レイスポス - ポケモン対戦考察まとめWiki|第八世代(ソード・シールド)

レイスポス [編集]

No.897 タイプ:ゴースト
特性:くろのいななき(相手を倒すと特攻が上がる)
体重:44.5kg(けたぐり・くさむすびの威力60)
高速特殊霊HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
レイスポス100656014580130580くろのいななき
ドラパルト881207510075142600クリアボディ/すりぬけ/のろわれボディ
ズガドーン531275315179107570ビーストブースト
ゲンガー60656013075110500のろわれボディ

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)ゴースト/あく
いまひとつ(1/2)どく/むし
いまひとつ(1/4)---
こうかなしノーマル/かくとう

第八世代の単ゴースト。禁止級伝説であるバドレックスフォルムチェンジさせるのに必要。
レイスポス自身は準伝説であり、ランクバトルに出場可能である。

性能は典型的な速攻特殊アタッカーで、特攻・素早さの数値は禁止級伝説のムゲンダイナと同値。
種族値だけ見ればゲンガーの完全上位互換であり、HPのお陰で耐久もそれなりにある。
専用特性のくろのいななきは敵を倒すと特攻があがる、じしんかじょうの特攻版。
特殊技による抜き性能に特化しており、爆発力は相当なもの。

一方で技範囲は劣悪そのものであり、使用できる特殊技は僅か10種類。
更に一致以外のタイプはあくじめんノーマルのみという範囲の狭さである。
あくはゴーストと抜群範囲が被り、技の威力も低い。ノーマルは弱点を突けない。
じめんは攻撃範囲は良いが技が低威力のマッドショット止まり。このため抜き性能は特性の発動に強く依存する。
特に実用範囲であるゴースト、あくを両方半減以下に抑えるあくタイプの相手は非常に分が悪い。

幸い補助技は高い素早さと相性の良いかなしばり、おにびを始め、
ちょうはつやみがわり、火力増強のめいそう、わるだくみと悪くないラインナップ。
総じて如何に技を通していくかが重要であり、構築の段階から相手の選出を縛る意識が重要なポケモン。

足りない突破力を上げ、スタートダッシュを切ることが可能になるダイマックスとの相性は悪くない。
ただし一致技のダイホロウの追加効果は防御低下であり、レイスポスの性能と噛み合わない。
一方でダイアークとの相性は良い。範囲は被るが、ノーマルへの有効打としてもあく技は採用しておきたい。



特性考察 [編集]

くろのいななき
隠れ特性はなく、これのみ。
じしんかじょうの特攻版とも言える性能で、相手を倒せば抜き性能を高められる。
発動後の抜き性能はかなり高いものの発動前の火力に欠けるため、如何に初動で相手を抜くかが鍵。

技考察 [編集]

特殊技タイプ威力命中効果解説
シャドーボール80(120)100特防↓20%タイプ一致技。性能安定。
たたりめ65/130
(97/195)
100-タイプ一致技。敵状態異常時にレイスポスの最大火力になる。
おにびと合わせて。
あくのはどう80100怯み20%ゴーストと抜群範囲が被るが、ノーマルに有効。
バークアウト5595特攻↓100%主にダブルでの味方サポート用。
速いので先手を取って相手の火力をそぐことが可能。
音技なのでみがわり貫通&のどスプレー対象。
マッドショット5595素早さ↓100%対鋼。威力は低いが攻撃範囲はまともなサブウエポン。ダイアースにも。
さわぐ90100行動固定
睡眠無効
あくびケアにはなるが行動固定が痛すぎる。
音技なのでみがわり貫通&のどスプレー対象。
はかいこうせん15090次ターン行動不可範囲重視。ダイアタックにも。敵が状態異常でない場合のレイスポス最大火力。
物理技タイプ威力命中効果解説
イカサマ95100-A無振りでも使える。物理アタッカー相手に。
ダイホロウと相性良好。
じならし60100素早さ↓100%ダブル用。高速で味方のじゃくてんほけんを発動させるためのもの。
ねこだまし無効かつ高速、低攻撃のため発動させやすい。
相方はメタグロス、禁伝ありならソルガレオなど。
サイコカッター70100急所率+1ミミッキュ用のダイサイコ前提。
変化技タイプ命中解説
くろいきり-積みをリセット。自身のC上昇もリセットされるので使いどころは考えるべし。
おにび85物理アタッカーを機能停止させる。たたりめとの相性が良い。
かなしばり100苦手な悪技や霊技を封じる。メンタルハーブとあわせれば挑発封じも。
素早さが高いので決めやすい。
わるだくみ-隙を見て積めれば抜き性能の向上が見込める。
めいそう-それなりにある特殊方面の耐久力をあげつつ火力向上。
ちょうはつ100補助技対策で、速いので決めやすい。
みがわり-ダイマックスの時間稼ぎや補助技回避、かなしばりとのコンボ等用途の広い汎用技。

ダイマックス技考察 [編集]

ダイマックス技元にする技威力効果解説
ダイホロウシャドーボール130(195)相手:B↓メインウェポン。追加効果はイカサマを採用しない限り恩恵は薄い。
たたりめ120(180)相手が状態異常の場合、元技の方が威力が高くなる。
ダイアークあくのはどう130相手:D↓ゴーストと範囲が被るが追加効果が優秀。主に高耐久ノーマルタイプに。
ダイアースマッドショット110味方:D↑威力はやや低めだが追加効果も範囲も優秀。
ダイアタックはかいこうせん150相手:S↓霊が通りにくい相手に。一度使えばほとんどの相手を抜ける。
ダイサイコサイコカッター120場:PFミミッキュピンポイント。かげうちを封じつつ皮をはがすための技。
物理技のため威力は期待できない。
ダイウォール変化技-まもる相手のダイマックス切れを狙う。

型考察 [編集]

特殊アタッカー型 [編集]

特性:くろのいななき
性格:おくびょう/ひかえめ
努力値:CS252
持ち物:きあいのタスキ/いのちのたま/こだわりメガネ/こだわりスカーフ/ラムのみ
確定技:シャドーボール
選択技:マッドショット/はかいこうせん/あくのはどう/イカサマ
変化技:おにび/ちょうはつ/みがわり/わるだくみ/かなしばり

種族値に沿った特殊アタッカー型。
特性のおかげで抜き性能は高いが、素のままだと一致技の威力の関係上火力はそこまで出ない。技範囲が狭いのも難点。
上手くわるだくみを積む、ダイマックスで技威力を補う等、運用には多少工夫が必要になるだろう。

試合開始前にレイスポスが見えている時点で絶対に何かしらの全抜きストッパーは用意されているはずなので、試合序盤でのレイスポス全抜きは困難。
極端に貧相な技ラインナップであるため撃破後にも交換を強いられることも多く、目の前の敵を倒すためだけにダイマックスを切ると、死に出しでバンギラスガラルファイヤーなどを繰り出され逆に苦しくなることも。
「相手はどうやってレイスポスを止めるつもりなのか?」を先読みして展開していくか、中盤から終盤にかけての一掃を任せるかよく考えて立ち回ること。

耐久ベース型 [編集]

特性:くろのいななき
性格:おくびょう
努力値:Sを高めにしつつHBD調整(下記参照)
持ち物:たべのこし/オボンのみ
確定技:シャドーボールorたたりめ/めいそうorわるだくみ/おにび
優先技:ちょうはつ/みがわり
選択技:マッドショット/あくのはどう/バークアウト/イカサマ/かなしばり

Cは無振りでも特化ドラパルト程度にはあるので、高い素早さとそこそこに高い特殊耐久を活かして耐久ベースで使う型。
物理は鬼火で誤魔化しつつ、特殊相手にはめいそうを積む。
ちょうはつ、もしくはみがわりを持たせることで先発の起点要員に対して強く出られるようになる。

ノーマルおよび悪タイプ対策に何か攻撃技も入れたくはなるが、火力を削って耐久に回している都合上、ゴースト半減以下は通常の型より更に苦手になっている。
なので無理にレイスポスでどうにかしようとするより素直に交換したほうがいい。

Hに124振ることでHP実数値が191となり、天候などの定数ダメージの効率的に最も無駄がなくなる。オボンを持たせる場合などに。
みがわりを多用する場合などたべのこしの最大効率の16n+1を狙う場合、Hに140振れば実数値193になる。BやDに厚く振る場合は12振りで実数値177。

・調整の例
臆病A最低値個体にH140-B92-C44-D4(端数)-S228(残り)
敵が火傷時にタイプ一致イカサマを身代わりが確定で耐える&陽気ドラパルトのハチマキアローを確定で耐える物理耐久と、
H4振りドラパルトをシャドーボールで確定撃破可能な火力と(D4振り相手にはC52が必要)、
準速ドラパルトおよび最速マニューラを抜ける素早さの3つを確保することが可能。
C36にすると最低乱数以外一発になるのでどこかに回したい場合は選択。
わるだくみを積めるのなら突破力は上がるが、耐久ベースの型とは少し噛み合わない。


対レイスポス [編集]

注意すべき点
ゴーストではシャンデラと並ぶ特攻、130族の素早さ。
パーティにゴーストの一貫性があると全抜きの可能性も。
特殊耐久は高めで、無振りでも一致等倍や不一致弱点程度なら耐えてくる。
対策方法
技範囲がひどく狭いため、まずは悪やノーマルを選出して安易な全抜きを防ぐことが重要。
また特殊な条件抜きのタイプ一致最大火力が威力80のシャドーボールなので、ランク上昇がない状態であればそこまで火力はない。

技があまりに貧相なこともあり、おにびやちょうはつ、かなしばりなどの搦め手を持っていることも多い。
ゴリ押すためにわるだくみやめいそうで能力を上げてくることもあるため、高火力で素早く処理すること。

高耐久かつ悪タイプのバンギラスに対してはおにびか低火力のマッドショットくらいしか有効打がないため、対策としてはかなり有効。
ただしH252振りの場合C2段階上昇の珠ダイアースで砂嵐込でも確1になるので、わるだくみを積む隙は与えないように。
高特殊耐久を持つガラルファイヤーでも簡単に止められる。ダイアタックで誤魔化すくらいしか有効な手段はない。

外部リンク [編集]