レシラム - ポケモン対戦考察まとめWiki|第八世代(ソード・シールド)

レシラム [編集]

No.643 タイプ:ドラゴン/ほのお
特性:ターボブレイズ(特性に関係なく相手に技を出せる)
体重:330kg(けたぐり・くさむすびの威力120)
禁伝特殊竜HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
レシラム10012010015012090680ターボブレイズ
ホワイトキュレム1251209017010095700ターボブレイズ
ムゲンダイナ140859514595130690プレッシャー
ディアルガ10012012015010090680プレッシャー/テレパシー
パルキア90120100150120100680プレッシャー/テレパシー
炎/ドラゴンHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性備考
レシラム10012010015012090680ターボブレイズ相手の特性を無視
バクガメス6078135918536485シェルアーマー鈍足、高物理耐久・大爆発

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)じめん/いわ/ドラゴン
いまひとつ(1/2)でんき/むし/はがね
いまひとつ(1/4)ほのお/くさ
こうかなし---

第五世代の禁止級伝説で、ドラゴン×ほのお複合。メガシンカの廃止に伴い、同複合はバクガメスのみ。
ドラゴンのサブウェポンとして採用されやすいことからも分かるとおり、補完が良好で一致技だけでも攻撃範囲は広い。
禁止級が解禁される環境ではドラゴン、はがねが多く、ザシアンザマゼンタが登場したのもあって需要は高い。
耐性面もみず等倍のほのお、フェアリー等倍のドラゴンという点が魅力となる。

難点は禁止級環境でメジャーなカイオーガに不利をとりやすい点。
一応無補正252振りりゅうせいぐんでカイオーガが52.8~63%の確定2発だが連発はできない。
みず等倍とはいえ雨補正がかかると真正面から突破されてしまいやすく、強みの突破力を押しつけづらい。
ダイマックスでソーラービームをダイソウゲンにすれば抜群は取れるが基本は突っ張るべきではない。
第八世代でりゅうのまい、フレアドライブを習得したことで多少改善されたが、ダイマックスがないと物理型は使いにくい。

一方で前述したザシアン、ザマゼンタや、続投しているソルガレオ日食ネクロズマに対しては有利に立ち回れる。
グラードンレックウザからゲンシカイキ、メガシンカが剥奪され、一応突破可能になったのもプラス要素。
サブウェポンとしてウェザーボールとねっさのだいち、補助寄りの技にマジカルフレイムを新規習得している。
技・仕様の双方で強化方向にはあるが、おいかぜ、はねやすめといった補助技が剥奪されている点は忘れずに。

禁止級伝説が解禁されるルールにおいても、ランクで使用するにはバトルレギュレーションマークをつける必要がある。
過去作限定技は忘れることになる為、カジュアルマッチでも使う予定があるのであれば使用する個体には注意。
特にBW配布のしろいきりを習得した個体は実践向けではないが非常に貴重。可能な限り他のものを採用しておくといいだろう。



特性考察 [編集]

ターボブレイズ
かたやぶりと同様の効果で、相手の特性を無視して技を繰り出せる。
炎技をもらいびに無効化されないほか、がんじょうばけのかわを貫通できるなど便利な特性。

例外的にファントムガードメタルプロテクトプリズムアーマーかたやぶりおよび類似特性・キョダイカキュウなどの類似効果の技の影響を受けないという特徴があり、ターボブレイズやゼクロムのテラボルテージで無効化できない。
ソルガレオ、日食・月食ネクロズマは素早さやタイプ相性の関係上有利なのであまり関係ないが、ルナアーラは素早さで負け一撃で落とすこともできないため、相手にしない方が無難。

技考察 [編集]

一致特殊技タイプ威力命中効果解説
あおいほのお130(195)85火傷20%専用技。威力重視。
物理型でも採用候補。空振り保険とのコンボも。
クロスフレイム100(150)100クロスサンダーの
直後に使うと
威力2倍
命中安定の準専用技。あおいほのおと選択。
ねっぷう95(142)90火傷10%ダブルでは相手2体に命中。
マジカルフレイム75(112)100特攻↓100%中威力だが追加効果が優秀。特殊受けをするなら。
りゅうせいぐん130(195)90特攻↓↓高威力だが反動が痛い。
りゅうのはどう85(127)100--性能安定。少々威力不足感がある。命の珠やメガネと一緒に。
一致物理技タイプ威力命中効果解説
げきりん120(180)1002ターン後混乱物理技。基本的にダイマックスで使う。
フレアドライブ120(180)100反動1/3
火傷10%
物理技。高威力高命中だが反動が痛い。
ワイドブレイカー60(90)100攻撃↓100%物理技。相手2体攻撃。威力不足だが追加効果が優秀。サポート型なら。
ニトロチャージ50(75)100素早さ↑100%物理技。威力は低いので、きあいのタスキを潰しつつ積む感じ。
過去作限定
サブウェポンタイプ威力命中効果解説
ソーラービーム120100溜め技晴れパなら。ただし等倍晴れあおいほのお>抜群ソーラービーム。
晴れパ以外でもダイマックスさせて弱めたり。
カイオーガバンギラスに。
きあいだま12070特防↓10%バンギラスの弱点を突けるが命中難。
サイコキネシス90100特防↓10%ケルディオマーシャドーに。
だいちのちから90100特防↓10%対炎・岩。特に対ヒードランメレシーディアンシーに。
ねっさのだいち70100火傷30%追加効果が優秀。
バンギラスなら機能停止も狙えるこちらも一手。
シャドーボール80100特防↓20%ルナアーラ・月食ネクロズマピンポイント。
ストーンエッジ10080急所ランク+1蝶舞ウルガモスを意識するなら。
そらをとぶ9095溜め技ダイマックス枯らしやダイジェットとして。
かみなりやぼうふうに耐性があるが麻痺や混乱に注意。
採用率は低いが、たつまきやうちおとすも弱点である。
ダブルウイング40902回攻撃やや威力不足気味だがダイジェットの素材に。
ウェザーボール50/100(150)100天候で
タイプ変化
天候パに組み込む際の候補。
晴れでは通常クロスフレイム並みの性能に。
変化技タイプ命中備考
りゅうのまい-積めば物理型もこなせる。
にほんばれ-炎技の威力を上げると共にソーラービームを溜め無しで撃てるようになる。
おにび85物理アタッカーを機能停止させる。
みずのベールすいほうを貫通できるが、特性の効果で直後に回復されるため効果無し。
リフレクター-後続へのサポートに加え自身の苦手タイプの物理技への備えになる。
ひかりのかべ-後続へのサポート。

ダブルウイング覚えるからそらをとぶは不要では?
↑ダイマックス技回避できるしなにより特殊型でも入れられるメリットがある使用率7位の技だぞ
↑同じくダブルウイング覚えるカイリューやボーマンダでそらをとぶ入れてる例が全く無いのになぜこいつだけそらをとぶなのか疑問なんだが・・・
↑21%近く採用されている技を不要って言うのはさすがに暴論すぎる HOME見た限り倒した技にダブルウイングはあるんだからそっちの方がいいって思ったらそっちを使えばいいだけ
↑↑要は特殊型で使われがちなこいつには使い勝手よりもダイマ技をかわせる需要が優先されて空を飛ぶが使われる。
物理メインで使うならウイングでもいい。

ダイマックス技考察 [編集]

ダイマックス技元にする技威力効果解説
ダイバーンあおいほのお140(210)天候:晴一致技。晴れで炎技威力1.5倍&水技半減。ソーラービームの即時発動も。
クロスフレイム130(195)
ねっぷう
ダイドラグーンりゅうせいぐん140(210)相手:A↓一致技。等倍範囲が広い。疑似物理耐久上昇。
りゅうせいぐんの反動を踏み倒せる。
りゅうのはどう130(195)
ダイソウゲンソーラービーム140場:GFカイオーガバンギラスカプ・レヒレ
ソーラービームのラグを解消できるため天候の塗り替えに強い。
グラードンには晴れ炎技がそのまま通りやすい。ミストフィールドの除去や地震の弱体化にも。
ダイナックルきあいだま95味方:A↑バンギラス。威力は低めで追加効果はレシラムとはミスマッチ気味。
ダイアースだいちのちから130味方:D↑対炎岩鋼。晴れていない時の対ディアルガヒードラン。追加効果が優秀。
ダイサイコサイコキネシス130場:PF先制技封じやミストフィールドの上塗りに。
ダイホロウシャドーボール130相手:B↓ルナアーラバドレックス黒馬。追加効果はレシラムとはミスマッチ気味。
ダイロックストーンエッジ130天候:砂嵐ホウオウピンポイント。ダイバーンとは相性が悪い。
げんしのちから110
ダイジェットそらをとぶ130味方:S↑物理技のみ、加速用。最速でテッカニンまで抜け、準速でドラパルトと同速。
ダイウォール変化技-まもる相手のダイマックスターン切れを狙う。
+  採用率の低い技

型考察 [編集]

特殊アタッカー型 [編集]

特性:ターボブレイズ
性格:ひかえめ
努力値:H236 C252 S20
持ち物:いのちのたま/こだわりメガネ
確定技:あおいほのおorクロスフレイム/りゅうせいぐん
選択技:りゅうのはどう/きあいだま/だいちのちから/シャドーボール

種族値に沿った特殊アタッカー型。
素早さは4振り90族抜き抜き調整。HC252 B4などHCベースなら可。
炎技はカイオーガに、ドラゴン技はゼルネアスに止められてしまうのでこだわり系アイテムを採用する際は慎重に扱いたい。

スカーフアタッカー型 [編集]

特性:ターボブレイズ
性格:おくびょう
努力値:CS252 D4
持ち物:こだわりスカーフ
確定技:あおいほのおorクロスフレイム/りゅうせいぐん
選択技:りゅうのはどう/きあいだま/だいちのちから/シャドーボール

なお、おくびょうC252あおいほのおはH252グラードンに対してひでり込みで87.5%の高乱数1発。
チョッキを持たれていると耐えられるので持ち物の傾向はよく見よう。

最速スカーフなら炎技でザシアンを、ドラゴン技でムゲンダイナを、シャドーボールでバドレックス黒馬の相手ができる。
ただし耐久に振った相手には耐えられる可能性があるので注意。

物理アタッカー型 [編集]

特性:ターボブレイズ
性格:ようきorいじっぱり
努力値:AS252 H調整
持ち物:いのちのたま/じゃくてんほけん/ラムのみ
確定技:げきりんorドラゴンクロー/フレアドライブ/りゅうのまい
優先技:そらをとぶorダブルウイング
選択技:あおいほのお/りゅうせいぐん/ソーラービーム/だいちのちから/おにび/にほんばれ

環境上位で増加している物理アタッカー型。
やけど無効かつかたやぶり、竜と炎の広い攻撃範囲、抜きエースに適したりゅうのまいの習得が非常に嚙み合っている。
火力が欲しくなるためいじっぱりにしたいが最速ザシアンを意識するならようきでも可。
特殊アタッカーのイメージが強いレシラムだが、Aも120とそれなりに高め。
りゅうのまいを積めば物理アタッカーとして十分に活躍できる。
メタモンのことを考えるとザシアンなどのフェアリーと組むと相性が良いか。

竜+炎の範囲はとても広く、現在解禁されているポケモンではアシレーヌマリルリカプ・レヒレ(カプレヒレ)以外に等倍以上を取ることが出来る。
サブウェポンに乏しいのでげきりんとドラゴンクローの両立、特殊技の採用もあり。
撃ち逃げ向けのオーバーヒートも覚えるが、あおいほのおに対する優位点が命中率5しか無い為あおいほのおで十分。

そらをとぶを入れておくと素で耐えないような攻撃をダイマックスで無理やり耐えつつダイジェットで素早さだけは積める。

↑ようき推奨とあるが、ヌオーやホウオウへのダメージを考えると攻撃が上がる性格+球が安定だと思う
積めばジガルデ・ホウオウ・ダイナ・ヌオー・ナット・カグヤあたりで止まらないのが強みだから。
龍舞後にでてくる襷ウーラオスのカウンターまで考えると、空を飛ぶよりダブルウィングの方がいいのでは?これも陽気だと乱数になる。
また、メタモン対策でフェアリー(特にザシアン)と組ませることが重要とかも書いた方がよさそうです。

物理流しサポート型 [編集]

特性:ターボブレイズ
性格:おくびょうorずぶとい
努力値:S252 H調整 残りB or HBベースS調整
持ち物:ラムのみ/各種半減実(シュカ/ヨロギ/ハバン)
確定技:ワイドブレイカー
優先技:おにび
選択技:あおいほのおorクロスフレイム/マジカルフレイム/りゅうのはどう/リフレクター/みがわり/おいかぜ

一致ワイドブレイカーで物理アタッカーを削りながら弱体化していく型。
炎複合により竜無効のフェアリーを呼びにくい点と、特性によりクリアボディ等にも能力ダウンが通る点が持ち味。
そのため物理アタッカー対面ではワイドブレイカーを安定行動として選びやすい。
一方ではねやすめが過去作限定となったので、物理受けというより物理流しが仕事になる。
また仮想敵は物理アタッカーだが、弱点タイプにじしんやストーンエッジなど非接触技が多いため、ゴツゴツメットは使いにくい。


対レシラム [編集]

注意すべき点
特性に関係なく炎技が通るため、あついしぼうもらいびでは対策できず手痛いダメージを食らう。
一致技だけでも攻撃範囲は広いため、容易な後出しを許さない。
また物理か特殊か単体で判別しにくい強さを持つので特殊受けでも安定しにくい強さを持つ。
特性によりてんねんでの受けも通じないため物理型は一度舞われると止めるのが困難。
対策方法
Sが高いポケモンで対面から弱点を突くか、ディアルガ@とつげきチョッキなど耐久の高いポケモンで弱点を突くのが無難。
ムゲンダイナなら素早さで上回り、ダイマックスも牽制できる。
ダイソウゲンがあるため、マリルリを筆頭とした水・フェアリーは不安定。
対面からならゼルネアスのジオコントロールの起点にしてもよい。その場合1舞されても対処が間に合うように物理耐久に多めに振っておくこと。
そこそこスカーフもいるので、スカーフガブリアスランドロスで舞われる前に速攻を仕掛けるのもよい。
相手のレシラムが物理か特殊かはパーティの物理、特殊の偏重や壁構築から入ってきそうな時にある程度判別できることも多い。

外部リンク [編集]