バンバドロ - ポケモン対戦考察まとめWiki|第八世代(ソード・シールド)

バンバドロ [編集]

No.750 タイプ:じめん
通常特性:マイペース(混乱状態にならない、特性いかくを受けない)
     じきゅうりょく(ダメージを受けたときにぼうぎょが1段階アップする)
隠れ特性:せいしんりょく(ひるまない・いかくも効かない)
体重  :920.0kg(けたぐり・くさむすびの威力120)
物理耐久地面HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
バンバドロ100125100558535500マイペース/じきゅうりょく/せいしんりょく
カバルドン108112118687247525すなおこし/すなのちから
サダイジャ72107125657071510すなはき/だっぴ/すながくれ
高体重ヘビーボンバーHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
バンバドロ100125100558535500マイペース/じきゅうりょく/せいしんりょく
ダイオウドウ12213069806930500ちからずく/ヘヴィメタル
ヘヴィメタル込みで1300.0kg
テッカグヤ9710110310710161570ビーストブースト
アクジキング22310153975343570ビーストブースト

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)みず/くさ/こおり
いまひとつ(1/2)どく/いわ
いまひとつ(1/4)---
こうかなしでんき

第七世代出身のじめんタイプ。鈍足ながら重火力アタッカーとして理想的な配分が特徴。
専用特性じきゅうりょくを合わせ、物理アタッカーとの殴り合いに心強いスペックを持つ。
耐性も弱点が比較的特殊に寄り、役割と合致しており、相性不利な相手でも連続技主体なら起点に出来る等、個性的な性能。

ただし高速再生技を持たず、搦め手もあまり習得しない為、起点作成・物理受けとしてはカバルドンなどに劣り気味。
アタッカーとしてもガブリアスランドロスのような強豪が立ち塞がり、独自の特徴の割に積極的な採用が難しい。
鈍足を逆用したトリルエース、特性や習得技を活用しやすいダブルでの採用など、明確な役割を与えて差別化させたい。

第八世代においてはすなじごく、じわれ、うちおとすといった技を習得。前述の通り純粋な耐久型としての運用は難しいが、後続のサポートが可能に。
また、じきゅうりょくと非常に相性の良い新技・ボディプレスも獲得し、本人の性能自体は明確に強化されつつある。
マイペースせいしんりょくいかく無効が追加され、一応採用圏内に入るようになったか。

新要素、ダイマックスとの相性はなかなか。ダイアース、ダイスチルで耐久を補強出来る他、HPの倍増でじきゅうりょくの発動機会を増やせる。
技範囲自体はそこまで広くないものの抜群範囲が広いタイプが多く、単タイプ故の突破力の中途半端さもカバー出来る。



特性考察 [編集]

マイペース
混乱の自傷率低下以来、混乱自体が採用数を減らしており恩恵を感じるタイミングは少ない。
能動的に混乱する技も覚えず、いかく無効もせいしんりょくの方が恩恵を受けやすい。
ダブルでいばる持ちと組んでコンボにするなら。ダブルならいかく無効も発動しやすい。
じきゅうりょく
専用特性。物理・特殊問わず攻撃を受けると防御が上昇。物理アタッカーに強くなる。
新技・ボディプレスとの相性も抜群で、強力なライバルとの差別化もあり基本はこの特性が最有力。
連続技には1回ごとに効果が発動。スキルリンク+ロックブラストで防御が一気に5段階上昇する。
せいしんりょく
隠れ特性。怯まなくなり、マイペース同様にいかく無効。いばるとのコンボを採用しないなら。
ただし、じきゅうりょくでもねこだましで怯むことは防げないものの牽制は可能。
ダブルにおいて、いかく対策を優先するのであれば、基本的にはこちらが採用される。

技考察 [編集]

攻撃技タイプ威力命中効果解説
じしん100(150)100-タイプ一致技。性能安定。
10まんばりき95(142)95-タイプ一致技。ダブルでの単体攻撃に。
じしんと異なり接触技。グラスフィールドの影響を受けない。
じだんだ75/150
(112/225)
100-タイプ一致技。じわれの保険に。
ヘビーボンバー40~120100-フェアリーに抜群。体重が非常に重い[1]ので相性がよい。
「ちいさくなる」相手に必中・威力2倍。
ただしダイマックス状態の相手には無効化されるので注意
アイアンヘッド80100怯み30%↑と比べ威力は物足りないがダイマックスにも通る。
ダイスチルの威力は同じ。
いわなだれ7590怯み30%対虫・飛行。トリルなら怯みも狙える。ストーンエッジは覚えない。
がんせきふうじ6095素早↓100%追加効果が優秀。後続にも活きる。
インファイト120100防御・特防↓高威力・広範囲のサブウェポン。耐久低下が痛い。
ばかぢから120100攻撃・防御↓耐久重視なら。特防は維持できるが攻撃が下がる。
けたぐり20~120100-上記二つに比べて威力不安定。
耐久は下がらないのは優秀だがダイマックスに無効は注意。
ボディプレス80100-Aの代わりにBの値でダメージ計算。じきゅうりょくと相性良。
がむしゃら-100-削り技。こらえると併せて。遅いので使いづらい。
カウンター-100優先度-5高い物理耐久を活かして倍返し。
じわれ-30一撃必殺耐久型なら優先度は高い。起点化阻止にも有用。がんじょうには無効。
変化技タイプ命中解説
まもる-たべのこしとあわせて。
ダイマックス技のダメージを抑えつつじきゅうりょくを発動させることもできる。
みがわり-補助技対策や、たべのこしとのコンボに。
ほえる-流し技。積み技対策。起点化回避に。
てっぺき-防御を強化。特性発動前に積むなら。
ねむる-唯一の回復技。カゴのみやねごととあわせて。
ステルスロック-ほえると合わせて。
こらえる-混乱実やがむしゃらと合わせて。ダイマックス枯らしにも。

ダイマックス技考察 [編集]

ダイマックス技元にする技威力効果解説
ダイアースじしん130(195)味方:D↑一致技。特性とこの技で双璧を強化。
10まんばりき
じだんだ
じわれ
ダイロックいわなだれ130天候:砂嵐優秀なサブウェポン。砂でダメージ稼ぎできる。
がんせきふうじ110
ダイナックルけたぐり100味方:A↑範囲は地面技と被りがち。物理受け同士の撃ちあいに。
インファイト95
ばかぢから
ボディプレス90
ダイスチルアイアンヘッド130味方:B↑対妖氷。追加効果はじきゅうりょくと被りがち。
じきゅうりょく込みで防御を2段階上げて物理アタッカーを強引に受けることができる。
ヘビーボンバー
ダイアークしっぺがえし100相手:D↓対霊超。一致技と岩技で十分な場合も多い。
ダイアタックメガトンキック140相手:S↓S低下の恩恵を受けることは少ない。
トリックルームと相性が悪い。
ダイウォール変化技-まもる状態ダイマックス技を含むすべての技を防ぐ。
連続使用で失敗しやすくなる。

型考察 [編集]

ステロ撒き型 [編集]

特性:じきゅうりょく
性格:わんぱくorしんちょうorいじっぱり
努力値:HD252ベースで調整余りA
持ち物:混乱実/たべのこし/オボンのみ/ラムのみ/カゴのみ
確定技:じしん/ステルスロック/ほえる
選択技:ヘビーボンバー/けたぐりorボディプレス/がんせきふうじorいわなだれ/カウンター/ねむる/じわれ

じきゅうりょくによる物理流し性能を活かしたステロ撒き型。
努力値はHD振りが基本。特防に厚くすることで特殊技で対応しようとする相手もステロの起点にしていくことができる。
各種回復実があればさらに確定数をずらせるほか、特殊アタッカーの攻撃を耐えて反撃で倒して回復し、HPの余裕とB上昇の恩恵を得たまま後続の物理アタッカーと対面することも可能。

仮想敵に合わせて性格とD努力値は要調整。

高めのA種族値により、無振りでもある程度の火力は出るため、そこそこ撃ち合い性能もある。
フェアリーに打点を持たせるならA調整や性格いじっぱりも選択肢。
仮想敵によっては耐久面に性格補正をかけずとも十分な指数が得られるため、最低限の火力を持たせるならAに補正をかけるほうが効率が良い。

カバルドンとはじきゅうりょくによる物理相手への居座り性能と特殊耐久の差、攻撃面の性能で差別化可能。
しかし当然、あくびによる強烈な流し性能や高速回復技の有無などにおいては彼に劣る。

じきゅうりょくアタッカー型 [編集]

特性:じきゅうりょく
性格:いじっぱり
努力値:A252 残りH振りをベースに耐久調整
持ち物:ゴツゴツメット/オボンのみ/カゴのみ/たべのこし/とつげきチョッキ/じゃくてんほけん
確定技:じしん
優先技:ヘビーボンバー/ボディプレス
選択技:いわなだれorがんせきふうじ/からげんき/カウンター/ねむる/ほえる

ねこだましやストーンエッジ読みで受け出していき、じきゅうりょくで防御を上げながら物理型に圧力をかけていく。
とつげきチョッキを持たせたり特殊寄りに調整すれば、特殊型相手でも不一致弱点程度なら撃ち負けない。

攻撃を上げる積み技は覚えない。素早さはがんせきふうじである程度補えるが、1回では抜けない相手も多い。
相手を撃破するのに時間がかかり、上から叩かれやすいので被弾回数も増える。不意の急所等には注意したい。
かくとうわざは特性と相性がいいボディプレス推奨。インファイトやばかぢからは特性と相性が悪く、けたぐりはダイマックスポケモンに無効化される。

じきゅうりょく要塞型 [編集]

特性:じきゅうりょく
性格:わんぱく
努力値:H252 B252
持ち物:アッキのみ/カゴのみ など
確定技:ねむる
攻撃技:じしん/ボディプレス/いわなだれorがんせきふうじ/しっぺがえし/ヘビーボンバー/じわれ
補助技:ねごと/てっぺき/ほえる

物理相手に繰り出し、じきゅうりょくと眠るで居座り要塞化する型。
大きく分けてねむねご(アッキのみ)のパターンと、
鉄壁ボディプレス(カゴのみ)のパターンがある。

ボディプレスをメインに据える場合は特性で十分に防御上昇できるものの、遂行速度を上げる鉄壁がないと相手に積みの起点にされてしまう場合がある。
できる限り採用しておきたい。採用しないのであれば必ず代わりにほえるを入れること。

他の技はボディプレス無効の霊に通るしっぺがえし、格闘技との補完に優れる岩技、起点化回避と攻撃を兼ねるじわれなど。PTにあわせて選択したいところ。

言わずもがな特殊と急所には注意。

【ダブル】アタッカー型 [編集]

特性:じきゅうりょく(推奨)/せいしんりょく/マイペース
性格:いじっぱり/ゆうかん
努力値:HA252 or 耐久調整
持ち物:こだわりハチマキ/いのちのたま/オボンのみ/混乱実/とつげきチョッキ/じゃくてんほけん/ラムのみ
確定技:10まんばりき
優先技:まもる
選択技:ヘビーボンバー/ボディプレスorインファイトorばかぢからorけたぐり/いわなだれ/からげんき/じしん/ほえる

ダブルのアタッカー。遅いのでトリパ用に最遅もあり。
強力な単体地面技、10まんばりきが特色。
グラスフィールドに阻害されず、味方を巻き込まない。じしんとの両立も考えられる。

特性はじきゅうりょく推奨。味方からふくろだたきのような連続攻撃技を受けることで強力な物理耐久を獲得できる。
みずしゅりけんなら同時にじゃくてんほけんも発動できるが、第八世代で使えるのはアギルダーのみ。
スキルリンク+連続技なら一気に5段階上昇するが、スキルリンク持ちのチラチーノパルシェンはどちらもAが高めなので注意。
じゃくてんほけんも発動させようと弱点技で攻撃すると、防御が上がるとはいえ無視できないダメージになる。

せいしんりょくはどうしても怯みたくない場合に。
じきゅうりょくで牽制出来るとは言え、ダブルはねこだまし・いわなだれが飛び交うので出番はある。
マイペースは最も優先度が低いが、いばるを味方から受ける前提なら。ただしミストフィールドで代用可能。
第八世代でマイペースはいかくを無効化できるようになったので、採用率も上がるか。


対バンバドロ [編集]

注意すべき点
特性の持久力は、物理/特殊、接触/非接触問わず攻撃によるダメージすべてに反応する。
半端な攻撃では防御を上げてしまうが、積んで突破を試みてもほえる、じわれで流されてしまう。
じわれを無効化するひこうタイプや特性ふゆう持ちであっても、うちおとすを覚えているとがんじょう持ちでもない限り流せない。
とつげきチョッキを盾に攻めるアタッカー、どくどくやゴツゴツメットで削る物理受け、特殊耐久に寄せた昆布役など、型も複数存在。
対策方法
種族値に無駄が無く高耐久だが、鈍足で回復手段も少ないため、弱点の特殊技か一撃必殺技で速攻。
重いのでくさむすびは特に有効。ただし接触技なのでとつげきチョッキはもちろんゴツゴツメットにも注意。
飛行タイプで対策する場合は、いわなだれやがんせきふうじに注意。ただし高威力のストーンエッジは覚えない。
ダブルではスキルリンク持ちの味方に攻撃させ、Bを5段階上昇させるコンボが有名。成立させてしまった場合は、毒々や宿り木などの削り手段があれば思いきって放置という手もある。火力積み技に乏しい弱点が意外と大きい。ただし、じわれの存在は一応留意しておくこと。
エアームドアーマーガアなら高耐久かつじしん・じわれ・どくどく無効、鋼半減、岩・格闘等倍の耐性により優位に立てるが、物理型の場合はカウンターに注意。

外部リンク [編集]


[1] 920kg=184kg以下の相手に威力120