アルティメットファイナル - ポケモン対戦考察まとめWiki|第八世代(ソード・シールド)

アルティメットファイナル [編集]

2022年10月に開催される公式インターネット大会、およびそこで使用される特殊ルール。



エントリー期間 [編集]

2022年10月13日(木)~10月28日(金)8時59分

開催期間 [編集]

2022年10月28日(金)9時~31日(月)8時59分

結果発表 [編集]

2022年11月上旬予定

バトル形式及びルール [編集]

  • 基本的な仕様は「ダブル」に準ずる。
  • 対戦時に自動的にレベル100になる。
  • 時間制:持ち時間制
    • 1試合の持ち時間:最大7分
    • 対戦に出すポケモンの選択時間:90秒
    • 1ターンあたりの選択時間:45秒
  • 1日あたりの対戦可能回数:15戦
    • 残った対戦数は、翌日以降に繰り越して対戦可能。
  • 図鑑No.が同じポケモンを、複数出場させることができる
  • 複数のポケモンに、同じ道具を持たせることができる

使用可能ポケモン [編集]

ルール考察 [編集]

6vs6のダブルバトルで剣盾に登場する禁止級含む全てのポケモンが使用可能なルール「シリーズ13」に同種・同アイテム使用可能なルールを追加したものとなる。

幻ポケモン入手法 [編集]

  • ミュウ
    ピカブイのセーブデータがあるアカウントでBDSPをプレイし、ソノオタウンのマダムから貰う。

  • セレビィ
    VCクリスタルで殿堂入り後にコガネシティのポケモンコミュニケーションセンターでジーエスボールを貰い、ウバメの森の祠で出現。
    2022年8月30日(火)13:30以降ニンテンドー3DSのニンテンドーeショップで残高追加ができなくなったが、
    3DSとSwitchのアカウントを連携すればSwitchアカウント経由で残高追加は可能。VCの購入は2023年3月28日(火)8:59まで可能。

  • ジラーチ
    剣盾のセーブデータがあるアカウントでBDSPをプレイし、ソノオタウンのジェントルマンから貰う。
    2022年映画特典としてシリアルコードが配布された(2022/8/19~無くなり次第終了)。

  • ケルディオ
    剣盾(DLC)でコバルオンテラキオンビリジオンを全て捕獲して手持ちに入れ、ボールレイクの湖畔にある鍋の付近でキャンプしカレーを作ると出現。

  • マギアナ
    通常個体:SM、USUMで殿堂入り後に島スキャンで2016年映画特典のQRコードを読み込み、ハウオリシティのショッピングモールで貰う。
    500年前の姿:図鑑No.1(フシギダネ)~890(ムゲンダイナ)の幻を含めたポケモンをHOMEの図鑑に登録するとスマートフォン版HOMEのふしぎなおくりものに配信される。

  • メルメタル
    通常個体:GOで「ふしぎなはこ」を使用しメルタンを捕獲し、「メルタンのアメ」を400個集めて進化させる。
    キョダイマックス個体:GOとHOMEを連携しHOMEにポケモンを転送するとスマートフォン版HOMEのふしぎなおくりものに配信される。

  • ビクティニゲノセクトディアンシーボルケニオンマーシャドーゼラオラザルード
    現時点では本編ソフト内で確実に入手できる手段が存在しない。
    GO産の伝説・幻ポケモン(メルタン、メルメタルを除く)は、そのポケモンの入手済みフラグを持つセーブデータにしか送ることができない。

要注意ポケモン等 [編集]

幻ポケモン [編集]

  • マーシャドー
    タイプ一致のゴースト&格闘の攻撃範囲で全てのポケモンに等倍以上をとれる。
    更に専用技シャドースチールで上がった能力ランクを奪えるため、積み戦法を逆に利用されてしまうので要警戒。
    技の仕様上、みがわりも貫通されるため誤魔化しが効かない点も留意。
    本環境で種族値の暴力に耐えられるノーマルポリゴン2くらいしか存在しないため、シャドースチールの通りは非常に良好。
    おにびの習得やテクニシャン補正が付いたかげうちも強力で、イベルタルウーラオス共にふいうちを透かされる。
    高速低耐久の種族値のためきあいのタスキを持っていることが多く、それと相性がいいカウンターも使える。
    タスキを所持していれば様々な型のザシアンにも対処できる。ゴーストであるためでんこうせっかが無効。

  • ジラーチ
    鋼・エスパーの複合を持つ幻ポケモン。麻痺による25%の行動不能+特性「てんのめぐみ」アイアンヘッド(しねんのずつき)による「まひるみ戦法」が強力。
    ただしダイマックス相手には怯み無効のため、従来よりはまひるみループから脱し易くなっている点は留意。
    何匹も出せるルールだと前座にダイマックスを枯らされ、まひるみループで耐久型も不利な状況になるため、プレッシャーや怯み無効の特性での対策が必要。

  • ボルケニオン
    唯一の炎と水の複合タイプを持つポケモン。
    特性ちょすいにより本来等倍の水技を吸収できるため、こだわりアイテム持ちカイオーガへの対策の回答のひとつ。
    ただし、こちらからの対抗手段も乏しく、相手のカイオーガのかみなりで弱点を突かれてしまう点は注意が必要。
    また、ザシアンの一致技を両方半減以下にでき、物理耐久も高め。
    ワイルドボルトで弱点を突かれる可能性はあるものの、こちらは一致弱点で攻められるので基本的に有利。
    専用技のスチームバーストは命中とPPに不安が残るがねっとうより威力が高く、物理型のポケモンの後出しを抑制できる。
    タイプ上、何匹も出せるルールだと、ダイマックスなどで晴れと雨、どちらかの天候にしてくるか判別できないほどの性能になる。

  • ゼラオラ
    禁止級の中では剣王ザシアンに次ぐ素早さ種族値143を誇る幻のポケモン。
    電気単としては珍しくサブウェポンが豊富だが、補完として優秀なれいとうパンチは覚えない。
    また種族値配分は高速両刀型であり、育成方針次第でやや無駄が目立つ配分と言える。
    本ルールにおいてこのポケモンの真価は、特性ちくでんによりレジエレキカイオーガの電気技に対して無償降臨を狙える点にある。
    特にザシアンやカイオーガの対策としてボルケニオンを登用する場合、サブの電気技が来そうな場面で繰り出していけるのは大きい。
    ただしボルケニオン共々地面が一貫して弱点であるのは厳しく、そこを考慮するなら地面無効の霊獣ボルトロスを採用する選択肢もある。

  • メルメタル
    HP、攻撃、防御が非常に高い鋼単タイプの幻ポケモン。その代わり特防と素早さは低い。
    特性てつのこぶしにより専用技ダブルパンツァーの威力がさらに上がり、サブウェポンのかみなりパンチ、れいとうパンチも威力90に。
    トリックルーム化ではほとんどのポケモンに先手が取れ、ダブルパンツァーのひるみ効果+連続攻撃によるタスキ貫通効果を遺憾無く発揮できる。
    専用のキョダイマックスを有し、キョダイユウゲキによるいちゃもん効果付与で弱点攻撃の連続使用を防げる点が鋼の多耐性と噛み合っている。
    ただしキョダイマックス個体はプレシャスボール固定かつ他のメルメタルにダイスープを使用することもできないため、出した瞬間所持の有無がバレる点に注意。
    複数出せるルールだとダイマックス・キョダイマックス、どちらで攻めてくるか判別できないため、他の弱点攻撃技も入れておくといい。

  • ミュウ
    種族値ALL100の元祖幻ポケモン。全てのわざマシン、わざレコード、鎧の孤島教え技を覚えることができ、他のポケモンでは不可能な技構成を実現できる。
    一方で、禁止級の中では平均程度の耐久、低めの攻撃と特攻と、数値面では中途半端であり、タイプと特性も微妙な点が他のポケモンに見劣りする。
    どうしても1匹のポケモンにこなしてほしい役割があり、なおかつ他のポケモンでは不可能な技構成である場合の穴埋め枠としての採用が主になるか。
    また「へんしん」で役割を強引に切り替えることが可能。「かわりもの」よりは使いづらいが、積んだ相手をコピーして場に残すことができたら美味しい。
    マーク制限により回復技がいのちのしずくかねむる程度しかないため耐久型は弱体化。

  • マギアナ
    鋼・フェアリーの複合を持つ幻ポケモン。専用特性のソウルハートによってダブルバトルへの適性が非常に高い。
    上がった特攻から放たれるフルールカノンは強力。特性との噛みあいがよくデメリットが気になりにくい
    さらに禁止級では遅めのS65に加え自力でトリックルームを使える。
    相方のこのゆびとまれによって確実にトリルを張りつつ特攻を上げる動きはマギアナならではの強力なセットプレイ。

禁止級伝説ポケモン [編集]

  • カイオーガ
    対策必須ポケモン。こだわりスカーフ+雨+しおふき。主な対策はゴリランダートリトドン
    ダブルではトルネロスと組ませることで必中暴風による草対策や先制おいかぜ等のサポートを受けられる。
    同種を出せるルール上、苦手な相手に対処できる技・アイテムをそれぞれ搭載可能なのも意識しておきたいところ。

  • ゼルネアス
    対策必須ポケモン。パワフルハーブ+ジオコントロールに加え、ダイマックスによるふきとばし・ほえる対策も完備。
    ダイフェアリーを展開されると状態異常も通用しなくなる。主な対策はメタモン・クリアスモッグ・くろいきりなど。
    鋼タイプはきあいだまに注意。
    ダブルではジオコントロールからのマジカルシャインが脅威。じこあんじで相方も強化可能。
    なおダブルでは補完として攻撃範囲の優秀なグラードンを採用することが可能になっている。

  • ザシアン
    対策必須ポケモン。ふとうのけん+つるぎのまいによる全抜きが強力。S148と非常に素早く、すべてのドラゴンを上から叩ける。
    竜王戦ではつるぎのまいを積ませるために粘土持ちラプラスと組ませる構築が見られた。
    じゃれつくを外してワイルドボルト・インファイトを両採用する型も一定数存在。こちらの場合ホウオウで受けにくくなる。
    剣王は持ち物が固定のため、スカーフ持ちの最速83族・準速96族以上のポケモンなら上を取れる。
    いたずらごころによるおにび・でんじはなどの妨害もある程度有効。
    同種が複数出せるため、スカーフ勇者型やヌケニン対策の「ほのおのキバ」「かみくだく」等普段は採用されにくいものも意識する必要がある。

  • ザマゼンタ
    特性込みで非常に堅牢な物理耐久と、最低限の火力・なかなかの素早さを併せ持つバランス型のポケモン。
    攻撃技のレパートリーが今一つでありエース適性では他の禁止級に見劣りするが、禁止級の複数採用が前提の本ルールでは補完枠としての活躍に期待できる。
    多耐性と高耐久から繰り出し性能が非常に高く、不一致弱点くらいではまず一撃で落ちることがないので、純粋な殴り合いではかなりの安定感を持つ。
    何匹も出せるルール上、アタッカーで攻めてくるか起点作りしてくるか判別できない性能なのでちょうはつやふういんなどでの対処は必須。

  • ムゲンダイナ
    伝説ドラゴンでは最速となるS130。専用技ダイマックスほうの効果でダイマックスによる確定数ずらしが効かない。
    一致毒技があるため、ザシアン以外のフェアリーを受け出しするのも危険。
    かなりの耐久力と再生回復・両壁・コスモパワー・一致どくどくを持ち、耐久型が一定数存在する。これによりメタモンの受け出しも不安定。
    タイプ耐性により猛毒で崩すことができず、伝説エースは特性のプレッシャーでメインウエポンのPPが枯らされる恐れも。
    弱点自体はメジャーであり、上から一致弱点で殴る手段があれば早期決着も不可能ではない。
    特に耐久型は上からのちょうはつで機能停止させるのも良いが、何匹も出せるルールにおいてアタッカー型で奇襲される可能性があるので注意。

  • イベルタル
    一致ダイジェットとダークオーラ補正が乗ったダイアークは脅威。
    通りの良い一致技と優秀なサブウエポンを習得可能なため安全に後出しできるポケモンは数少ない。
    欠点は積み技がない点。火力強化は専らじゃくてんほけんで行うため極力発動させないよう立ち回る必要がある。
    また、アタッカーとは限らずみがわり+はねやすめなどによる耐久・サポート型もあり、とんぼがえりによるサイクルを回してくる可能性が高い。

  • 日食ネクロズマ
    ゼルネアスに強く出られる重火力アタッカー。特性により弱点技を3/4に抑えられるためじゃくてんほけんとの相性が良い。
    積み技はりゅうのまい・つるぎのまい・ボディパージとある程度揃っている。また、トリックルーム下では多くの禁止級の上を取れるためトリルエースとしても優秀。
    でんじは・ステルスロック等の補助技も揃っており、あさのひざしを活かした耐久型も可能。
    確1で撃破するのは困難なため対策しにくいが、じゃくてんほけんを発動させない立ち回りや火傷により最小限の被害で処理できる。
    また、弱点保険を逆手に取るイカサマも有効。ただしタイプ受けできるポケモンぐらいしか突破することは難しく、数が限られる。

  • バドレックス黒馬
    ザシアンをも追い抜くS150の高速アタッカー。技範囲は狭いものの、やどりぎのタネやわるだくみ、バトンタッチ等補助技はある程度揃っている。
    シングルでも活躍できるスペックはあるが特に脅威となるのはダブル。
    くろのいななきの発動を許せば範囲攻撃のアストラルビット、サイコフィールド下のワイドフォースで一掃される。
    主な対策はふいうち、かげうち、イカサマ、ワイドガード。追い風やスカーフなどで上を取って悪、ゴースト技。

  • バドレックス白馬
    禁止伝説最遅であるS50の鈍足超高耐久アタッカー。技範囲もそこそこ広く、トリックルームまで覚えてしまう。
    またこおりタイプではあるものの、鈍足であることを除けばCが控えめなことから種族値のバランスが良い。
    シングルでも活躍できるスペックはあるがやはり脅威となるのはダブル。
    しろのいななきの発動を許せば範囲攻撃のブリザードランスで一掃される。
    主な対策はワイドガード、上から晴れ補正の炎技を撃つ、鬼火や威嚇など。

  • ジガルデ
    特性込みで全ポケモン中最高の総合耐久指数を持つ。
    ふしぎなまもり以外に無効化手段のないサウザンアロー一本で十分に戦えるため、補助技を手広く搭載できる。
    でんき以外に通る高性能麻痺技のへびにらみをはじめ、くろいきり・しんぴのまもりなどサポートに有用な技もいくつか持つ。
    とぐろをまくやダイアースで耐久を補強することで、たべのこしと併せて不落の要塞と化すことも。
    サウザンウェーブによる拘束・コアパニッシャーによる特性の無効化などを絡め、突破ではなく時間稼ぎによる判定勝負に持ち込まれる危険もある。
    高耐久はその圧倒的なHP量に依存するため、メタモンのへんしんでは模倣できない点も優秀と言える。
    同種を出せる環境だと、対ヌケニンのかみくだくや岩技の搭載率が高くなりやすい。

  • ホウオウ
    非常に高い特殊耐久力とせいなるほのおによる物理への牽制、特性さいせいりょくを併せ持ちサイクル戦適性が高い。
    数が多いザシアンの一致技+格闘技に耐性を持ち、耐久に振った個体がメタ側として採用数を増やしている。じこさいせいによる継続的な受けも可能。
    禁止伝説アタッカーとしては火力が控えめだが、一致技+じしんの技範囲は広く、ほのお・ひこうともにダイマックス技にしたときの恩恵が大きい。
    素早さが遅いのは明確な弱みであり、いわタイプの技を4倍弱点とするため、先に動ける物理アタッカーなら大きな負担を掛けられる。
    ステルスロックにより自慢のサイクル性能を大きく制限することができるが、現状あつぞこブーツ持ちが8割以上とかなり多いので注意。
    はがねやドラゴンとの相性補完に優れている点も頭に入れておきたい。
    本ルールで対物理相手へのやけど技+あつぞこブーツ+さいせいりょく持ちを何匹も入れることで突破できない状況を作ることができる。

準伝説ポケモン [編集]

  • サンダー
    カイオーガと組ませての必中ぼうふうやかみなり。カイオーガイベルタルの対策要員としても優秀。
    何匹も出せるルール上、みがわり+はねやすめによるバトンサイクルも可能。

  • ランドロス(霊獣)
    電気の一貫性を切りつつ、ようきA252地震で無振りザシアンをぴったり確1。
    きょじゅうざんは無振りでも耐えるため対面から殴り勝つことが可能。
    一度ダイジェットを積めばカイオーガも抜けるため相手の電気や物理を起点に剣舞からの抜きエースとしての素質もある。
    何匹も出せる今回のルールだといかく+とんぼがえりで物理アタッカーを弱体化へ追い込むことも可能なので氷技+特殊アタッカーで早期決着を付けたいところ。

  • レジエレキ
    使われることの多い禁止級伝説相手に電気の通りが良い。
    無補正4振りだけで最速ザシアン、無補正116振りorS補正無振りでスカーフカイオーガの上を取り高火力電気技で攻めることが可能。
    高火力に加え壁張りもできるのでこちらのポケモンの積みの起点も作れる。
    ダブルバトルではエレキネットによる素早さ操作も脅威となる。

  • ウーラオス
    同種を構築できる本ルール上、一撃の型か連撃の型なのか判別できない性能を持っている。
    特にふかしのこぶしという接触技であればまもるを無視して攻撃できる特性を持ち、確定急所もある生粋のアタッカー。
    一撃の型はダイジェット環境において高い採用率の貴重なかくとうタイプのポケモンでもあり、ゴーストタイプで止まらない一致あく技が優秀。
    あくタイプなのでいたずらごころからの補助技を貰わないところも評価点。
    ふいうちもあるため、やることは決まっているが相手にし辛いポケモンと言える。
    キョダイマックスもあり、キョダイマックス技はフェイントを除いてダイウォール中でもまともなダメージを与える唯一の効果がある。
    まもるが多様されるダブルではシングル以上の使用率を誇る。

通常ポケモン [編集]

  • メタモン
    相手の禁止級伝説に変身してしまえる。特にザシアンの攻撃力上昇を逆に利用しスカーフで上を取れるのは特筆に値する。
    一方で事前のみがわりや、ふういんなど、対処方法も少なくないため、必ずしもザシアン対面なら勝てるわけではない。
    また耐久ムゲンダイナなど、変身がそもそも刺さらない禁止伝説も苦手な相手。
    禁止級に変身後もダイマックス使用可能であるが、ザシアンザマゼンタムゲンダイナに変身した場合はダイマックスできない。

  • ミミッキュ
    1ターン行動保証が禁止級相手でも有用。ダイジェット対策のトリックルームも始動可。
    ただしイッシュ3龍の特性やアローラ禁止級の専用技によりばけのかわを貫通される。
    ザシアンが非常に多く殴り合うのはほぼ無謀なため搦め手メインでの運用になるか。
    幻ポケモンには強力なエスパータイプが多く、その弱点を突ける。
    構築に2匹以上いてもおかしくない対策必須ポケモン。

  • ヌケニン
    有効打を持たない禁止級には滅法強い。特にカイオーガゼルネアスジガルデバドレックス白馬は何もできないことが多い。
    ただし禁止伝説にはターボブレイズ・テラボルテージやアローラ伝説の専用技など特性を貫通する特性や技を持つものも多いので注意したい。
    ヌケニンが流行した場合、げんしのちからやいわなだれが採用される可能性はあるため環境の変化に注視しておきたい。

  • ゴリランダー
    通りの悪いくさタイプとは言えグラススライダーとグラスメイカー(フィールド)を両立し、ファイアローのブレイブバードと同クラスの火力が先制技で飛んでくる。
    6世代と同様に、この技の解禁でくさが弱点となるタイプのポケモンは一気に動き辛くなった。
    素早さの変化が激しいダブルバトルでも高火力の先制技は使い勝手が良く、A特化フィールド込で無振りカイオーガが確1、強化アイテム込で無振りレジエレキも確1。
    ねこだましや使用者の減ったはたきおとすもあり、器用なポケモンと言えよう。
    また、今回のルールだと同種の控えに交代して上書きされたフィールドを張り直してきたり、スカーフで奇襲される可能性もあり。

  • ガオガエン
    ダブルバトルにおいてランドロスと並び高い採用率を持ついかく枠のポケモン。
    ガオガエンは加えて、ねこだまし、バークアウト、すてゼリフを持ち、とにかく妨害性能が際立つ。
    あくタイプであることもいたずらごころからの補助技を貰わない点が優秀。
    何匹も出せるルールだと2匹同時に出して攻撃をさらに下げられる上に同種・同特性のポケモンとサイクルを組んでくる。
    後続の禁止級などエースに起点化されないように特殊アタッカーでの対策は必須。

  • エルフーン
    ダブルバトルにおいてトップクラスの使用率、サポート性能を誇る。
    素早さ環境が激変するダブルにおいていたずらごころからの安定した補助技は強力であり、ねこだましがない場合は確実に行動される。
    エルフーンを見た場合は、「おいかぜ」や「ちょうはつ」によるサポート、妨害を警戒したい。
    特に禁止級伝説ポケモンは100族に届かない中速クラスのポケモンが多いため、おいかぜによる素早さ逆転からの攻撃は要注意。
    何匹も出せるルール上、そのままアタッカーで奇襲したり起点作りすることも出来る。

その他 [編集]

  • 両刀・両受け・攻防一体が可能なポケモン全般
    単純に「1種類でなおかつ型が多いポケモン」、ミュウカイリューギルガルドガブリアステッカグヤドラパルトなどが当てはまる。
    これらのポケモンは「物理アタッカー」「特殊アタッカー」「物理受け」「特殊受け」「みがどく耐久」「スカーフ」と型が多く、
    同種を何体も出せる今回のルールだと「6体とも同じポケモンだが型が全然違う」というほぼ無理矢理な戦法も可能である。
    キョダイマックス・フォルムチェンジを持っているポケモンの場合、前者は普通のダイマックスかキョダイマックスでしてくるかという選択肢も増えるうえ、それぞれ前後で動きの違うポケモンもいるため結果的に型が増えることになる。
    勿論弱点は一貫するが、逆に耐性も同じなので対策出来るポケモンがいないと終始悩まされることになる。
    ミュウに至っては「へんしん」や「ミラータイプ」で撹乱してくることも。

  • 通常ルールで強いパーティ
    特殊なルールではあるが、通常ルールで使用可能なポケモン・パーティも全て使用可能であるという点にも注意したい。
    上記の禁止級伝説やそれに強いポケモンたちのみに対策を絞ってしまい、いたずらごころオーロンゲリベロエースバーンなど通常ルールで強いパーティへの対策を怠ると安定した勝利には結びつかない。
    「タスキ・がんじょう+カウンター・ミラーコート」「がむしゃら+先制技」などで強行突破される場合もあるため、ますます無視できなくなる。