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キュウコン(アローラのすがた) [編集]
No.038 タイプ:こおり/フェアリー 通常特性:ゆきがくれ(天気が「あられ」の時、回避率が1.25倍になる・あられのダメージを受けない) 隠れ特性:ゆきふらし(天気が「あられ」になる) 体重 :19.9kg(けたぐり・くさむすびの威力40)
ゆきふらし | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計種族値 | 特性 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Aキュウコン | 73 | 67 | 75 | 81 | 100 | 109 | 505 | ゆきがくれ/ゆきふらし |
バイバニラ | 71 | 95 | 85 | 110 | 95 | 79 | 535 | アイスボディ/ゆきふらし/くだけるよろい |
ユキノオー | 90 | 92 | 75 | 92 | 85 | 60 | 494 | ゆきふらし/ぼうおん |
アマルルガ | 123 | 77 | 72 | 99 | 92 | 58 | 521 | フリーズスキン/ゆきふらし |
キュウコンのリージョンフォームで、唯一のこおり×フェアリー複合タイプ。
ゆきふらしの中では最速で、速やかにオーロラベールを張りつつ霰で相手のタスキを潰すことができる。
ぜったいれいど、アンコールによりターン稼ぎを牽制することも出来、壁構築の先発として理想的な性能を持つ。
ただし、天候特性はその仕様上、素早いことが天候を奪われやすいデメリットにもなりうる。
軸となるオーロラベールは霰が降っていないと不発となるので、天候を奪われると逆に起点にされやすい。
先発として起用することが多い性質上、後出しから天候を奪われるケースも多く、タイプ的にもすなおこし、ひでりに弱い。
あめふらしに対してはフリーズドライで牽制できるが、それでも後出しでオーロラベールを不発にされることには注意。
素早いとはいえ、第八世代ではより素早いポケモンも増えたので上からちょうはつ、後からかわらわりで無効化されてしまうケースもある。
選出する際は相手の構築をよく見て、理想の展開を通せるかどうか見極めておきたい。
ゆきふらしの共通点として、天候により必中のふぶきを主力と出来る為、数値よりはアタッカーとしても適性はある。
とはいえサブウェポンは貧相であり、単にアタッカーを任せるならば素早さは落ちるが他のゆきふらしの方が火力が出る。
アタッカー寄りの運用を狙う場合でも、オーロラベールを始めとする変化技を幾らか搭載しておいた方が動きやすいだろう。
第八世代ではソーラービーム、ウェザーボールを習得。ゆきふらしとの相性は悪いがダブルならサブウェポンとして採用可能。
一方でいたみわけ、どくどく、こおりのいぶきは剥奪、めざめるパワーは技自体が消滅。
元々本人の性能はゆきふらし+オーロラベールのコンボにあるので、その両立について変化は無く運用は然程変わらない。
ただし、他のゆきふらし持ちが軒並みオーロラベールを習得。同特性中で最速なので差別化は意識する必要が無いが、
鈍足により天候の奪い合いに強いユキノオー、アマルルガ、自主退場技を持つバイバニラとライバルの個性も強力。
また、ラプラスが専用のキョダイマックスにより天候を問わずオーロラベールを張れるように。
他のゆきふらしにも言えることだが、ダイマックス権を残したまま両壁が展開できることを優位点にしたい。
自身はダイマックスとの相性は微妙。天候を奪われた際に強引に霰を再展開できるが、それは相手も同じこと。
技範囲が広くないのでダイマックスエースとしての適性は頼りない。
豊富な補助技も使えなくなるので、基本的にダイマックス権は本命のエースに渡したいところ。
特性考察 [編集]
- ゆきがくれ
- 通常特性。あられの時に回避率が上がるが、耐久が低いが故にあられを降らせる前に先制技で落とされる危険性も高い。
天候も5ターン制限があり、仮にゆきがくれが発動したとしてもとにかく不安定。
ダイアイスの登場で前作よりは使いやすくなったが、やはり耐久力も回復技もないAキュウコンで回避戦法を採る意義は薄く基本的に候補外。
- ゆきふらし
- 隠れ特性。アローラキュウコンの採用理由であり、基本はこれ。
場に出ただけであられを降らすことができ、オーロラベールをすぐに張ることができる。
素早さが高いので天候始動特性持ちとの奪い合いには弱いが、逆に考えればダイマックス技で上書きされる前に壁を張りやすいとも言える。
技考察 [編集]
攻撃技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 | |
---|---|---|---|---|---|---|
ふぶき | 氷 | 110(165) | 70 | 凍り10% | タイプ一致技。霰下で必中だが天候変化に注意。 | |
れいとうビーム | 氷 | 90(135) | 100 | 凍り10% | タイプ一致技。威力は劣るが天候に依存しない。 | |
フリーズドライ | 氷 | 70(105) | 100 | 凍り10% | タイプ一致技。威力は低いが水タイプにも抜群。 ペリッパー等の雨パ勢に。 | |
ムーンフォース | 妖 | 95(142) | 100 | 特攻↓30% | タイプ一致技。性能安定。 | |
あくのはどう | 悪 | 80 | 100 | 怯み20% | エスパー・ゴーストに抜群で炎・鋼にも等倍。 | |
イカサマ | 悪 | 95 | 100 | 相手A利用 | A無振りでも使える。 | |
じんつうりき | 超 | 80 | 100 | 怯み10% | 対毒。 | |
サイコショック | 超 | 80 | 100 | - | 対毒。サイコキネシスは覚えない。 | |
ぜったいれいど | 氷 | - | 30 | 一撃必殺 | 耐久型対策。オーロラベールと併せると試行回数を稼ぎやすい。 氷タイプとがんじょうには無効。からぶりほけんは発動しないので注意。 | |
こおりのつぶて | 氷 | 40(60) | 100 | 優先度+1 | 威力は期待できない。タスキ潰しならゆきふらしでよい。 パルシェンやツンベアーなど氷タイプピンポイント気味。 | |
変化技 | タイプ | 命中 | 解説 | |||
オーロラベール | 氷 | - | 味方の耐久を強化。ひかりのねんどとあわせて あられの時にしか張れないため、天候の上書きやノーてんきには注意。 | |||
ミストフィールド | 妖 | - | サポート用。竜の弱体化や状態異常封じに。 | |||
わるだくみ | 悪 | - | 特攻を強化。ベールや起点作りの補助技とあわせて。 | |||
めいそう | 超 | - | 特攻・特防を補強。特殊アタッカーとの撃ち合いに。 | |||
あまえる | 妖 | 100 | 攻撃↓↓。ダイウォールとしても。 | |||
さいみんじゅつ | 超 | 60 | 起点作りに。命中率は低いが、当たれば強力。 | |||
アンコール | 無 | 100 | 起点作りに。素早いので使いやすい。 | |||
かなしばり | 無 | 100 | 起点作りに。アンコールとあわせて。 | |||
あまごい | 水 | - | 偽装雨パの始動に。フリドラ+ウェザボで技範囲も広い。 | |||
ふういん | 超 | - | ダブル用。まもる・ふぶき・アンコール・さいみんじゅつ等を封じる。 | |||
こらえる | 無 | - | ダイマックス枯らしや霰のダメージ稼ぎに。 |
ダイマックス技考察 [編集]
使用率・採用率の低い技 |
型考察 [編集]
起点作り基本型 [編集]
特性:ゆきふらし
性格:おくびょう
努力値:HS252 or CS252ベース
持ち物:きあいのタスキ/ひかりのねんど/だっしゅつボタン/つめたいいわ
確定技:オーロラベール/ふぶきorフリーズドライ(両立可)
選択技:ムーンフォース/ぜったいれいど/アンコール/さいみんじゅつ
霰によるタスキ潰しを含めた削り性能とS109の速さで開幕から両壁を張れるのは大きな個性。
ぜったいれいどやアンコールを覚えるため自身が起点にされにくいのも採用価値が高い。ただしどちらもダイマックスには無効。
原種と異なりおきみやげは覚えない。
持ち物は確実な役割遂行を重視してきあいのタスキが安定。
先発での起点作りに拘らずサイクル戦も意識するなら、リターンを重視してひかりのねんども選択肢。
努力値はタスキならCS、それ以外なら調整。
C全振りだとフリーズドライでH振りウォッシュロトム確2、ムーンフォースで無振りドラパルト乱1(霰込みで確殺)と意外に火力がある。
耐久はH132振りで無補正C振りドラパルト@珠のだいもんじ確定耐え。メガネだとH全振りでも乱1。
後続にパッチルドン等を控えさせるなら、隙を見せない為のだっしゅつボタンが使い易い感じだったけど候補にどうだろう。
↑ありだと思う つめたいいわとの選択かな
↑とりあえず追加。一概に起点作りと言っても壁張りメインとか霰パ始動型とか色々ある。前者ならラプラスでもできるけどダイマ枠消費するしね。
特殊アタッカー型 [編集]
特性:ゆきふらし
性格:おくびょう
努力値:CS252
持ち物:きあいのタスキ/いのちのたま/こだわりメガネ
確定技:ふぶき
優先技:フリーズドライ
攻撃技:ムーンフォース/あくのはどう/サイコショック/こごえるかぜ/ぜったいれいど/こおりのつぶて
変化技:めいそうorわるだくみ/さいみんじゅつ/かなしばり/オーロラベール/アンコール
サポート型の印象を利用したアタッカー型。バンギラスやカバルドンなどを先発に誘導させやすい。
そこを他で狩った後、必中のふぶき+霰のスリップダメージで火力を出すことを狙う。
とはいえC振り@メガネでもH振りヌメルゴンを落とせない程度の火力しか出ないので、
アタッカー軸の運用を想定する場合でも、ある程度変化技を採用しておいた方が動かしやすい。
いずれにせよCSタスキでふぶきを2回撃つだけなら上の起点作り型でもできる。
こちらは火力を出す前提で、積み技やサブウェポンを持たせる点が肝。
ムーンフォースについて |
【ダブル】壁張りサポート型 [編集]
特性:ゆきふらし
性格:おくびょう
努力値:S252 HorC252
持ち物:きあいのタスキ/ひかりのねんど
確定技:オーロラベール
優先技:ふぶき
攻撃技:ムーンフォースorマジカルシャイン/フリーズドライ/こごえるかぜ/ぜったいれいど/こおりのつぶて
変化技:あられ/さいみんじゅつ/かなしばり/アンコール/まもる
オーロラベールを張り、ダメージレースを有利に進めるのが役目。
他にもこおりのつぶてで味方のじゃくてんほけん発動、S109からのさいみんじゅつやアンコールで相手の妨害などできることは多い。
きあいのタスキを持たせるならHPではなく特攻を伸ばすのもあり。C252ふぶきでH振りトゲキッスをあられ込みで確2。H振りチョッキゴリランダーはあられ込みで78%の高乱2だが、GFによる回復で実質23%に下がる。
相手の天候特性持ちを強烈に誘うので、パーティ単位で対策は必須。あえて控えに置き、相手の天候特性が場にいるときに味方のとんぼがえりなどで繰り出せば上書きできる。
対キュウコン(アローラのすがた) [編集]
- 注意すべき点
- わずか1ターンでタスキ潰しとオーロラベール張りをこなし、後続の起点を作られてしまう。
ぜったいれいど、アンコールがあるので時間稼ぎは許されない。素早いのでいたずらごころでもない限りちょうはつも決まりにくい。
必中ふぶきやムーンフォースによりドラゴンに強く、アタッカーとしても侮れない。
天候上書き&フリーズドライにより雨パ対策にもなる。
- 対策方法
- 鋼4倍なのでバレットパンチで先制確1。エースバーンやドリュウズ@スカーフで上から殴るのも良い。
天候始動特性持ちならバンギラスがおすすめ。ムーンフォースでじゃくてんほけんを発動させてもらえる。
最悪壁を張られてもかわらわりやサイコファングで破壊できるしすりぬけや急所技で貫通もできる。
また壁張って交代する2ターンはこちらも自由に動けるのでステロを撒くなりみがわりを張るなりしてやればいい。