起点を作る型。
麻痺撒きが済んでもだいばくはつで1体持っていけるなど仕事には困らない。

フェアリーメモリ型 [編集]

性格:いじっぱり
努力値:H252 B調整 残りA
持ち物:フェアリーメモリ
確定技:マルチアタック(フェアリー)
選択攻撃技:アイアンヘッド/かみくだく/サイコファング/とんぼがえり/ほのおのキバ/だいばくはつ
選択補助技:つるぎのまい/すてゼリフ/でんじは

フェアリーとしては物理耐久が高めなことを活かし、ドラゴン受けとして運用する。
とはいえH振りだけでは陽気ガブリアスのじしん2発で乱数圏内になってしまうのでB調整必須。
いじっぱりH252-A204-B52振りで陽気ガブリアスのじしん確定3、返しのマルチアタックで無振りガブリアスがピッタリ確定1。
B124まで振ればアイアンヘッドも2回耐えるのでつるぎのまい→マルチアタックで倒すのも手。

ドラゴンの一貫があると見せかけて誘い込むのが本懐だが、性能的にはマリルリが比較対象として近いか。
無理のない範囲であちらにない技を1つは仕込んでおきたい。

グラウンドメモリ型 [編集]

性格:いじっぱりorゆうかん
努力値:ADベースで調整
持ち物:グラウンドメモリ
確定技:マルチアタック(じめん)
優先技:いわなだれ/こおりのキバorれいとうビーム
選択攻撃技:こおりのキバ/アイアンヘッド/かみくだく/サイコファング/とんぼがえり/ほのおのキバ/だいばくはつ
選択補助技:つるぎのまい/すてゼリフ/でんじは

単じめんで一番高い特殊耐久を活かした電気受け。
今作では一致技の威力が改善され、じめん技が通りさえすればかなり安定して役割遂行できる。

サンダーを受けるのに緻密な調整が必要。
かなりDに回さないとぼうふうを2耐えできないが、A補正がないと無振りサンダーをいわなだれで確2にできない。
いじっぱりH68-A196-D244(計508)振りで臆病サンダーのC振りぼうふうが最高乱数切りの2耐え、耐久無振りサンダーにいわなだれがピッタリ確定2。
はねやすめ中にマルチアタックが当たれば確定1。
合計耐久指数的に無駄が多い振り方にはなるが、現環境において対サンダーは電気受けの役割対象として避けて通れない。
これぐらい振っておくと臆病ライコウのねっとうが確定3、カプ・コケコのくさむすびも低乱数2(5.1%)になる。

こおりのキバは剣舞前提。
耐久無振りボーマンダ・ランドロスは無補正無振りれいとうビームでそれぞれ中乱数1、剣舞こおりのキバなら威嚇込みでも確定1。

ダークメモリ型 [編集]

性格:いじっぱり/ようき
努力値:AS252 残りH or AS調整 耐久調整
持ち物:ダークメモリ
確定技:マルチアタック(あく)
選択攻撃技:アイアンヘッド/サイコファング/とんぼがえり/こおりのキバorれいとうビーム/ほのおのキバorかえんほうしゃ/かみなりのキバor10まんボルト/だいばくはつ
選択補助技:つるぎのまい/すてゼリフ/でんじは

第八世代で実用的になったマルチアタックのタイプチェンジを活かした型。
高威力の悪タイプアタッカーとしての側面も。無補正攻撃特化で火力指数26460。
これは同条件のくろいメガネ持ちオーロンゲのDDラリアットに相当する火力。

PT選別時にゴーストタイプを誘い出し、マルチアタックで狩るなり、つるぎのまいを積む。
交代によって岩・鋼・ゴーストが出されづらいので、必殺のだいばくはつも使いやすくなる。
アイアンヘッドやサイコファングを用意しておけば、相手が繰り出しなおした妖や格闘にも対抗可能。

鎧の孤島以降はいちげきのかたウーラオスが大きなライバル。
あちらは確定急所によって実質マルチアタックと同威力かつ壁やランク上昇を無視できるあんこくきょうだを使用でき、
こちらよりもはるかに高いA種族値、特性でまもる系の技を貫通、持ち物で火力補強も可能と攻撃面ではまるで敵わない。
サブウェポンに関してもアイアンヘッドやとんぼがえりはウーラオスも覚えるうえ、あちらは一致格闘技によりポリゴン2などへの打点がある。

大爆発やすてゼリフ、特殊技などのウーラオスには扱えない技、ノーマルのイメージを逆手に取った選出誘導、
妖・飛耐性、高い特殊耐久など、幸いにも差別化要素は少なくない。
単純なアタッカーとしては使い勝手が劣るため、それらを活かせる採用理由を見出したいところ。

エレクトロメモリ型 [編集]

性格:ひかえめ/おくびょう
努力値:CS252ベースで調整
持ち物:エレクトロメモリ
確定技:10まんボルト
優先技:かえんほうしゃ/れいとうビーム
攻撃技:くさのちかい/ラスターカノン/シャドーボール/てっていこうせん
変化技:すてゼリフ/でんじは

高種族値のでんきタイプの少ない第八世代初期に流行していた型。電気タイプは弱点が1つしかないので運用しやすい。
一方で特殊アタッカーとしては持ち物なしC95は致命的。他の電気タイプにはない広い範囲を活かして戦っていきたいところ。

基本的に4倍弱点を突かないと相手を一撃で倒すのは難しいため、残りの技は弱点を突きやすいサブウェポンで埋めていく。


相性考察 [編集]

ウーラオス(一撃の型)
ノーマルタイプでの大爆発を主軸に運用する場合、受けに出てくる岩鋼霊すべてに対して強烈な圧力をかけられる。
ただし闘弱点が一貫するので補完として飛行タイプを差しておきたい。
やや使い勝手が異なるが、捨て台詞でお互いの起点を作れるゴロンダを採用するのも手。


対シルヴァディ [編集]

注意すべき点
つるぎのまいからのだいばくはつは、数値受けを許さない超火力。
すてゼリフやでんじはでの起点作りやサポートにも長ける。
メモリ持ちの場合タイプが異なるが、見せ合いの時点では判別不可能。
「アイスメモリ」など淡い色のタイプ変化はノーマルタイプと見間違えやすいので気を付けたい。
なお、対戦が始まってからは上画面にタイプ情報が表示されるので、見逃さなければタイプを間違えることはない。
対策方法
だいばくはつ半減以下の岩・鋼・ゴーストや、弱点を突ける格闘が有利。
すてゼリフ等で撤退されないよう、素早さで勝るポケモンが望ましい。
先制技を持たないので、タスキで耐える事も有効。
メモリ持ちはその他のアイテムを持てないので、比較的楽に対処可能。ただし、タイプが判明するまではでんきやドラゴン技等の無効化の可能性がある技でこだわるのは控えた方がいいだろう。

外部リンク [編集]