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マッスグマ [編集]
No.264 タイプ:ノーマル 通常特性:ものひろい(毎ターン終了時に、そのターンに自分以外が消費した道具を拾って自分のものにする) くいしんぼう(本来、HPが最大HPの1/4以下の時に使用するきのみを、HPが最大HPの半分以下の時に使うようになる) 隠れ特性:はやあし(状態異常の時に素早さが1.5倍になる。まひ状態でも素早さが低下しない) 体重 :32.5kg(けたぐり・くさむすびの威力60)
原種/リージョン | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計種族値 | 特性 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
マッスグマ | 78 | 70 | 61 | 50 | 61 | 100 | 420 | ものひろい/くいしんぼう/はやあし |
Gマッスグマ | 78 | 70 | 61 | 50 | 61 | 100 | 420 | ものひろい/くいしんぼう/はやあし |
タチフサグマ | 93 | 90 | 101 | 60 | 81 | 95 | 520 | すてみ/こんじょう/まけんき |
はらだいこ ノーマル | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計種族値 | 特性 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
マッスグマ | 78 | 70 | 61 | 50 | 61 | 100 | 420 | ものひろい/くいしんぼう/はやあし |
ヨクバリス | 120 | 95 | 95 | 55 | 75 | 20 | 460 | ほおぶくろ/くいしんぼう |
カビゴン | 160 | 110 | 65 | 65 | 110 | 30 | 540 | めんえき/あついしぼう/くいしんぼう |
第三世代の序盤ノーマルポケモン。今作ではリージョンフォームが登場。
あちらはタチフサグマに進化するがこちらは据え置き。尤もあちらは先制技を覚えない。
マッスグマの個性は未解禁のドーブルやアルセウスを除けば唯一の一致しんそくの使い手である点であり、差別化は容易。
種族値自体は低水準ながら、はらだいこ+A特化しんそくの火力指数は64320。
これは特化はりきりパッチラゴンの先手でんげきくちばし(63877)を僅かに超える威力。
優先度の高い、かつ1積み、命中安定技で発動できる火力としては破格の破壊力となる。
下準備は必須だが、編成のコンセプトを担えるだけの性能は持つといえる。
当然ながらきあいのタスキ、ゴースト相手は出来ず、また第八世代で混乱きのみが弱体化。
はらだいこ+しんそくに依存した動きはますます安定しなくなり、それだけに特化すると何も出来なくなりかねない。
だがおんがえしの廃止、ほえる、どくどく、いかりのまえば等、重要な技を多数剥奪されている。
新規習得した技はのしかかりとスイープビンタ程度で、いずれもしんそくの機能しない相手への有効打にはなりがたい。
Zクリスタル、メガストーンの廃止ですりかえが通りやすくなったのはプラス要素。
一方でダイマックスは先制技と両立出来ず、更にダイサイコで多くのポケモンが手軽にサイコフィールドを展開可能に。
ダイマックスされるとHPの倍増でしんそくを耐えきられる相手も増加し、仕様変更は全体的に向かい風傾向にある。
総じて今作では、プラス要素はあれどマイナス要素がそれを上回ってしまっているのが実情。
先制技に依存しない新路線を開拓したいが、そうなると層の厚いノーマル単タイプという点が気に掛かる。
一致からげんき+はやあしは今作ではマッスグマにしか出来ないものの、
今度はしんそくとはやあしの相性が悪く、一致技の範囲が広がるリージョンフォームがライバルになってしまう。
特性考察 [編集]
- ものひろい
- 自身が消費した道具は拾えないので、シングルで使う事は難しい。
ダブルでは相方とのコンボを狙えるが、用途が狭いうえに安定しない。
- くいしんぼう
- フィラのみ系の発動条件が緩和される。はらだいこと相性が良い。
とはいえ確1にされる大技には無力。トリック、むしくい、はたきおとす等道具を奪う技にも注意。
- はやあし
- 隠れ特性。S252振りだけで種族値換算156相当という、圧倒的な素早さを得られる。
からげんきとの相性は良いが、はらだいこ+しんそく程の抜き性能は無い。
間接的に相手の状態異常を防げるのもメリットだが、能動的に発動するにはどくどくだまかかえんだまが必要になる。
技考察 [編集]
物理技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|
しんそく | 無 | 80(120) | 100 | 優先度+2 | タイプ一致技。高威力の先制技。はらだいことあわせて。 |
すてみタックル | 無 | 120(180) | 100 | 反動1/3 | タイプ一致技。反動が痛い。 |
スイープビンタ | 無 | 25(37)*2~5 | 85 | - | タイプ一致技。みがわりタスキ貫通だが威力命中不安。はらだいことあわせて。 |
ずつき | 無 | 70(105) | 100 | 怯み30% | タイプ一致技。怯み狙い。 |
からげんき | 無 | 70/140 (105/210) | 100 | - | タイプ一致技。状態異常で威力倍増。 どくどくだまやかえんだま、はやあしとあわせて。 |
じたばた | 無 | 20~200 (30~300) | 100 | - | タイプ一致技。最大威力は一番。はらだいこやみがわり、タスキとあわせて。 |
シャドークロー | 霊 | 70 | 100 | 急所ランク+1 | 対ゴースト。じごくづきに威力は劣るが、ミミッキュの弱点を突ける。 |
じごくづき | 悪 | 80 | 100 | 音技封じ | 対ゴースト。シャドークローより高威力。追加効果の生きる場面は少ない。 |
なげつける | 悪 | - | 100 | 道具消費 | はやあし発動後のかえんだまの活用の他、ダブルでは王者の印で擬似ねこだましにも。 道具を消費するので一度きり。 |
じだんだ | 地 | 75/150 | 100 | - | 対岩・鋼。技失敗後に威力倍増。 |
タネばくだん | 草 | 80 | 100 | - | ブルンゲルやドサイドンに。 |
変化技 | タイプ | 命中 | 解説 | ||
はらだいこ | 無 | - | 攻撃超強化・HP消費。しんそくとあわせて。 | ||
ふるいたてる | 無 | - | 腹太鼓神速への逆風もあり、爆発力は劣るが積めばオプションを増やせる。 | ||
でんじは | 電 | 90 | 起点作りや相手の妨害に。はやあし型なら不要。 | ||
あまえる | 妖 | 100 | A↓↓ 起点作りや流しに。 | ||
みがわり | 無 | - | 補助技対策や、特性の発動に。 | ||
まもる | 無 | - | はやあしの発動に。 | ||
シンプルビーム | 無 | 100 | 相手の特性をたんじゅんにできる。特性の無効化に使ったり、味方に撃って能力変化を倍にしたり。 今作ではラティオスも習得する様になった為、シンプルビーム持ち最速の座を奪われた。 | ||
すりかえ | 悪 | 100 | こだわりアイテムやかえんだまとあわせて。トリックでもよい。 | ||
こらえる | 無 | - | ダイマックス枯らしや、はやあしでは道具と合わせてじたばたの火力増加にも。 |
ダイマックス技考察 [編集]
ダイマックス技 | 元にする技 | 威力 | 効果 | 解説 | |
---|---|---|---|---|---|
ダイアタック | ギガインパクト | 150(225) | 相手:S↓ | ||
すてみタックル | 140(210) | ||||
しんそく | 130(195) | ||||
じたばた | |||||
スイープビンタ | |||||
からげんき | 120(180) | ||||
ダイソウゲン | タネばくだん | 130 | 場:GF | 対いわ。PFを上書きできる。 | |
ダイアース | じだんだ | 130 | 味方:D↑ | 対いわ、はがね。 | |
あなをほる | |||||
ダイホロウ | シャドークロー | 120 | 相手:B↓ | 対ゴースト。 | |
ダイアーク | じごくづき | 130 | 相手:D↓ | 対ゴースト。 | |
なげつける | 100 | ||||
ダイスチル | アイアンテール | 130 | 味方:B↑ | 対いわ。 | |
ダイウォール | 変化技 | - | まもる | 相手のダイマックスターン枯らしに。 |
使用率・採用率の低い技 |
型考察 [編集]
はらだいこしんそく型 [編集]
特性:くいしんぼう
性格:いじっぱり
努力値:A252 HS調整
持ち物:混乱実/カムラのみ
確定技:はらだいこ/しんそく
選択技:すてみタックル/シャドークローorじごくづき/じだんだ/こらえる/じたばた
はらだいこ+タイプ一致しんそくで爆発的な火力をハイスピードで繰り出す型。
等倍で落とせない相手は大抵マッスグマより遅いため、他の一致技で十分落とせる。
はらだいこ後に混乱実を発動させるために2n調整は必須。
基本的に耐久は低いためなるべく耐久に割きたいが、多少S調整してしんそく半減以下のポケモンを抜けるようにするのはあり。例えば最速バンギラス抜きの36振りなど。
しんそくの効きにくいいわ・ゴースト・はがね対策は必須。
霊に対してはシャドークローorじごくづきで大体のポケモンに確1が取れるためそこまで脅威ではない。
岩・鋼に対してはじだんだがあるが、地面等倍以下の相手は一撃で倒せないことも多い。パーティー単位でのケアが必須。
持ち物にカムラのみを追加。
回復できないので安定性は落ちるが、準速でも最速ドラパルトを抜けるようになるので選択肢にはなる。
選択技にこらえるとじたばたを追加。パーティ単位で対ゴーストをケアする必要が出てくるが、岩・鋼に強くなる。
カムラと合わせれば先制技持ち以外の相手を一撃で粉砕出来るようになるので安易な受けを許さない。
A252振り性格補正なし、はらだいこ後の最大威力じたばた
→テッカグヤ・ヒードラン・カミツルギ・アーマーガア・ジバコイルあたりはH振りのみなら比較的余裕を持って確1、バンギラスやナットレイもH振りだけならぎりぎり確1(特性で相打ちになるが)
ドサイドンは無振りでも75%の高乱数。同条件でのじだんだは確定2発(ハードロックでない場合でもじたばたと同威力)
はやあしアタッカー型 [編集]
特性:はやあし
性格:いじっぱり(推奨)/ようき
努力値:AS252
持ち物:どくどくだま/かえんだま
確定技:からげんき/まもる
選択技:しんそく/シャドークローorじごくづき/じだんだ/なげつける
状態異常+はやあし・からげんきのコンボで攻めるアタッカー型。
準速でも151族まで抜けるため、性格はいじっぱり推奨。
最速なら準速スカーフ115族と同速になるが、火力は期待できない。
第七世代からは火傷のダメージが減ったため、持ち物はかえんだまも候補。
こちらにすると、なげつけるで相手をやけどにすることもできる。
ただしからげんき以外の攻撃技は使いにくくなる。
しんそくはあれば便利だが、ただでさえ速いこの型では使う場面が非常に限られる。
その他サブウェポンも2倍では等倍からげんき以下なので有用性は低い。
はやあしはらだいこ型 [編集]
特性:はやあし
性格:いじっぱり/ようき
努力値:AS252
持ち物:どくどくだま
確定技:はらだいこ/からげんき
選択技:シャドークローorじごくづき/じだんだ/しんそく
上記はやあしアタッカー型に加えはらだいこを積む型。
凄まじい火力と素早さを得られるがHP消費も激しく、
他のポケモンのサポート無しに積むのは不可能に近い。
対マッスグマ [編集]
- 注意すべき点
- タイプ一致しんそくに加え、強力な積み技はらだいこを持ち、
ノーマル等倍で並程度の耐久のポケモンは軒並み確1にされる。
くいしんぼう+フィラのみにより、はらだいこを積まれやすく、
しんそくは優先度+2のため、いたずらごころでも先制できない。
- 対策方法
- 積み技対策を持つポケモン
- 流し技やちょうはつ、てんねん等。積みの起点を作らせないことも大事。